今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

晴れた春の日

2005-03-23 21:37:35 | Weblog
今日のパリはいいお天気。
中庭から空を見上げてみたら、四角く切り取られた青い空が・・・。

鳥がさえずっています。

最初は、ウチに来る鳥はスズメとモリバトだけだったのに、いつもスズメにパン屑を与えていたら、それに引き寄せられてか最近はセイヨウクロウタドリが来るようになってきました。
胸のオレンジ色が冬にきれいなヨーロッパコマドリは、わたしが一番好きな野鳥だけれど、パリでは滅多に見かけない。ところが、この鳥が冬の間に2度ほどウチの中庭にも下りてきてくれた。

四角い青い空を地上から見上げながら、小さな虫のような気分になる、わたし。

ちょっと早い誕生日プレゼント

2005-03-22 21:59:52 | Weblog
まだ誕生日当日ではないけれど、ちょうど義父母がウチに泊まっているので、わたしの誕生日のプレゼントは何が欲しいかと聞いてきた。
う~ん。いつもこの質問には困ってしまう。実家の両親から「誕生日プレゼント」という形で何かをもらうという習慣がなかったから、「プレゼントをもらうこと」に慣れていないのです。いや、「何がいい?」と聞かれて「○○がいい!」と即答することに慣れていないと言うか・・・。
でも、たまたま今回は、1g単位で重さが量れる「はかり」が欲しいってずっと夫に言っていたところだったので、それをお願いした。どの商品が欲しいかもすでに下調べ済みだし、値段も29ユーロなので、義父母へのおねだりとしては丁度いいんじゃないかと。(高すぎても安すぎても悪いような気がして、けっこう難しいんです。)

じゃあその「はかり」を今日明日にでも買いに行こうかって感じになり、他の用事で出かけたこの日、なにげにミシュランのショップに立ち寄ってみた。ミシュランって、もともとはタイヤのメーカー?(地図でも有名?)よく知らないんですが、日本じゃむしろ、星付レストランのガイドブックとしてのほうが有名か?まぁとにかく、マシュマロマンみたいなモコモコの白い人形がトレードマークの、あのミシュラン。グッズのお店がオペラにあるんです。今度日本へ帰国する際のお土産探しにいいんじゃないかって言って、寄ってみたんです。すると、けっこうかわいいモノが、あるわ、あるわ。ミニカーが一番それっぽくてかわいかったけど、コレクター用らしくて「高い!」の一言に尽きる。一番手ごろでかわいいと思えたのはTシャツ類。デザインもなかなか。
そうこう見ていると、女性モノのカーディガンを発見。1種類しか置いてなかったけど、ワタシの目は釘付け。脇の部分が女性らしい柔らかいラインをえがく形でカットされていて、背中にミシュラン・マン?のにっこり笑顔のワンポイント付き。素材も悪くない。これで42ユーロはけっこうイイんじゃない?と言う義母。試着をしてみて、わたしがあんまり気に入ったので、結局義母が「お誕生日プレゼントに」って買ってくれました。(「はかり」はもう頭から飛んでました。笑)

お店の人はすごく親切で、わたしたちの会話の「誕生日」って単語にピクッときたらしく、「お誕生日おめでとうございます」って言って、アルミ缶ケース入りのボールペン2本セットをプレゼントしてくれました。なんかすごく得した気分。でもワタシは気分だけで満足。夫は「これ、書き味すごくイイよ!」って、すっかり自分がもらった気分。

ちょっと早い、誕生祝いでした。

巨大バナナ&緑マンゴー

2005-03-21 19:28:04 | Weblog
じつは、シャカトウだけではなく「巨大なバナナ」も買ってました。
で、昨夜、義父母がウチに来たので一緒に試食したんです。

例の仏領ギアナ出身の子が、この巨大なバナナを見て「これ、油で炒めると美味しいのよ!」って言うから、びっくりして、試しに購入。バナナって果物(=デザート)という考え方しかなかったけれど、料理にも使えるなんて。それじゃあ野菜じゃん。

