小説の感想をいただいだぞ。

　５月５日に出した新作オリジナル小説本『残酷小品集』の感想をいただいた。
　まず、文学のわかる人からは、
「最初の話しか読んでないけど、あれは良かった、かなりきたよ」
　と言われた。
　最初の話というのは、【　NI　】という作品である。
　縦書きにした時、乙一とも読めることから、乙一先生の名に恥じないようにと丁寧に仕上げた。
　だからはっきり言って私の書いた中で一番マシな作品になっている気がする。
　最初が良ければ最後はどうなのか。
　もう一人感想をくれた人は、最後の話が好きだと言ってくれた。
　最後の話は【　Ｚ　】。
　最初の話とは対照的で、漫画やライトノベルのようなポップなファンタジー。
　この両極端な作品にそれぞれ一票が入るとは、なかなかどうして人の感性は多種多様だなぁと思う。
　個人的に【　Ｚ　】は不出来で書き直そうと思っていたのだけれど、これだけ褒められるとじゃあいいや、と放置したくなる。
　まぁ、いつかもっと丁寧に仕上げますよ。
　それにしても。
　最初の話がいいと言われるのがボクとしては嬉しい。
　だって一番頑張ったものあれ。
　すごく嬉しい。
　ありがとうございます。