音楽の喜び フルートとともに

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今年最後の合わせ

2010-12-27 23:34:14 | 音楽

今年、最後のピアノ合わせ。
Sさんに今年も最後までお世話になりました。

Jaen de Nivelle、先生にこの前教えていただいた所をチェック。
ブレスの位置、フレーズ感を合わせていきます。
3拍子が一小節ごとに区切られてバタバタして感じられるので、1.2.3ではなく、2.3.1と次の小節の1拍目を目指して方向性がでるように、弾いてもらう様にお願いしました。

歌のメロディと、間奏の弾き分け、各テーマごとの音色の統一。アウフタクトと次に出る音の連携と、音色の統一感。スタッカートの長さの調整。
することは、いっぱいあります。

fからdim.して段々ppで演奏すると、音は小さくなっていきますが、それとは逆に音一つ一つのコントロールが必要になり、逆に集中はどんどん高まっていき、それと同時にお客さんも、ぐっとfの時よりもずっと耳を澄ますようになっていきます。
そして、音が無くなると、ぐっと緊張と集中が高まり、そこに、予期しないff。ppがあることで、より開放感と、高揚感が高まります。華やかなフィナーレが演出できます。

こういうストーリーを、2人で合わせます。
楽譜から読み取ることは、人さまざまです。しかし、一つの楽曲を演奏するためには、どんなに人数がたくさんいても、一つの方向を向くことが必要になってきます。
それは、一緒に動くためには、どうしても必要な条件です。
どうやって、統一していくか?
天才ではない身には、音による対話だけで埋まるものではありません。

指揮してみたり、こんな風にと吹いてみたり、言葉によって埋めたり。
そうして、だんだん私たちの音楽ができあがっていくのです。

またまた熱い時間を過ごしました。




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