暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

壊れそうで壊れない

2006年04月13日 17時25分36秒 | ココロ
 ぼくにとってココロというのはなんだろうか。
 よくワカラナイもの、だと思う。
 ココロは簡単に操作できる。
 しかし他人の言葉ひとつで、変化する。
 変わりやすい。
 たとえば今のぼくには明確なココロがない、ように思う。
 いろいろとしなければならないことがあるのに、なにもしていない。
 多少の感情の起伏ならあるが、ココロはもやもやしているだけだ。
 感情は一瞬のこと。
 ココロはもう少し長丁場だ。
 ココロ移ろいやすいぼくは、あまり停滞しないけれども。
 今の状態が好きだ。
 今は。
 沈んでいるようで浮いている。
 浮いているのに沈んでいる。
 ココロの闇の深いところで、ゆらゆらと漂っているにすぎない。
 たぶんね。
 そんな気がするだけだけども。
 ぼくは調子に乗るとダメらしい。
 友人がそう言ったので、そうに違いない。
 だったら、今の沈んでいるようで浮いている微妙な状態がよろしい。
 あなたのココロは何色ですか。
 メル友は、カナシミのブルー、と言った。
 ぼくは、真っ暗で、だけどなんか赤黒い。
 血の色。
 血が固まって赤茶色っぽくなったときの色。
 そして黒。
 その3色が入り混じっている。
 けれど、照度が低いのでほとんど真っ暗な状態。
 上のほうから多少の光が差している。
 まるで地下のような。
 地上の光がほとんど届かない、深い場所。
 まぁ、それも、たぶん、なんだけどね。
 全部、想像。いや、妄想か。
 一人のときはこの状態が一番落ち着く。
 孤独に孤独が孤独で孤独だ。
 孤独であることが当然。
 孤独であることが普通。
 闇の中だもん。
 たとえ近くに人がいたって、見えないよ。
 闇は、孤独であることを無心に許す。
 だから、好きだ。
 ココロの闇も、その攻撃性さえ発揮しないなら、居心地は良い。
 一人でいるとき、闇は静かでおとなしい。
 ただし、人のいる場所では…………
 脅威だ。
 それでも今はあまり深くない、それなりに浅い闇。
 だから、ココロが完全に破壊されたりなんか、しない。
 でも、いっそ破壊して、痛みを感じなくできればいいのに。
 中途半端に大丈夫で、だからこそ痛い。
 今日。
 初めてご飯を残した。
 ご飯は残さないのが最低限のマナーだと思って、いつも残さず食べていたのに。
 今日もそのつもりだったのに……。
 食堂。
 人がいる。
 たくさんの人が。
 それが、怖い。
 恐怖で、怯怖だ。
 ココロは闇につつまれて、刺激に鈍感になっているはずなのに。
 それなのに。
 それでも。
 痛い。
 関係ない。
 むしろ、以前にも増して痛みが増している。
 耐えることが、できない。
 ご飯だけは残すまいと、がんばったのだけど……
 ギブアップ。
 諦めるしか、なかった。
 震える手。
 うつむく顔。
 冷や汗が、額を覆う。流れる。
 全身を、悪寒が襲う。
 震えが、止まらない。
 意識しまいとすればするほど、止まらない。
 頭の中はからっぽで。
 けれどココロは蹂躙され、蠕動し、もがき苦しむ。
 体が、勝手に。……ぁぁ。
 やりきれない。
 意思の力ではどうにもならず、ぼくは負けを認めた。
 くそ……。
 食堂から出て、袖で汗をぬぐった。
 しかし。
 それでも。
 ココロは壊れない。
 壊れてくれない。
 とっくにイカれて壊れているのだけど、
 こっぱ微塵に破壊されたりはしない。
 しぶとい。
 そして、醜い。
 弱いくせに、タフなんだよな……。
 なぜ、壊れないのか。
 壊れてくれないのか。
 ワカラナイ。
 ワカラナイけれど、
 壊れないんだ。
 楽になれないんだよ。
 まぁ。
 自業自得。
 おまえらしくて、いいじゃないか。
 おまえは、無様に苦しみつづけているのがお似合いだ。
 助けを呼ぶことなく。
 ただ必死に抵抗して。
 ただ、ただ。
 痛みに焼かれ崩れ壊れていく、そのザマが。
 まったく。
 お似合いだ。
 


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (由宇)
2006-04-13 17:32:42
あなたは

光がいっぱいな世界に

つれていってみたいなぁ



思わない?