彼女の言うとおりに、バナナの皮をむき、実をそぎ切りにして、油を敷いたフライパンで炒めて食べました。味のほうは、焼き芋によく似てました。ちょっとほくほくした食感も焼き芋っぽかったし。ただ、どことなくバナナの香りが口に残るのが、やはりバナナである証拠。不思議なおいしさでした。夫&義父母は焼き芋なんて食べたことが無いので、「炒めたじゃがいもみたいね」って言ってたけど。焼き芋に近いです。
この巨大バナナと普通のバナナのどこが違うのかよくわからないのですが、一つだけ言えることは、
「この巨大バナナは生食には向かない」
ってことです。ナマでちょっと食べてみたんですが、固い上にマズい。なんかね、根っこをかじってるみたいな気分になります。(だから加熱調理するんでしょうね。)しかも中心部分は木の枝みたいに固くなっていたので、加熱調理にも使えない感じでした。(結局そこは無難に捨てることに。)
ちなみに、その固い中心部分から小粒ながらもしっかりタネらしきものを発見。でもバナナの種って確か不完全だから、蒔いても芽は出ないんですよね、きっと。(出るものなら、試してみたい。)

で、バナナの下の写真は「緑マンゴー」なんですが、これまた仏領ギアナ出身の子が「サラダにして食べる」と言っていたんです。パリで緑のマンゴーは普通には手に入らないので、彼女は固めのマンゴーを買ってサラダにしているそうなのですが、実は中華街でこうやって「緑マンゴー」と称して売られてました。
マンゴーのサラダの作り方は簡単です。
緑マンゴー(もしくはまだ固いマンゴー)の実を切り、レモン汁&オリーブ油&にんにくみじん切り少々+塩コショウで和える。以上。
これまた不思議な美味しさなんですよ!
彼女が作ったのを食べておいしかったので、わたしも作ってみましたが、とっても簡単にできる上に美味しい。おもてなしの前菜にうってつけです。
味は、昔、母がたまに作ってくれた「柿と大根の酢の物」を思い出しました。微妙に甘みがあるのは、普通のマンゴーの固いのを使ったせいだと思います。緑マンゴーだともっと青臭い味がするのかも・・・。

(この写真は一年ほど前に同じ店で撮影していたものです。今回写真を撮ってなかったので・・・。)

春がきた

2005-03-20 07:20:43 | Weblog
最近あたたかくなってきたので、冬季に凍結を恐れて止めていた中庭の水道の栓を開き、庭にじゃんじゃん水を撒けるようになりました。
水をまくと、木の葉や土の匂いがほわ~んと立ち上ってきて、ちょっとなごめます。

中庭の木々は、すでに始動しています。あちこちに新芽が出ています。
一番乗りは、あじさいでした。
ちょっと驚かされたのは、りんごの木の新芽。
アボカドの新芽はまだまだ固いまま。開くまでにはかなり時間がかかりそう。

そうやってあちこちの鉢を点検してまわっていたら、今日も見つけました、てんとうむし氏。
(実は、我が中庭には2匹のてんとうむしが居ついてるんです。)
これはプラ鉢に止まっている方の。もう一匹は挿し木中のローズマリーの枝の上に居ました。
このプラ鉢には、ちょうど1年前に実家から持ってきた萬両(白)の種を植えたんですが、一年経ってこの状態。しかも赤は全滅し、白がわずかに一本だけという・・・。(本当は赤い萬両だけが欲しかったんだけど、「こういうのは紅白そろってるのがイイんだ」って父にうるさく言われて渋々持ってきた白の萬両。そっちの方だけ育つなんて。)

てんとうむし氏は、その赤い艶のある甲殻がふいに目に飛び込んでくるのでいつも驚かされるんですが、いつも、嬉しい驚きです。そしていつも、「あぁ、踏み潰さなくてよかった」とホッとするのです。

ところで、てんとうむしってアブラムシを食べてくれる益虫のハズだけど・・・ウチに来るてんとうむし氏たちは、アブラムシのわいてる茎にわざわざ乗せてあげても、あまり仕事をしてくれません。
ベジタリアンなのか・・・?

