自宅マンションにて酒井ミキオ『thanks a lot ! ～7clips～』を聴きながら。

　お題が無い(苦笑)。

　いま、酒井ミキオさんのDVD『thanks a lot !』を見ずに聴いている。

　１曲目はデビュー曲「今だけは君を離さない」(2.9.1994)。

　世に出てもう21年以上、経過している。

　その才能がまだライブなどで活動しているから凄い。

　まぁ、そもそもデビューがやや遅咲き気味だったミキオさんだから、いい意味でピークを過ぎてから日が当たったということで。

　自分にひるがえして考えてみると、ボクなんかまだ咲いてすらないという(苦笑)。

　２曲目、2ndシングル曲「大切な君へと」。

　こちらは初めて買ったミキオさんのCDアルバムに収録の、いわば出逢いの曲。

　落ち着くので眠りかけた(苦笑)。

　１作目に引き続いて歌詞に「離さない」とあるが、この頃はそのことだけ考えていたようだ。いや違うか。

　そろそろミキオさんに頼るのは辞めようか(苦笑)。

　しかし本当に落ち着く歌声でふわふわしてしまう。

　敵意はもちろんのこと、悪意も、雑味さえもない、純度100％の優しさに包まれている。

　ここが故郷なのか……？　実家以上に実家らしい場所である。

　緊張感もない、すべてを受け止めてくれる包容力は、ともすれば波紋さえもなくゆえに反応も無い。

　空気だ。字面、額面通り、文字通りの空(から)。

　ボカロやアニソンにはあまり無いような、受け入れる矜持と広さがある。

　市販のCDってパソコンで録音データ書き込めるんだっけ？

　もしその方法がわかってCDに出来るなら、歌いたい。

　もう歌わないと決めたので、最期の歌だ。

　何度も聴けるように完成度を上げたい。

　誰かに渡して届けたい。

　その相手が誰かは決まっているが伏せよう。

　非公式。

　秘密。

　しかしな、ミキオさんは高く伸びやかな声だからいいんだよな、だからこそ憧れるわけだ。

　歌いやすい曲ではなく、歌詞や曲調が良いと思ったお気に入りの曲を歌いたい。

　好きである。

　それは原動力そのものだ。

　エネルギー。

　作品を創り上げる、というのは大きなエネルギーが必要となってくる。

　だからこそ、「好きこそものの上手なれ」だ。

　しかししかし。

　どの曲も好きで迷うな。そしてどれも難しい。

　歌唱力すごすぎる。

　高い……。

　本当にすごい人だ。

　10年経ったいまも、尊敬している。

　敬愛している。

 

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　本当に、ありがとうございます！

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