昨日、病院の後、飯盛霊園にお墓参り。
平成7年に亡くなった祖母のお墓。次男が3日に福山に帰るので、両親と一緒に連れてきました。
花曇りでしたが、枝垂れ桜は満開。
お墓を見下ろすベンチで4人でお弁当をいただき、お下がりのおはぎと、はっさくをいただきました。
小学生の頃、従兄弟達と造成途上のお墓の周りの崖で遊んだり、渋柿を山ほどとって帰ったり、幼い息子たちを連れて、山を歩いて降りたり、家族や親族の思い出がそちこちを見ても、思い出されます。
桜の季節もよく来ました。
もう、いとこ達と一緒に来ることは少なくなりました。
お彼岸に来たのか、枯れかけたお花が刺さっていました。
このお花が親族間の元気の便りです。
お墓は家族や親族の絆を確認する場所でもあります。
時が確実に流れていることを意識する場所でもあります。
普段忘れている死を、身近に生活の一部にあるのだと、確認させられる場所でもあります。
古今東西の音楽家がレクイエム 鎮魂の曲 を書いています。
死者を悼む楽曲の数々。
死は誰にでどこにでも平等に訪れる。という事実。
だからこそ、今を生きる。ことが大事。
目の前の人を大切にすること。
そういうことを確認するために、お墓に参り、レクイエムを聴くのだと思います。
木瓜の花も満開でした。