トロピカル・フルーツ

2005-03-19 08:00:33 | Weblog
今日は夫&友達と、3人で13区の中華街へ。
友達は南米にある「仏領ギアナ」(赤道近く)に住んでいたことがあるので、実は南国フルーツのことをけっこう知ってるってことを今日、中華街にて始めて知ることとなった。

中華街へ行く主な目的は、和食を作るための食材を求めることなんだけど(たとえば豆腐を買うとか)、もう一つのワタシの密かなる目的は、ナマのトロピカル・フルーツを買うこと。
ケチんぼな夫のことなので、なかなか買わせてもらえないのはいつものこと。前から気になっていたロンガン(龍眼)も、じつは今まで買ったことがなかったのです。

今日は友達が一緒だったこともあり、「友達と半分こする」っていうテがあったので、夫も購入を許可してくれました。
本日のフルーツは「ロンガン」と「シャカトウ」です。どちらも友達が「これ、ワタシ好きなの~!」って言うので、即買い。
ロンガンは通常袋に入って売られており、10粒ばかり欲しいな~と思っても大量に買わざるをえない状態。友達と分けっこでもしない限り、味見気分で気軽には買えないのです。シャカトウは今回は4個入りパックでした。
ロンガン1袋=2.8ユーロ、シャカトウ4個=10ユーロ
(写真左がロンガン、右がシャカトウです。)

シャカトウは日本語名だそうです。お釈迦様の頭に似てるからこの名前で呼ばれているとか。
友達はギアナでの呼び名を忘れていたし、中華街で流通している中国語名もなんだかよくわからなかったので、結局ワタシがイイカゲンに訳した「ブッダのアタマ(tete de bouddha)」というフランス語でその後の私たち3人の会話が続けられてしまった。ん~~~、本当はフランス語で何て言うんだろう???

さて、お味のほうですが・・・
ロンガンは、感じとしては、ウワサどおりライチに似てました。ただ、味は全くライチのようではなく、何か臭みを感じました。なんとなく、ワインのコルクのにおいを嗅いだ時のような感じ。夫はそれを「ヘーゼルナッツみたいな味」と言ってけっこう好んで食べてたけれど、わたしはどうも好きになれないニオイ。やっぱライチのほうが好き。
シャカトウは値段が高いだけあって多分、空輸品と思われます。ウワサで「甘い甘い」と聞いていたけれど、思ったほど甘くはなかった。フツウな甘さ。(もしかして、熟れが足りない?)中はボコボコ種だらけ。不思議な果物。でも、皮に近いあたりは独特な甘い香りがして、甘みもその部分は強めで、美味しかった。よく「トロピカルフルーツドリンク」ってあるけれど、あんな感じの香り。(←具体的に表現しにくい香りなので、こうやって誤魔化しておこう。。。)
夫はシャカトウは???だったらしい。皮に近い部分は「洋ナシに似た味がして美味しい」って言ってはいたけど、4個で10ユーロもするこの値段の理由が解らないらしい。要するに、夫の感性ではこのコスト・パフォーマンスは割に合わないってことで。魚の小骨を取るのがキライな人なので、中がタネだらけっていうのも×な原因らしい。

というワケで、今回は夫はロンガン、わたしはシャカトウに落ち着いたのです。(なんじゃそりゃ。)
タネは、もちろん発芽待機中です。ふふふ。

新しい家

2005-03-18 20:15:26 | Weblog
最近パリは暖かくなってきて、とっても春めいています。
日中は20℃かそれ以上あるくらいです。
冬の間の隙間風よけとして、プラスチック容器にボロ布を敷いて鳥かごに入れておいたのがぺこのお気に入りだったのですが、もう十分暖かいしって思って取り除いたんです。
すると、容器があった場所の床を叩いて、「ない!ない!」ってカンジで・・・。(相当気に入ってたらしい。)
夏の帰国中に他所宅へ預けるためにも、カゴ掃除ができるだけ楽な状態にしておきたいので、あの容器&ボロ布は排除したかったんだけど、ちょっと無理みたい。
というワケで、ちょうど食べ終わって捨てるところだったチョコレートの空き箱をくくりつけてやりました。すると、新しいモノに興味津々&箱モノということで、さっそく新たなお気に入りになりました。
(注:日本の一般的な鳥かごと違ってフン切り網が無いので、掃除が大掛かりになってしまうのです。毎回、かご丸洗い状態。)

