音楽の喜び フルートとともに

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編曲と教育で名を残した作曲家

2022-05-30 21:34:25 | 近代
今日はセンメルトリオの練習日。

かわいいチューリップのお菓子を頂いて練習。


ヴィオラの金重さん、ピアノの坂田さんとフルート久米で6月26日自泉会館のプライベートコンサートの練習です。

日本の抒情歌からカタツムリと海を演奏。ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」から、「プレリュード」と「月の光」をトリオ編成でお届けします。

前回から1ヶ月経つといろいろ忘れています。
抒情歌は、ピアノ譜をトリオ譜に編曲しながらなので、自分がどこを演奏するのかわからなくなっていてつい要らないところで音を出したりしてしまいます。

それの方がよかったとか言いあって、編曲がまた始まってしまいました。

アンリ ビュッセル(1872-1973年)フランス オートガロンヌ県トゥールーズ生まれ、フランス パリ没

と言えば、ドビュッシーのピアノ連弾「小組曲」をオーケストラ編曲したことで有名です。

自身も1893年、ローマ賞を取るなど、作曲の才能もあります。

シャルル グノーの秘書をしたり、ドビュッシーを支持、ジュール マスネと20年に渡り擁護したりもしました。

他にもドビュッシーの「春」もオーケストラに編曲しています。
自身の作品はあまり残っていませんが、パリ音楽院で教授として後進を育てました。

その中には
ディテーユ、ボザ、ダマーズ、デザンクロなどなど多くの有名な作曲家がいます。

フルートの世界では、1908年パリ音楽院の卒業試験のために書かれた「プレリュードとスケルツォop35」が有名で今でも良く演奏されています。