音楽の喜び フルートとともに

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脳に効く音楽

2011-01-13 21:46:18 | 音楽

父は、アルミ製の布団干しを持って2階に上がろうとした所、滑って布団干しを持ったまま転倒。7段目位から落ちたらしい。回り階段の踊り場で止まらず、15センチ幅の、手すりというか、壁を乗り越えてトイレと階段の間の廊下に落ちたらしいことがわかってきました。たぶん、手すりの角ばった木の枠で、肋骨と、腎臓を直撃したんだろうということでした。
頭ではなく、腎臓からの出血で、貧血を起して倒れたらしい。

今日、行くと、だいぶ元気になっていて、自分でトイレも赦されていました。
というか、入院と怪我のショックで、認知症?かな。
ナースコールのボタンをこれだといくら教えても、しばらくして問うと、全く覚えていない。
トイレは行ってはだめで、尿瓶でとるので、ナースコールを押してといくら教えても、手元にあるボタンが覚えられない。自分で立って行ってしまう。昨晩は、トイレに行った後、帰り道がわからなくなって、迷っていたらしい。
主治医の先生も、貧血の値が落ち着いてきたので、早く身体を動かした方が、頭がしっかりするだろうということで、トイレや、食事、身の回りのことは速めに進めることにしたそうです。

しかし、間に合わないので紙オムツをしていて、「情けないなぁ。」と、そこはしきりに言います。
「まあ、仕方ないやん。」と言うと
「81歳やで、平均寿命は越したからなぁ。」
「平均寿命というと、50%だからなぁ。考えたらすごいなぁ。半分はまだまだ生きるんだからね。」

CDプレーヤーで大好きな水森かおりさんの歌を、聴かせたら目の色が変ってご機嫌になりました。
音楽って、おもしろい。心や脳の深いところに効くんです。
ボタンを教えたら、ナースコールと違ってこちらは全く大丈夫。
しかし、当分京都まで通うことになりそうです。