【目眩く儚い日々はこんな】第玖夜 2009年10月01日 21時06分31秒 | 小説系 通信 「吾輩は猫である」 と。 急に不意に突然に、誰かの声がした。 「あ、やっとチャンネルが合ったみたいだね」 子供……男の子の声がそう言った。 この闇の世界には自分しかいないはずなのに、一体全体誰が……? 「そんなに動揺したら波長が乱れてしま……よ。いまかろうじて繋がった……なんだ。……の声に集中して……」 誰……? 「はじめまして、僕は霊(たま)だよ」 霊……? 猫がし . . . 本文を読む