音楽の喜び フルートとともに

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オケゲム ルネッサンスの響き

2022-11-27 08:42:00 | ルネッサンス
今朝は梅田て伊藤公一先生のマスタークラスでした。楽器屋さんはクリスマスツリーを飾っていました。

スケールとアルペジオだけで1時間見てもらいました。まだまだ、深い。

午後からは自宅でレッスン。
発表会があるので、明日ピアノ合せなのでレッスンです。

グルックの精霊の踊りとケーラーの子守唄。
愛らしい曲はシンプルなだけにごまかしがききません。
二人ともよく練習されています。

久しぶりのホールでの発表会なので張り切っています。明日はピアノ合せ。

ヨハネス オケゲム(1410-1497年)
ベルギー エノー伯爵サン=ギラン生まれ、フランス王国トゥール没

詳細については謎ですが、始めの記載はベルギー アルトゥルペンのノートルダム寺院


の教会楽長としてあります。
1446-1448年はフランス ムーランでブルボン公シャルル1世

に仕えています。
1452年パリに移り、フランスの宮廷楽長、トゥールのサン・マルタン寺院の出納方に就任します。
シャルル7世


とルイ11世


に仕えノートルダム寺院


や聖ブノワ寺院にも務めました。
1470年にはスペインイザベラ女王

にギュイエンヌ公シャルル(ルイ11世の弟)の婚姻を託されイベリア半島を訪れています。
その後足取りはよくわかっていませんが、トゥールやブルッヘを訪ねており、亡くなった時にはたくさんの作曲家が哀悼曲を寄せています。

ブルゴーニュ楽派とネーデルランド楽派の橋渡し的な存在です。
ミサ曲数曲とモテットが残されています。

Missa l'homme arme Kriye
ミサ曲武装した男
L'homme, l'homme, l'homme armé,
L'homme armé
L'homme armé doibt on doubter, doibt on doubter.
On a fait partout crier,
Que chascun se viengne armer
D'un haubregon de fer.
男よ、男よ、武装した男よ、
武装した男よ。
武装した男に気をつけろ、気をつけろ。
みんなそこらじゅうで叫んでる、
みな武装せよと
鋼の鎧で。

キリエは主よ憐れみ給え

オルガネットorganetto
小さなふいごを左腕で動かしながら演奏する小さなオルガンで15世紀までよく使用されていました。
オルガネットを使ったアンサンブル見つけました。



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2 コメント

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アントワープ (takan32)
2022-11-26 21:36:05
久米さんへ、私の映画のブログにいいね!をありがとうございます。
アントワープには数年前に行ったことがあります。ノートルダム寺院にも入りました。駅から歩いていけるところにありました。
きょうの映画、パリの風景も出てきて、行った時のことを思い出しました。
Unknown (m-fluteangel16)
2022-11-28 07:54:48
@takan32 さん、こちらこそありがとうございます。アントワープのノートルダム寺院も!すごいですね。地下鉄でいけるのですね。
パリは私も行ったことあります。美しい街ですね。

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