音楽の喜び フルートとともに

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Moto perpetuo 永久機関

2018-05-10 22:21:41 | ロマン派

蘭が咲きました。綺麗な上に花期が長いと2度おいしい花です。
ピアノのTさんと株分けして交換した花が終わった途端、咲き出して、1鉢、部屋の中に入れて楽しんでいます。

先週、楽器屋さんに行った時にフルートの先生の先輩Tさんに会いました。
その時、いきなり「これ、プレゼントするわ。」と、渡されました。


「吹いてみて。」
「パガニーニ、24のカプリスの中の曲?」
「違う。」
初見大会。
一拍100位で吹いてみました。
「もっと速いのかな?でもイタリア人の書いた曲みたい、メロディもちゃんとあって、もっとわかって吹いたらいいでしょうね。」

Moto perpetuo
というのは、イタリア語で永久の機関という意味です。
速いテンポで同じ音符がずっと終わりまで続く曲。
また、何度も繰り返す曲。
常道曲とか、無窮動と訳されています。

パガニーニだけでなく、ショパンやプーランクなども書いています。

パールマンやメニューヒンのYouTubeを聞いてみたら、速い!
バイオリンは息継ぎをしないので、本当に切れ目なく速い。
聴いていると、息苦しくなってきました。

チェロで弾いている人がいて、少しゆっくりですが、こちらの方がいいです。

トランペットでやっている強者がいて、これは楽しいです。
熊蜂の飛行みたい。

やらなきゃいけないことはないですが、やっぱり宿題をもらった気がして練習してしまいます。

パガニーニは、こんな曲を速く弾いて自分の技術を観客に見せつけて得意になっていたんだろうなぁ。

Tさん、どこでこれを披露するのでしょう?!聴いたら、
「わしは吹けへんの。生徒に『はい、これやっとき』と渡しておくと、うまくなりよるんや。」
と、クシャクシャとわらいました。




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