音楽の喜び フルートとともに

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夏の小交響詩

2022-05-26 20:54:00 | 名曲
うちの梅花空木。

大好きです。



鉢植えですが、毎年咲いてくれます。

シャルル グノー(1818-1893年)フランス王国パリ生まれ、フランス共和国サン=クルー没

父は設計士、母はピアニストで母から学び、パリ音楽院に入学します。
1839年カンタータ「フェルディナン」でローマ賞を受賞します。

2年間のイタリア留学の後、ウイーン、ベルリン、ライプツィヒを経てパリに帰ります。
1843年サン トゥスタッシュ教会のオルガニストになります。
1852年アンナ ジマーマンと結婚。


1859年になって歌劇「ファウスト」

ファウスト、メフィストフェレスの宮殿
を書き、ようやく成功します。

1867年「ロミオとジュリエット」を作曲。
1870-75普仏戦争を避けてイングランドに渡ります。
王立合唱教会に首席指揮者に就任し、声楽曲を多く作曲するようになります。
1871年に戦争が終わり家族はパリに戻りましたが、グノーはその後もイングランドにとどまります。

歌手のジョージナ ウェルドンの家にいました。


1875年彼女を離れ、パリに戻ります。
その頃には、尊敬されてはいましたが、時代遅れになっていました。

彼は1893年10月18日、ピアノで最後のレクイエム(ハ長調)を演奏しているときにセントクラウドで亡くなりました。

1885年に「9つの楽器のための小交響曲」を作曲します。

この曲はフルート、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2という編成で室内楽で20世紀における「シンフォニエッタ」(交響曲の性格を持ちながら規模の小さな作品)の先駆的作品になっています。

サル プレイエルで管楽器室内楽協会(1879年ポール タファネル設立)により初演されました。

初夏の香りがすると思うのですが、どうでしょう?