マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

サムライブルーの涙

2006年06月12日 | 日記
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日本中が今日の日をどれほど楽しみにしていたことでしょう。
サッカーW杯ドイツ大会の初戦が
日本時間の午後10時にキックオフです!

遠くドイツの地から、世界中に同時生中継。
どんなに真夜中であっても
日本のサポーターたちは観戦せずにはいられません。
今日は朝からテレビのワイドショーでもW杯の話題で持ちきりでした。

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初戦の今日、日本がオーストラリアに3対1で負けしました。
痛恨の逆転負けでした。
選手や日本中のサポーターの落胆はいかばかりか。

日本は前半26分
中村俊輔がゴール前でクロスしたのがそのまま入り先制。
懸命に持ちこたえて後半も逃げ切りました。
けれど土壇場の後半39分で同点に追いつかれました。

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そしてその後、後半44分、ケーヒルが2点目のゴールを決め
試合終了後のロスタイムで
今度はアロイージにダメ押しの3点目を奪われました。

前半26分から後半39分まで
ずっと日本の勝利を信じて応援していました。
それがたった10分足らずの間に、悪夢を見るような逆転負けでした。
放心状態のような選手やサポーターたち。
今夜はきっと日本中のサッカーファンがテレビの前で観戦しながら
その逆転負けに涙を呑んだことでしょう。

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「ドーハの悲劇」を思い出します。
1993年10月、W杯初出場に王手をかけていた日本はイラクと対戦。
ロスタイムに同点に追いつかれ…そのまま、試合は終了しました。

日本サッカー界の大きな夢が途絶えた瞬間でした。
ピッチに座り込み、そして天をあおぐ選手や監督、スタッフ。
呆然と立ちつくすスタジアムの観客。
そして同時生中継を観ていた日本中のサポーターたちが涙を流しました。

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この苦い敗戦の経験が、その後の日本のチームを
3大会連続W杯本大会出場へと導いたと言っても
過言ではないでしょう。

一旦、王手をかけ、夢を見たその瞬間が足元から崩れてゆく。
悲しさや・・・ 虚しさや・・・ やりきれなさ・・・。

2戦目も気持ちくじけずにがんばってほしい。
そして日本の「サムライ魂」をみせてほしいと思う。




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