町作り研究会(容子の部屋-別室)

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低コスト・ロケット「カムイ」

2006-12-01 10:36:26 | 地方新聞

 

                        宇宙へ届く道産技術 衛星、ロケット   

北海道発の低コスト・ロケット「カムイ」が初めて販売され、来月二十三日、公立はこだて未来大の空き缶型の模擬衛星(CANSAT)を搭載し、十勝管内大樹町で打ち上げられることが決まり、二十七日、関係者が現地を視察した。

北海道で造られた衛星を、北海道で造られたロケットで、しかも北海道から打ち上げる。こうした事例は極めて珍しいという。


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 打ち上げ場所は大樹町多目的航空公園から二キロほど離れた原野。カムイの打ち上げシステムは、開発者の永田晴紀・北大大学院教授が理事を務めるNPO法人・北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)が、はこだて未来大に低価格で提供する予定で近く正式契約するとの事です・・

 ロケットは「CAMUI(カムイ)-80P無冷却モデル」。燃料は固体のポリエチレン、燃焼剤は液体酸素の「ハイブリッド(混合)型」で、全長二・八メートル。四度の打ち上げ実験に成功した従来型を改良したとの事です。

 空き缶衛星は、はこだて未来大三年の学生が大沢英一教授らの指導のもとで製作に取り組んできたとの事・・・

五百ミリリットルの缶状の容器に衛星利用測位システム(GPS)や電子回路を取り付け、長さは約九百グラム、上空一キロほどで放出されると自ら飛行方向を決め、パラグライダー状の翼を動かして滑空し、地上の目標地点に着地するとの事です。  

昨年は飛行機を使って上空二百メートルから投下。ロケットでの挑戦に学生の珍田計幸さんは「目標地点まで無事に帰ってきてほしい」と期待を寄せております。是非そうあって欲しいものです・・

「6月18日 函館新聞」 松下勇夫さんと船戸大輔さん(共に1期生)が起業を目指しているという記事が記載                                                          


また、永田教授は「カムイが地元の大学の研究に役立ったらうれしい」と語っていたそうですが、私のような門外漢でも若者が未来に向かって行動し、それを支える先生方の暖かな応援を是非成功という形になればより一層 、勇気を与えられそうで・・・
出来たら夢に向かって一歩づつでも歩まれますよう祈ってます・・・