写真じゃ伝わりませんが、出たり入ったりして遊んでいます。
カメラを向けると興奮して動き回るので、箱の中に入ってる写真が撮れませんでした・・・。

綱渡りぺこ

2005-03-17 19:43:03 | Weblog
夫が新しい遊び場をぺこに用意しました。
中庭に面したガラス扉につけていた止まり木から鳥かごまでを、チェーンでつないだのです。これでぺこが好きな時に自由に行き来できるように・・・と。
昨日は怖がって、おっかなびっくりで乗ってましたが、もともとヒモ状のものに乗ってブラブラするのが好きなので、今日はちゃんとチェーンを渡って止まり木から鳥かごへ戻り、そしてまたチェーンへ。お腹が空いたら鳥かごに戻って、ちゃんと一人でお食事してました。(笑)

ブランコ荒乗りぺこ

2005-03-16 23:24:34 | Weblog
友達が、ぺこにプレゼントしてくれたブランコ。
ぺこはコレが大のお気に入り。しょっちゅう乗っては遊んでます。
実家に居たボタンインコはブランコでは遊ばなかったのに。(個性の違いですねぇ。)
ぺこは、ブランコに乗ったままじーっとしてることもあれば、激しく揺らしていることも。カゴにガンガン当たるくらいに、これでもか!と激しく揺らすこともしばしばで、なんだかサーフィンでもしてるみたい。
カメラを向けると興奮して突進してくるので、写真がうまく撮れないのが難点・・・

パリ、食べ歩き旅行

2005-03-14 23:12:23 | Weblog
ワタシではなく、友人たちの話。

「パリで食べ歩きをしたい!」「お菓子作りを勉強したい!」と言って日本から来る女性たちの、なんと多いことか。そんなこと考えてもいなかったワタシが人生のイタズラでここに住むことになり、その結果、そういう友人たちに羨ましがられたりもするのだけれど。
「パリに住んでるからって、毎日そんなもの食べてるワケじゃない!!」
と声を大にして言いたい。我が夫は、節約家なのです。いや、ケチと言うほうが近いか・・・?(苦笑)
友人たちが来て、毎日高級なお店のお菓子なんかを買い歩いているのを見るたび、うらやましくなってしまうワタシ。ピェール・エルメなんて、行ったことないよ・・・ってね。遠く日本から来る友人たちのほうが、実はエルメに近いのであった。

エルメなんて、どうせ日本人ウケするだけの店だろう!とケチんぼの夫は言い放って、(もちろん夫は食べてもいない。)そういう高級品なんて買うもんじゃない、って顔をしてる。しかし、夫の友人(フランス人)が言うには「すごく美味しい」らしい。真相は、食べた人のみが知る。。。

さて、この写真は、日本から来た友人が撮ったもの。エルメのおっきなマカロンを路上でガブリ!と食べた時の写真だそうです。この断面が、なんとも美味しそう。バラの花びらが一枚乗っており、そこにちょこんと滴を模したもの(ゼラチン?)が垂らしてあるそうで・・・。ニクい演出。
そういうスノッブなものは、日本人が好みそうではあるけれど、フランス人も好きではあるけれど、一般的ではないのは当然のことです。(日本人だって、毎日「とらや」とか食べてるワケじゃないし。)

日本人の友達が来る度にイロイロと高級店・有名店のお菓子のおすそ分けにあずかり、しかし日々の生活の上ではもっぱら自分でデザートを作るほうが多いワタシたちなのでした。(材料費、5ユーロもしなくって8人分くらいのケーキが作れるからねっ。)
それでもやっぱり、たまには「非常に美味しいもの」も食べないと、舌が錆びてしまいそうな気もするのです・・・。

