はあとまあくはあい。

　新海誠のフルデジタルアニメーション「ほしのこえ」と、「雲のむこう、約束の場所」をノートで観賞した。
　映像はさすがに綺麗。
　空を描かせたら天下一品である。
　しかしストーリーは……
　ほしのこえはよくわからなかった。
　超遠距離恋愛なのはわかったが、どう収束したのか、主人公はどうなってしまったのか、謎である。
　それから「雲のむこう(以下略)」は、平行宇宙とか分岐宇宙とか、なんかすごい物理法則とか量子力学とかの用語がマシンガンされていて、すげえの一言である。
　どうも新海誠は空と空の向こう、つまり宇宙が大好きなんだなぁと。
　で、ボク的にはラストに入る主題歌でニヤリ。
　川嶋あいの歌声！
　もう、すぐわかった(笑)。
　そういえば、そう。
　新海誠作品で歌ったという話を学生時代に聞いたのだった。
　スタッフロールの歌手欄には「はーとマーク」のみで表記されているが、間違いなく川嶋あいだった。
　嬉しいです。
「ほしのこえ」は、声優バージョンとオリジナル版を１回ずつ視聴した（つまり同一作品を２度見た）けれど、「雲のむこう」くらい長くなると再び見ようとは思えない(苦笑)。
　しかしヒロイン役の声優、南里侑香さんの声は好きですね。
　どこかで聞いたことがあるような気がしたのだけれど、出演されたアニメはどれも見ていない。
　残念ながら、新海誠の描く恋愛の良さはよくわからない。
　波調が合わないのかねぇ……。
　新海誠作品は残すところ「秒５」だけだなぁ。
　明日見ます。
「秒速５センチメートル」