   ―違う自分に出逢えば

        違うあなたが必ずいる―
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初めまして (加辻後 石矢(筆者))
2006-04-13 18:03:16
由宇さん、初めまして、こんにちは。

コメントありがとうございます。



光にあたると、ぼくは溶けます。

ナメクジに対する塩と同じです。

まぁ、たぶん、ですが。



違う自分には出会いすぎました。いいかげん、一人になりたいです。変なやつばっかで大変です。今はみんな沈黙していて静かで素敵です。
返信する
こういうことにしよう。 (あきら≦2501)
2006-04-13 22:25:51
誰も彼も、ココロが壊れているのです。

君の平常とはなんだ?君の通常とはなんだ?

他人は普通か?他人は通常か?知ったことか。



皆みんな、それぞれに壊れいているのです。

誰もがバラバラに苦しむように。

それを誰も知らないように。

誰もココロは壊れているのです。

そして、誰も壊れてなどいないのです。



まやかしだなぁ、、まやかしだ。。

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関係ないでしょう (加辻後 石矢)
2006-04-14 08:35:14
みんな壊れている。

それならそれで結構。

関係ないです。



ぼくの平常は、たぶん、今、でしょう。

落ち着いてますし。

他人の中にいると、非常になりますが。



他人のことなんて知りません。

でも、他人はほかの他人に何かを言うのです。

知りもしないくせに。

まぁ、ぼくも言いますけれど。
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否定する要素は無いな。 (あきら≦2501)
2006-04-14 19:30:56
他人は他人。知ったことじゃない。

知った顔でいちいちほざきやがる。

自分は自分で結構。それが正常当たり前。

他人なんて単なる情報であって、

それがどこで何してようが知ったことじゃない。

誰がどこでどーなろうが無関係。

それには、半分くらい賛成だ。



そんなどーでもいい存在に苦しめられる、

他人は他人と言いつついちいち気にする、

知ったこっちゃないどーでもいい声に

わざわざビビりやがるのは、どこの誰だ?



割り切って殻にこもるのは結構だが、

やるなら徹底的に自分を制御すべきだなぁ。

結局ココロは他人次第。左右され放題。

それでもそれでもあぁ、彼は、

自分は自分、と言い張るのでしょう。。

返信する
あなたも他人だ (加辻後 石矢)
2006-04-17 08:17:57
他人は他人。

そして自分すらも他人。

そういうことです。

自分がなにを考えようが知ったことではない。

勝手に苦しんで勝手に死ねばいい。



他人の声にビビっている。認めよう。

でもそれはもはや条件反射だ。

止められるものではない。

どれだけ気張ってみたところで、

どれだけ無視を努めたところで、

意味はない。

避けようの無いイベントだ。



徹底的に自分を制御。

それができなかったから裸心を出力している。

殻にこもっているつもりはない。

殻など、とうに破れている。
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裸心を出力って、、、 (あきら≦2501)
2006-04-17 13:54:59
匿名性に守られたネット上で、だろ?

まぁ、その匿名性はあまり活かされていないが、、

対人でそれができてるなら間違ってないが、

そうでもないだろ?

自称ヒキコモリが

 「殻にこもってない」

とはよく言ったものだ。

じゃぁ家にこもってんの?



不可抗力とは、楽しい言い訳だね。



世界は楽しい。こんなにも矛盾に満ちている。

自分の言葉に矛盾を探せ。

きっともっと楽しくなる。

返信する
勘違い (加辻後 石矢)
2006-04-17 16:32:17
ぼくはいつでも素だ。

感情やココロを隠しているつもりはない。

思ったことをそのままに出力する。

もちろん言いたくなかったら言わない。

しゃべる気力と機会があればしゃべる。

要するに自分勝手。

何も言わないのも裸心の出力だ。

ココロに何もないのだから。



ヒキコモリは、生活面での話です。

あと根暗ということで。





不可抗力。そのとおり。

だからビョーキだ。



矛盾が楽しいかどうかは賛同しかねるけれど、

矛盾に満ちているというのには賛同する。

ぼくは矛盾屋の気分屋なのだし。

まぁ、矛盾なんて、「解釈の食い違い」が原因だったりしますけどね。
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