今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

フランスのハンドクリーム&洗顔料

2005-11-13 01:34:03 | Weblog
フランスに来てからというもの、いつも日本製洗顔料を使っていたのでフランス製品を買ったことがありませんでした。
友達が旅行で来た時に置いてってくれたものとか、自分が帰国時に買ってそのまま持って来たものとかで、今までは間に合っていたのです。
しかし、それも底を尽きてしまい、フランス製品を買わざるを得ない状況に。

で、買ってみましたよ。

まず洗顔料(写真右)ですが、これは「泡立つタイプ(水で洗い流すタイプ)」です。
フランスってけっこう「ふき取りタイプ」の洗顔料など多くて、ちゃんと探して買わないと・・・って感じです。
この写真の商品はGARNIER(ガルニエ)ので、anti-bacterien(抗菌)だの、anti-irritations pour peaux sensibles(敏感肌の方でも炎症がおこらない)と書かれており、その下には「皮膚科テスト済み」と。
裏側を見てみると、「extrait naturel de concombre(天然キュウリ・エキス)」の文字が・・・。ナヌ?「へちま」ではなく「キュウリ」なのか???(謎)
5ユーロちょっとの値段だったので、物は試しに買ってみることに。

使用感ですが、泡立ちはあまりよくありません。(でもよりよく泡立たせるために余分な化学物質を入れられてる可能性があるよりは、泡立たなくても肌に優しいほうが良いのでこれは許すことにします。)
で、ビックリしたのは、なんと「キュウリの香り」がすることです。
そうです、キュウリ・エキスは本当だったのです。(笑)
植物好きのわたしとしては、キュウリの香りもイヤじゃないし、なんか違うかな?とは思いつつもちょっと爽やか系?とか思ったりもして。ま、キライじゃないです。(キュウリが苦手な人には地獄ですね。苦笑)
洗い上がりはサッパリ、でもお肌の脂分を取り過ぎないって感じ。
オイリーな肌の方は満足できないかもしれないけど、フランスの乾燥した空気の中ではこれくらいでちょうど良いと思います。

さてさて。お次はハンドクリームを。
これは本当にちょっとした苦労でした。実は、日本に居た時から手が荒れるのがとてもイヤで、尿素配合のハンドクリームを愛用してたのですが、それも底をつきそうになってきたので「フランスでも売ってるかな?」って思って探し始めたのです。が、無い!無い!どこにも無い!
ジェネラリスト(かかりつけのお医者さん)へ行った時に、「尿素(UREE)配合のハンドクリームってフランスで買えますか?」って聞いてみたら、お医者さんもそんなこと考えたこと無かったらしくて、頭をひねった末に、「あるはずだけど、一般的じゃないと思うから、薬局か化粧品店で聞いてみないとわかりませんね。」って言われました。(薬用は成分がキツいので、化粧品の類、医薬品じゃない類のものを探したほうが良いと言われたんです。)
そしてあちこちのモノプリで探してみたところ、ありました!
それがこの写真左側のクリームです。
「CREME MAINS 5% d'UREE(尿素5%配合、ハンドクリーム)」って書いてあるでしょ?
実際にテスターを手の甲に塗ってみたところ、そんなにベタつきも無いし、6ユーロほどの値段だったので購入。
手が荒れる前からこれを使っておけば、あかぎれ&ひび割れにはならないのです。
ちなみに、店員さんに「他の商品で尿素入りのは無いんですか?」って聞いてみたところ、そんなの全く表には書いてないハンドクリームにも成分表示の部分に「urea」と仏語で書かれていたら、それが尿素のことだと教えてくれました。他社のハンドクリームにも少なからず入ってはいるんでしょうね。でも、このメーカーのは「○%配合!」と大々的に表示しているので、他のメーカーの商品はこれ以下の割合しか入ってないんじゃないかと思う。
とにかく、見つかってホッとしました。
ちなみにこのEucerinの商品では他に、足用、顔用、ボディー用などいろいろありました。フランスで空気乾燥や硬水による肌荒れで困ってる人は、こういうのを使っているのかもしれませんねぇ・・・。

ティーヨルの花

2005-11-13 01:17:43 | Weblog

他ブログにて、ティーヨル(セイヨウボダイジュ、リンデンバウム)の記事が出ていたので、わたしも感化されて書いてみることに。

Tilleul(ティーヨル)は西洋菩提樹。
(お釈迦様と関連があるのはインド菩提樹だそうで、仲間だけど種類は違うそうです。)
木や花の写真はこちら(仏語サイト)に載ってます。
日本語サイトが見たい人は「セイヨウボダイジュ」で画像検索してみてね。

わたしは面白い形の花や葉などを見つけると、押し花にして飾って楽しみます。
このティーヨルの場合もそうでした。こうして額縁に入れて飾ってるんです。
でも、ティーヨルの花の良さ、面白さって、「葉のように見える部分の中央から花がにょきっと出てる姿」なので、それをじっくり見ることができる形で額に入れたいなぁって思ったんです。それで、ガラス板2枚で挟む形に額装しました。

これ↓が表側から見た様子。

ちっこいのは蕾です。

そしてこれ↓が裏から見た様子。


春に黄色い小さな花をつけ、そして秋に実が重たくなって、竹とんぼのようにくるくる回って落ちてきます。
パリ市内には街路樹として植えられていたり、公園などにも植えられているので目にする機会の多い木。ちょっと風が強い日に、この実が風に乗ってくるくると飛んでく姿は面白いです。