プチ・コン その後・・・

2005-03-13 22:44:52 | Weblog
2月12日の記事に書いたプチ・コンのその後の様子のご報告。

当初、やたらせわしく動き回っていたプチ・コン。今もそれはあまり変化は無いんだけれど、実は、人間に慣れてきました。
以前飼っていたコメットもそうだったけど、金魚って、人間が飼い始めて1週間か10日もすれば「あ、餌をくれるぞ!」とわかるようで、人間が金魚鉢に近寄ると「エサくれ!エサくれ!」と踊り始めるのです。(通称、フィッシュ・ダンスと言うらしい。)これがなんともカワイイのです。しかし、魚からしてみたら、必死にもがいているのかもしれない・・・。

いやいや。魚は決して空腹に耐えかねているのではなく、四六時中エサを欲しがる性質なのであって、フィッシュ・ダンスを見て「かわいい~」とか「かわいそう~」とか思ってエサをやりすぎると「水質悪化につながり、結果的に病気や死を招く」と魚系サイトなどにも書いてある。実際、魚は10日間くらいエサ抜きでは死なない。逆に、エサを大量にやることで死んだりもする。

ペットを飼うときに思うことだけど、「これは人間とは全く違う生き物なんだ」という自覚がまず一番に大事なんだと思う。時としてペットを擬人化して考えてしまうけれど、体の機能も、そして本能も全く違う種類の動物なのだから。(魚類、鳥類など、特に。)

あ。プチ・コンの変化の話ね。
結局、ウチに来てから一度も病気もしていないし、最近は金魚鉢に近寄ると手前に寄ってきてはカワイくフィッシュ・ダンスを踊るようになってきたし・・・これじゃあ「良い子ちゃん」じゃないか!ということなのです。プチ・コンという名前のまんまで、いいのだろうか・・・(悩)
あ、唯一の悪さは「水草を食い散らかすこと」です。でもまぁ、コレはどの金魚もやることだから・・・。

大根葉

2005-03-12 21:33:07 | Weblog
2月から、部屋の中で大根を育てています。
葉をぺこに食べさせるためです。
双葉から本葉が出るまでが遅くて、イヤになってきた頃にようやくこんな感じで葉が大きくなってきました。ようやく本葉の収穫ができます。
で、さっそくぺこにあげてみました。(写真上部が、ぺこが食べた後の状態。)
けっこう美味しそうに食べてました。好物の赤ピーマンにはかなわないみたいだったけれど・・・。

「「「入れ子」」」構造な一日

2005-03-11 22:26:42 | Weblog
現在、夫は時々仕事に出る状態。(フリーターとでも言っておこう。) わたしは無職。(専業主婦とでも言っておこう。)
こんな2人なので、ボケボケした勘違いはよくあります。なんせ緊張感が無いものだから。
大抵の勘違いはいつもワタシが察知して「オイオイ!」とツッコミを入れてオワリなのですが、今日のはスゴかった。前代未聞のおとぼけ話です。

<2005年3月某日>
今日は金曜日。明日は土曜日、夫は出勤の日。夜は友達と韓国料理店で食事予定。店に電話をして席の予約をする。「明日、土曜日の夜8時、4人席をお願いします。」
ちょうどその時、薬を飲もうとするワタシ。(飲み忘れのないよう、薬のパックに日付を書いている。)「あれ?昨日、飲み忘れたっけ・・・?」薬の日付がおかしいのを発見。「ま。いっか。」

<翌日、朝>
夫が朝早く起きる。わたしも一緒に朝食をとるために早起き。最近のワタシのお気に入り、朝の子供用アニメを見ながら朝食。
夫、7時半に出勤。(8時半前に職場へ到着の予定。)8時45分頃、夫からの電話が。「仕事、今日じゃなくって明日だったんだってぇーーー。」どうやら出勤する日を間違えて聞いてしまっていたらしい。せっかく早起きしたのに!とグチる夫。
帰宅した夫がさらに「明日また早起きかぁー」とグチり続ける。そして「朝、地下鉄駅前で「metro」(無料配布の新聞)をもらったけれど、昨日の日付が書いてあったからゴミ箱へ捨てたよ」、なんてヘンな話をはじめる。「昨日ストだったから、古いのを配ってたんじゃない?」そんなもんか?
ぽっかり空いた今日という一日をムダにしないため、PCで書類仕事をする夫。
午後、夫の友達から電話がかかる。今日の大ボケ話をする夫。で、今夜は友達と食事に行く、という話をしていたら、「え?今日は土曜じゃないって?」
ガーン! そう、今日は、実は、実際は金曜日だったのです。(夫の友達の指摘により発覚。)

