おひさしぶりです。
いろいろあって、記事更新してませんでした。
申し訳ない。
とはいえ、更新がなくて困るような読者様もいませんので、謝るのはこのあたりで割愛。
ところで……。
自費出版なのですが……。
うーん……。
まぁ、ちょっと考えました。
ボクの目的は、過去作品を本として出版し、流通させること! でした。
そこまでの一番の近道――それも難易度の低い道が、自費出版です。
そんなのだれでもできる!
資金の貯まった状態なら、いつでもできる!
そうなんです。
考えてみれば、本を出せればそれでいい、という考えが甘かったのです。
そんな甘えた精神で、良いモノが書けるはずがない!
ページ数さえ気にしないのであれば、原作のまま本にすればいい。
自費出版は、ほぼチャレンジではなく、買い物でしかありません。
本を出す機会を、お金を対価に得るだけです。
これでいいのか?
自販機にお金を入れてジュースを買うだけだぞ?
それだけのことにわざわざ小銭を一生懸命磨いているだけ。
過程が大事?
その過程にどれだけの価値があるのだろうか。
結果を目標と考えるなら、意味もなくわざわざ遠くて険しい道を通っているようなもの。
ハードルが低すぎる。
がんばらなくても本になる。ここに甘える隙が生じてしまっている。
明確な締切もない。ぎりぎりまで粘る甲斐もない。
努力しなくてもどうせ本になる。
ただ、その諦めで、満足できない自分。結果的に、断念するかもしれない。
そしてなにより、土台がいい。
今日読んで確信した。
原作は、このままでも面白い。
ここにまた甘える隙がある。
根性がなくても、立ち向かうことから逃げても、どうせ最初から面白いモノだし、まぁいっか。みたいな。
ダメだ。
それではダメになる。
しかしだからといって、新作を書けというのも少し荷が重い。
仕事をしていなければ情報収集などに尽力できるからあるいはできるかもしれない。
だが、確実に仕事もこなしてゆかねばならない。
この状況で、ハードルをやや上げる、高みを目指すためには……
自費出版ではダメだ。
よし。
新人賞に応募しよう。
かつて三度、投稿した。
箸にも棒にもかからなかった。
それは、そこには、なにかが欠けていたのだろう。
原因ははっきりしないが、しかし諦めたらそこでおしまいだ。
挑戦。
三度目の正直はもう過ぎた。
しかしそれは言葉の呪縛でしかない。
本当に三度目で諦めがつくようなことか?
可能性があるのに、まだ余地はあるのに、やり方もあるのに。
だから。
もう一度、挑戦しよう。
あの西尾維新先生だって、投稿歴は長かったそうだ。
あの怪物のような奇才が、である。
がんばれ。
天才とは、1パーセントの才能と、99パーセントの努力である。
言い換えれば、天才ですら努力しなければ成功に至らない。にもかかわらず、凡人のきみは頑張らないのかい?
ということで。
もう少し言ってしまうなら。
天才の天才たるゆえんは、あきらめないこと、努力を怠らないこと。こだわること。
それはつまり、努力をする才能、である。
大した努力もしないで文句を言うのか?
スピードラーニングを少し聴いたくらいで英会話が身につかないと怒るのか?
怒ったり、文句を言うだけなら、サルにだってできる。
それはだれでもできるということだ。
自分にしかできないことをしなければ、努力は実らない。誰でもできることをしたって突出しない。
もちろん、誰でもできるトレーニングすらしないのに。そういう基礎をしないままに、傑作を産めるのか、という。
小説の場合は、もちろん小説作法の勉強だが、もっと簡単に、やっておくべきことがある。
日記をつけること。
文章を書き連ねること。
表現方法を模索すること。
読者を意識して書くこと。
これらは誰でも思いつく範囲の、最低限のことである。
だから記事を更新しなくても誰も困らない、というのは少し違う。
記事をひとつでも多く書く、というか、毎日したためる。
この継続が、最低限の努力となる。
これは誰のためでもなく、自分のため。自分自身の目標のために行なうべきことだ。
その意味で、少なくとも1日1回は記事を書こう。書き続けよう。
継続は力なり。
まったくなにもしないよりは、技術が身につくだろう。
と、いうわけで。
予定変更。
自費出版は、後回し、最後の手段とする。
まずは、新人賞に応募する。
締切は年末、大晦日。
ジャンプ小説新人賞で、金賞を受賞し、書籍化する!
以上!
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