消えた乾電池

こんな時ほど、明るく華やかにアレンジして、落ちてゆく気持ちを上げたくなる。



コデマリ、ガーベラ、デンファレ、デルフィニウム（紫）、タマシダ（葉）。









　　 　　 　 　　 　 　　 　









震災後、関東の友人が、乾電池がないと困っていました。
「がってん、私に任せておいて、すぐに送るから」












ところが、震災４日目の３月１５日（火）、梅田の大型量販店へ
乾電池を買いに行くと、完売と言われました。



乾電池の売場は、どのフロアにもあるのですが・・・
どのフロアに行っても、完売、完売、完売でした。












無いと言われると欲しいのが人間の心理。
地元の電気屋さん、コンビニなど探したけれど、全て完売。












関東方面へ送るために、買いあさったのだろうか。
それとも大阪人が、自分のために買いあさったのだろうか。



本当に本当に困っている人たちが大勢いるのに。
大阪の街から、乾電池が消えた。












別の（関東）友人から頼まれていた、携帯電話の充電器も
消えていた。　全て完売。












そして懐中電灯も、１本もなかった。
まさか、まさか、大阪でこんなことが起きるなんて・・・。



大阪は、計画停電するわけでもないのに。
被災地や関東の人に送るためならいいが、自分のためなら情けない。












本当に困っている方たちがいる。　こんな時、買い占めは止めようよ。　
ものが無くなる不気味さ。　焦る気持ちはわかるけれど。












そして１９日（土）、サランラップとシャンプーを買いに行きました。



私は日頃から大人買いする人なので、こんな時でも
トイレットペーパーやティッシュペーパーの在庫がある。












噂のトイレットペーパー、この薬局には、まだあります。












でも買い占めしないように、数量制限の張り紙をしてあります。












関東では、商品の棚が、乾電池の棚みたいに、空っぽなのだろうか。












カップ麺もあります。












これ、完売したら、品薄になるのかな？












関西は、普通の生活ができている。　余震の心配も無い。
困った地域へ、少しでも多く、運んであげてほしいと思う。



私たちも、自粛しなきゃ。　小さな我慢なんて、何でもないこと。
それが今、私たちにできること。