
今日のフォト。
欅(けやき)を見上げれば・・・。
時鳥(ほととぎず) 厠(かわや)半ばに 出かねたり (夏目漱石)
この鳥は、ほととぎすではなく、メジロです。(笑)












さて、昨日の続きです。
柿の木の友人宅から、たくさんいただいて来た柿の行方は・・・。

私は、それを軒下に吊るしました。
こうしておけば、干し柿が出来ると思ったのです。(おバカ・笑)

インターネットで調べればよかったのに、こうすれば出来ると思いこんでいた。
干し柿って、大体が渋柿で、皮を剥いて、吊るすそうですね。
後からお友達に、そのことを聞いて、頭クラクラしました。
干し柿が出来ないなら、この柿を全部外して、お料理に使いましょう。

柿は結構、豊富にお料理に使えます。
マドンナオリジナルの「柿レシピ」を ご参照くださいませ。
マドンナのナイショ話 柿レシピパート1 (柿のマリネ)
マドンナのナイショ話 柿レシピパート2 (柿の白和え)
マドンナのナイショ話 柿レシピパート3 (柿のシフォンケーキ)
マドンナのナイショ話 柿レシピパート4 (柿のパスタ)
マドンナのナイショ話 柿レシピパート5 (柿のパウンドケーキ)
マドンナのナイショ話 柿レシピパート6 (柿のパーシモンのジュレ・オレンジ風味)

ところが・・・ 吊るした柿を外そうと思っていた矢先のことです。
メジロが来ているではないですか。

びっくりしましたね~。 リビングから、ガラス越しに撮った写真です。
メジロがリビングをうかがっています。

注意してみれば、毎日、毎日、・・・来ている。

メジロが、吊るした柿を食べに来ているのです。

右2つ、食べ尽くされた柿です。

お見事です。

全く芸術的というか・・・。

この日は新顔が、リビングを覗いています。
やはり動く人の気配が怖いようです。

メジロよりずっと大きいので、吊るした凧糸には掴まれません。
不安定な格好で、柿を食べることに・・・。

そしてようやく自分の大きさに合った、安定した止まり木を見つけました。
この子は、「ツグミ」です。

ガラス越しだけれど、もの凄い至近距離にツグミがいるのです。
そして柿を食べている。 私はもう興奮しまくり。

ツグミは大きいから、食べ方もダイナミック。
つついた柿を地面に落したり。

落とした柿をメジロが喜んで食べています。
なんて可愛らしいのでしょう。

でもいいことばかりではありません。
糞はするし、柿の食べカスは落ちるし、種は残っているし、お掃除が大変。

野鳥の来訪に気付いて10日ほどなのに・・・
こんなに食べつくされました。

でもメジロやツグミが喜んで食べている柿を もう取り外せなくなりました。

今日のターゲットは、右から2番目のこの柿です。

今朝もまた、庭のけやきに降り立って、こちらの様子をうかがっていました。
メジロは、夫婦(めおと)のようです。 いつも必ず一緒に来ます。

柿は最初、50個吊るし、今日食べつくしを10個外しました。

面白くないのは、愛猫・まいちゃんです。
毎日ガラス越しに、メジロやツグミにおちょくられている。

メジロが賢いか、まいちゃんが賢いか。
メジロの来訪・・・ しばらくは楽しめそうです。

さて、干し柿に使った残りの柿で、パウンドケーキを作りましょう。
マドンナのナイショ話 柿レシピパート5(柿のパウンドケーキ)をご参照ください。

小さな柿なので、やわらかい柿、少し固めの柿、皮が同量くらいになりました。

柿、バター、薄力粉、砂糖。

バターを溶かして、砂糖を入れて混ぜ、卵を入れて混ぜる。
薄力粉+ベーキングパウダーを振るいながら入れる。

やわらかい方の柿を生地の中へ入れて、混ぜる。

型に流して、固めの柿を上に飾る。

シャープヘルシオ、1段に4つ焼けます。(凄い)

ホラね、アッという間に、柿のパウンドケーキの出来上がり。

柿の木の友人宅へ、1つ持って行きました。
他のお友達にもプレゼントしました。

マドンナのナイショ話、柿レシピからパウンドケーキを作りました。
召し上がれ・・・。
ベーキングパウダーを入れると、ふんわり膨らんで焼けます。
ベーキングパウダーを入れなければ、しっとりときめ細やかに焼けます。

さて、昨日(28日)柿の木の友人宅へ行ったら、ほとんど柿が残っていません。
つい2~3日前に、野鳥の大群が来て、全て食べ尽くしたそうです。
窓を閉め切っていても、チュンチュンチュンチュンと鳴く声が聴こえたそうです。
美味しい柿、今冬最後の柿を食べた尽くした野鳥は、きっと満足だったことでしょう。

干し柿の間違いから、思わぬことになりました。
人の口には入らないけれど、野鳥の口に入れば、まあ・・・いいかな~。
私はメジロやツグミに、癒しをもらう。 厳冬の今年・・・
共存共栄しながら、人も鳥も、春の来るのを待つことにしましょう。