<大ボケ解説>気付くチャンスはいくらでもあったのに・・・。
●その1:レストラン予約の際に、本当は明日は金曜日なのに「明日、土曜日」と言ってしまった。(←店のオヤジはOKって言ってたが・・・)
●その2:薬を1日ぶん飲み忘れたと思ってしまった。(←そこで気付けよ!!)
●その3:出勤日を間違えた。(本当は金曜日なのに、夫婦そろって「今日は土曜日」だと勘違いしていた。)
●その4:朝のお子様アニメの内容が、土曜日のわりには平日版っぽくないか?と思ったにもかかわらず、何も気にせず惰性で見続けてしまった。(←気付くチャンスはあった)
●その4:無料の新聞を「昨日の日付だったから捨てた」夫。(←そこで気付けよ!!)

友達がたまたま電話をかけてきてくれて、たまたま発覚したから良かったけれど、そうでなければ、レストランへ一緒に行く友人宅へ「今から行く?」って電話するところだった。

<入れ子解説>一本の電話で、すべてが変わってしまった・・・。
■今日は土曜日だと、ずっとそう思って半日以上過ごしていた。(→本当は金曜だった! どんでん返し)
■夫が(臨時雇いで)出勤する日を聞き間違えていたと思って、「なんでそんなボケたことしたんだろう!?」とさんざん2人で話していた。(→本当は聞き間違えではなかった! どんでん返し)
■薬を飲み忘れたと思っていた。(→本当は飲み忘れていなかった! どんでん返し)
■無料の新聞が昨日のものだと思っていた。(→本当は、今日のものだった! どんでん返し)

勘違いが勘違いを孕み、わたしたちの頭はロシアの人形のごとく、勘違いの入れ子状態。
次からこんな間違いをしないようにするためには、どうしたらいいのか?と2人で話し合った。「日めくりカレンダーを買おうか?」と言う夫。(←絶対、めくり忘れるって・・・。)日付と曜日も表示される巨大なデジタル時計でも買うべきか?
あ、予約した韓国料理店にはちゃんと電話を入れて、迷惑のかからないようにしました。

なんか・・・真空を漂う2人なのでした。
(写真は無意味です。なごみ系。)

歪んだ階段

2005-03-09 07:32:46 | Weblog
ウチのすぐ裏にある袋小路には、巨大な「つっかえ」があります。
何のための「つっかえ」なのかと言うとですね、南北にある向かい合った建物同士が倒れあわないようにするため・・・らしいです。丘の地盤沈下?に伴い、丘に立つアパートの多くがぐにょぐにょと曲がったり歪んだりしていて、ヒビが入っている建物なんかもけっこうあるんです。一瞬、「過去に地震でもあったのか?」と思うのはワタシが日本人だからでしょうね。

さて、この写真の階段。いつもこの前を通り過ぎるたびに気になってしょうがないんです。こんな怖い階段のアパートにも、人はちゃんと住んでるんです。ワタシなら、借りる気にもならない。買うなんて、もってのほか!
壁なんかも、とにかくボロボロ。こういう部分の修復にかかる費用は住人が頭割りして負担するのが普通なんですが、ここみたいに住人がビンボーな場合、いつまでも修復されなまま。こんな状態で10年以上も経ってるらしいんですよ。
でも、例えば誰かがこの建物を丸ごと買い上げたとして、修復にかかる費用を全部負担してきれいな建物にしたとしたら・・・地価高騰中のモンマルトルですから、たちまち小金持ちさんたちの住処となってしまうでしょう。長年この界隈に住んでいたビンボー人たちは追い出されるってワケです。なんだかねぇ・・・。

ウチは小金持ちですら無いので、わずか40㎡のアパート(寝室1つ)しか買えませんでした。ここで子育てしようって言うんだから、かなり無謀かも。夫の友達が言うには、今や16区のほうがアベス地区よりも安いとか。(それだけ、アベスのほうが人気があるってことらしいです。)住人にとっては、ハタ迷惑なこの人気。
あ、階段の話はどこへやら・・・?

