町作り研究会(容子の部屋-別室)

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新年に向けて二大行事・・・

2006-12-02 11:39:55 | 地方新聞

        

         仙台・輪王寺で雪つり作業

                   

冬型の気圧配置となった宮城県内は1日、厳しい冷え込みで師走の朝を迎えた。東部を中心に晴れ間が広がり、1年を締めくくる月の訪れとともに、冬支度も始まった。

 仙台の朝の最低気温は1.2度と、平年を1.2度下回った。各地の正午の気温も仙台8.3度、石巻8.1度など12月中旬並みまでしか上がらなかった。  仙台市青葉区北山の輪王寺では、雪の重みから庭園の樹木を守る雪つり作業が行われた。

   高さ約10メートルのアカマツ3本の脇に立てた約15メートルの支柱「芯柱(しんばしら)」に職人が登り、放射線状に広げた縄で枝を一本一本つっていった。13日までに、園内の樹木138本をつる予定。  

 「枝の間隔やつる角度をバランス良くしないと、雪の重みで枝が折れてしまう」と、職人の岩佐利広さん(46)は熟練の技を見せた。日置道隆副住職(44)は「雪つりが始まると、年の瀬を感じる」と話した。   

 本堂右手のトンネル(?)の向こうは、有名な庭園である。

回遊式庭園で、四季折々に姿をかえ、枝垂れ桜、花菖蒲、アヤメ、雪などいつきても楽しめる。でも来たときはいつも曇天・・・ι

この輪王寺は嘉吉元年(1441)に伊達氏9代政宗夫人蘭庭禅尼(足利義光母の妹)を開基として、梁川(福島県)に開山されたお寺と聞きます。

いまここには愛姫、政宗と愛姫の3男、また愛姫の母も相馬藩没落後愛姫の下に身を寄せ、いま静かにこ輪王寺にまつられおります・・・    

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         神社は早くも初詣で準備
  

師走がスタートした1日、福山市草戸町の草戸稲荷神社は、初詣で用の破魔矢やくま手の点検を始めた。

朱色のはかま姿のみこ4人が点検に当たり、境内の集会所に山積みされたくま手などを一つ一つ手に取って、タイや小判などの飾りに傷や破損がないかを見ていった。作業は29日ごろまで続く。
同神社は破魔矢1万5000本、くま手1万本、お守り5万個を用意。正月三が日の人出を約50万人と見込んでいる。
  
993福山市 明王院     986草戸稲荷神社
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上記2題は新年を迎えるための各地の風物詩の一つかもしれません。特に仙台も雪が降るため・・・雪釣りをし、美枝を雪から守る各地で行なわれる年末の庭師の腕の見せ所かしら??

また初詣で用の破魔矢やくま手も、欠かせぬ神社の庶民を守るため昔はより大切に扱われましたが・・・いずれにしろいまは神社の大切な財源であり、人々との結びつきの証でもあります。神社でお払いをした破魔矢・くま手・お守り等を持つ事で不幸は寄り付かない・・・といわれ毎年買っております・・・

一方、子供の頃お正月を感ずる一番は、庭に庭師が来て庭木の手入れから始まりす・・・.家の中は障子の張替え、掛け軸をお正月用に架け替えた・・後お花を活ける・・私の家では行事事は祖母が中心になって指揮を執り、私達は言いつけられた事を結構楽しみながら手伝ったものです・・・

床の間は掛け軸をお正月用のものにに架け替えたり、仏壇の掃除も大切な年中行事行事でした・・・

     神棚しめ飾り

そのほかは、神棚を掃除し、氏神様の周りの掃除と・・・・様々な仕事がありました・・・。これらは祖母が中心になって、私たちが手伝う・・・母は主に食事の事、私達の晴れ着を用意したり・・・その頃いた若い衆がお餅をついたり・・・とさわしげな様子を思い出します。

皆さんのお家でも、そろそろそせわしくもあり、楽しい気分を12月になると抱きます・・・年の瀬のせわしさの中に、各家それぞれにお正月に向けてせわしげな様子を今でも思い出します・・・