マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男

2011年03月04日 | 映画
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今日のフォト。 
定番ながら、娘のお弁当。



朝6時、目が覚めなくても、言いかえれば意識がなくても、キッチンに立って
火を使いながら、調理している自分を 最近、偉大だと思う。(笑)









                 









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「太平洋の奇跡=フォックスと呼ばれた男」を観てきました。









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太平洋戦争末期のサイパン島。 日本軍は玉砕した。









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その日から512日もの間、戦い続け、アメリカ軍から「フォックス」と呼ばれ
畏れられた一人の日本兵がいた。 その名は、大場 栄大尉(竹之内豊)。









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サイパン島で日本軍玉砕の後、彼は47人の仲間たちと
7万人ものアメリカ兵に立ち向かい、200人の民間人を守り抜いた。









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終戦後も、ほとんど語られることのなかった大場大尉の物語を
日本に出版するという形で伝えたのは、かつて銃を交えた元アメリカ兵。









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彼ら(元アメリカ兵)は、尊敬の念を持って、当時、こう語った。
「大場大尉は、世界中で最も優れた戦士だった」・・・と。









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アメリカ軍、ハーマン・ルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)は、
日本に2年間留学し、日本人魂を良く理解していた。









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彼は何とか山に潜む大場たちを殺さずに済むよう、投降を呼びかける。
帝国軍人としての誇りと、民間人を守りたいという気持ちが揺れ動く。









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結局は、先ずは民間人を投降させる。
そして自らも投降する決心をする。









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投降を決めた時、ルイス大尉に伝えた。



「絶対に投降はしない。しかし帝国軍人は上官の命令は絶対だ。
上官の命令があるならば、それには従う。」



大場大尉は、日本人としての誇りを捨てなかった。









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投降の日、日の丸の旗を掲げ
「椰子(やし)の実」(名も知らぬ遠き島より)を歌いながら、行進してくる。









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キビキビとした動き、米軍司令官に軍刀を差し出す大場大尉。
その姿は、サムライそのもの。









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「死の美学」から「生きる美学」へと、考え直した大場大尉。



心は裏腹であってもここに至り、投降した大場大尉の
胸のうちを思うと、熱いものが込み上げてくる。









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大場 栄大尉。 サイパン戦の激しい戦火の中で
日本にいる、妻・みね子と約600通の手紙を交わしている。



彼の妻への愛情の深さ、またその人柄をも垣間見ることができる。












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