ぼうし到着!

2005-03-07 08:27:05 | Weblog
2月28日に書いた、ぼうしの話の続き。

今週初めにようやく甥っ子の手に届きました。最初はウィーウィーの人形か何かが入ってると思ったらしい甥っ子。ただの布切れに一瞬ガックリ。
しかし!ママに「ほ~ら、ウィーウィーとおんなじぼうしよ!」と言われて、うん、そうだ!と気がつく甥っ子。
電話にて「メルシー、ヤコ!」って言ってもらえました。(ママが、わたしが作ったことを伝えたらしい。)で、おばあちゃんにも「ぼくね、ウィーウィーとおんなじぼうしをもらったんだよ!」と自慢げに電話で話したそうです。
よかった、よかった。

上のは、発送前に夫にかぶらせて撮影した写真です。伸縮性のフリースなので、がんばれば大人でもイケるサイズです。が、やっぱりちょっとムリがありますねぇ。しかも鈴ついてるし・・・。

コロンビアのペン置き

2005-03-06 08:13:25 | Weblog
夫の友達のお宅へおよばれに行った時のこと。

そこは、女2人のカップルの部屋でした。なんとなく聞いてはいたけれど、彼女の「彼女」に会うのはこれが初めて。ちょっとドキドキしつつ共同玄関のベルを押すと、出迎えてくれたのは夫の女友達ではなく、その彼女さんでした。

彼女さんはコロンビア出身だそうで、部屋には沢山のコロンビアの飾り物がありました。原色で、動物がモチーフにしてあって・・・すごく感じのいい部屋でした。大きめのサボテンの鉢や、布製のオウムの飾りがカーテンレールに止まらせてあったのには、「さすがハズシてないな。」とちょっと感心。

床が・・・、どう見ても歪んでる彼女らの部屋。ためしにテーブルの上に水のボトルを寝かせて置いてみると、スムーズに手前に転がってくる。オイオイ! 傾斜に沿う形でボトルを(転がらない向きに)置きなおしてみると、歪んでいる度合いがよくわかった。ボトルの頭とお尻では、水位が明らかに違うのです。目測で10度は違っているように思えたけれど、角度の目測なんてアテにならないから・・・。

さんざんご馳走になって、いざ帰りますって時になって、ふとPC脇の鳥の置物が目についた。思わず「かわいい~」と言って、その不思議なモノが何なのか聞いてみたところ、コロンビアのものだそうで「多分ペン置きだと思う。」と言って楕円形の穴にペンの頭を入れ、テーブル上に乗せる彼女さん。ちょうど箸置きに箸を置くような感じ。
その場に居た一同揃って「エッ・・・・?(・_・)」とアタマ真っ白状態。ホントなんだろうか?

真相はともかくとして、かわいいね、と言いたかっただけだったのに・・・なんと、彼女さんはそれをわたしにくれたのです。なんと優しい人でしょう! せっかくくれると言ってくれてるんだし、小さいものだし、ということで遠慮もなくもらって帰ることに。

そして自宅の「植物の棚」にポンと置いてみたところ、まさにバッチリとハマッてます。ぺこに見せても、「ぺこっ!」と言うし。(笑)

で、後日この2人の女性がウチに来た際に、これが飾ってあるのを見た彼女さんは、とっても嬉しそうにしてました。「ちゃんと飾ってくれてるぅ~」ってね。ふふふ。飾ってますよ~。それどころか、ぺこのオトモダチにもなってますよ~。

しかし、どうにも気になるこの、足の部分のデザイン。黄色の部分の形も怪しいけれど、その下の赤いのが、ただの○じゃなくって切れ目が入ってる。一体何なんだ???(謎)