マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

四月の雪

2005年09月17日 | 映画
yonsama1

「四月の雪」を観て来た。
上映30分前に映画館へ行くと長蛇の列。
指定席ではないから
いい席をゲットするには並ばなければいけない。
私は映画は一番後ろか後ろから2~3列目の席が好き。
今日はそのお目当ての席にも座れた。(^^♪

さてさて・・・
先日はヨン様が来日した。
そのフィーバーぶりはテレビのワイドショーで連日放送された。

ヨン様の人気は衰えを知らない。
空港で、試写会の舞台挨拶で大勢のファンを前にする時
ヨン様はファンを「家族」と呼び、手のひらで胸を押さえる。
感動すると自然にこうなるらしい。
そしてカメラの前では笑顔を絶やすことはない。
これが「微笑みの貴公子」スタイルだ。

今日封切りされた「四月の雪」では微笑みが消え
哀しみと絶望にうちひしがれる役だった。
観ているヨン様ファンの女性は
きっとヨン様の痛みは自分の痛みとして受け止め観ていただろう。

交通事故に遭って生死をさまよう妻は見知らぬ男と車に乗っていた。
妻の不倫を知り、裏切りに傷つく。
苦しみを共有出来たのは、同じように夫に裏切られたソヨンだった。
二人はお互いの傷を舐めあうようにして魅かれ合いやがて結ばれる。

不倫をモチーフに描かれた既婚の男女の物語。
ホ・ジノ監督は、不倫とロマンスの違いはなんだろうと
常に問いかけながらこの作品を作っていたという。

すべてがみどころ、この秋の代表作だと思う。

私は夕方の時間で観たのだが・・・・
遠く離れたネットの友人からお昼にメールが届いた。
「今、四月の雪を観終わった」と感動陶酔メールである。

大阪の映画館でも今日は大入り満員。
97パーセントが女性であった。
男性はわずか3パーセント?
それは若いカップルやご夫婦で来られた僅かな男性。
97パーセントの女性のうちわけはそのほとんどが「おばさま」たち。
私もやっぱりこのおばさま連中と一緒だと今日こそ自覚した。

メールの友人も曰く。
「ラブシーンは素晴らしかった」・・・と。
なるほどヨン様の肉体は本当に素晴らしいと
これもおばさま連中にとっては生唾ゴックンの想いだった。

時間があればもう一度観たいと思う。
「冬ソナ」も何度もリピートして観た。
何度観ても飽きることはなかった。
観れば観るほどヨン様の深みにはまってゆく。
やはりこれはもう「恋心」なのかもしれないと思う。

ソヨン役の女性を自分に置き換えて、ヨン様が言う台詞は自分への台詞。
ヨン様症候群にかかったおばさまはそんなこと思いながら観ている。

物語の結末の解釈は観客に一任される形で終わった。
ハッピーエンドにまとめるか、新しい悲劇の始まりとするか。
今夜はヨン様の夢をみて、この物語の結末のシナリオを
自分で描きたいなどと思う。

私もかなり重症のヨン様症候群のようだ。


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