金曜日の夜、新入社員歓迎会で飲んでいた。
数年上の若い先輩がたが開いてくれる、毎年恒例の飲み会らしい。
会費はすべて先輩がたのおごりなので、僕ら新入社員はタダだった。
タダという言葉に弱い、きり丸のような僕は、喜んで参加することにしたのだ。
にぎやかな場所が嫌いなヒキコモリの僕だが、飲み会で僕に話しかけてくる人間などそうはいないので、よしとする。
僕はビールというやつが嫌いである。
あの苦みといい炭酸といい、もう気持ち悪い。
いつもならビールは最初の一杯だけにとどめてあとはカクテルを飲むのだが、今回は周りに人がおりグラスがカラになるとすぐ誰かがビールをそそぐシステムになっていたので何杯も飲んでしまった。
食い意地も張っているので料理もたくさん食べた。食べ過ぎた。
ビールとの相乗効果ですぐ気持ち悪くなった。
脚はまったくふらついていないのにただ気持ち悪いのだった。
そのうち目の前の食糧を見るだけで吐き気がして嫌になった。
吐き気がしたといっても別に吐くほどではなく、ただ気持ち悪いだけだった。
軽く下痢をしつつそれでもカクテルだけは飲み続ける。
みんなの前で頼むにはあまりに恥ずかしい飲み物なのでわざわざ厨房まで行って注文する。
なぜみんなビールばかり飲めるのだろうかと不思議でしょうがない。
あんなもの飲むから吐くのだ。
ともかく早々に嫌気の差した僕は、某先輩に激似といういじりポイントがあるのにあまり話しかけられない僕は、ただただ黙ってただ黙々とカクテルを飲むのだった。
そうやって休んでいると気持ち悪さも消えてきてなんとか落ち着いた。ただしカクテルも酒なので少し嫌な感じがしないでもなかった。
一次会終了間際になって回復した僕は目の前にあった大きなプリンを馬鹿食いした。
デザートは別腹である。
ほとんど酔っていない状態で二次会へ。
僕は三次会こそカラオケだろうと信じて二次会に参加する。参加する。
もうビールで気持ち悪くなるのは嫌だったので一杯目からカクテルを頼んだ。
しかし目の前にあったネギトロを一気に食って若干、気持ち悪くなる。
カクテルは一気飲みした。
三杯連続で一気飲みした。
しかしまったく酔いが回らない。
ほろ酔いにならない。
理性が板に付いたまま剥がれない。
全然ふらつかない。
全然つまらない。
逆に冷めていき冷静になる。
早くカラオケに行きたかった。
久しぶりに歌いたかった。
ただそれだけのために飲み会を消化しようと努めた。努めた。
嫌な光景を見て内心ムナクソ悪かったが我慢した。
女子が執拗に男子にすり寄っていたのがムカついたが我慢した。
あぁ気持ち悪い。
早く早くカラオケに連れてってくれ馬鹿野郎。
と思いながら、愛想笑いを浮かべていた。
なんて態度のでかい新人なんだ自分。
何人かと話したが相手の名前をよく覚えていない。
というか一番優しく接してくれる先輩の名前を間違えてしまった。
失礼しました。
その先輩にカラオケに連れてってもらった。
ありがとう、先輩!
しかし酔い過ぎていた先輩はカラオケに入って早々に寝込んでしまった。
先輩がなにを歌うかとても楽しみにしていたのに少し残念だった。
さらに先輩が倒れたことで同寮と二人だけになってしまった。
別にいいのだが、彼は常時1オクターブ下げて歌うので盛り上がりに欠けるのだった。
熱さが足りない。
というわけで僕は彼のことは気にしないようにして、タイナカサチなど最近好きになった歌を歌った。
タイナカサチ、いいっす!
そのままオールだったのだが、あとはなんかもうめんどくさいので日記はここで終了します。
数年上の若い先輩がたが開いてくれる、毎年恒例の飲み会らしい。
会費はすべて先輩がたのおごりなので、僕ら新入社員はタダだった。
タダという言葉に弱い、きり丸のような僕は、喜んで参加することにしたのだ。
にぎやかな場所が嫌いなヒキコモリの僕だが、飲み会で僕に話しかけてくる人間などそうはいないので、よしとする。
僕はビールというやつが嫌いである。
あの苦みといい炭酸といい、もう気持ち悪い。
いつもならビールは最初の一杯だけにとどめてあとはカクテルを飲むのだが、今回は周りに人がおりグラスがカラになるとすぐ誰かがビールをそそぐシステムになっていたので何杯も飲んでしまった。
食い意地も張っているので料理もたくさん食べた。食べ過ぎた。
ビールとの相乗効果ですぐ気持ち悪くなった。
脚はまったくふらついていないのにただ気持ち悪いのだった。
そのうち目の前の食糧を見るだけで吐き気がして嫌になった。
吐き気がしたといっても別に吐くほどではなく、ただ気持ち悪いだけだった。
軽く下痢をしつつそれでもカクテルだけは飲み続ける。
みんなの前で頼むにはあまりに恥ずかしい飲み物なのでわざわざ厨房まで行って注文する。
なぜみんなビールばかり飲めるのだろうかと不思議でしょうがない。
あんなもの飲むから吐くのだ。
ともかく早々に嫌気の差した僕は、某先輩に激似といういじりポイントがあるのにあまり話しかけられない僕は、ただただ黙ってただ黙々とカクテルを飲むのだった。
そうやって休んでいると気持ち悪さも消えてきてなんとか落ち着いた。ただしカクテルも酒なので少し嫌な感じがしないでもなかった。
一次会終了間際になって回復した僕は目の前にあった大きなプリンを馬鹿食いした。
デザートは別腹である。
ほとんど酔っていない状態で二次会へ。
僕は三次会こそカラオケだろうと信じて二次会に参加する。参加する。
もうビールで気持ち悪くなるのは嫌だったので一杯目からカクテルを頼んだ。
しかし目の前にあったネギトロを一気に食って若干、気持ち悪くなる。
カクテルは一気飲みした。
三杯連続で一気飲みした。
しかしまったく酔いが回らない。
ほろ酔いにならない。
理性が板に付いたまま剥がれない。
全然ふらつかない。
全然つまらない。
逆に冷めていき冷静になる。
早くカラオケに行きたかった。
久しぶりに歌いたかった。
ただそれだけのために飲み会を消化しようと努めた。努めた。
嫌な光景を見て内心ムナクソ悪かったが我慢した。
女子が執拗に男子にすり寄っていたのがムカついたが我慢した。
あぁ気持ち悪い。
早く早くカラオケに連れてってくれ馬鹿野郎。
と思いながら、愛想笑いを浮かべていた。
なんて態度のでかい新人なんだ自分。
何人かと話したが相手の名前をよく覚えていない。
というか一番優しく接してくれる先輩の名前を間違えてしまった。
失礼しました。
その先輩にカラオケに連れてってもらった。
ありがとう、先輩!
しかし酔い過ぎていた先輩はカラオケに入って早々に寝込んでしまった。
先輩がなにを歌うかとても楽しみにしていたのに少し残念だった。
さらに先輩が倒れたことで同寮と二人だけになってしまった。
別にいいのだが、彼は常時1オクターブ下げて歌うので盛り上がりに欠けるのだった。
熱さが足りない。
というわけで僕は彼のことは気にしないようにして、タイナカサチなど最近好きになった歌を歌った。
タイナカサチ、いいっす!
そのままオールだったのだが、あとはなんかもうめんどくさいので日記はここで終了します。
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