音楽の喜び フルートとともに

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雨の日も、元気

2009-04-14 20:54:30 | 子ども

久しぶりに、雨です朝は子育てサロン、午後は児童会、今日は子ども達にたくさん会いました。

サロンは就学前の子ども達とおかあさんたちですが、10時前には激しい雨。こんな日は誰も来ないだろうと思っていると、7組の親子が来られました。
双子さん、3ヶ月のあかちゃんと3歳の男の子、人見知りで一時もお母さんと離れない子。
「家にいてたら、おかしくなりそうなんです。」
少しでも、お茶を飲んで、ゆっくりしてもらえたらと思います。

児童会で、初めて雨の日を迎えた1年生に、雨の日のルールを教えます。運動場に出てはだめ、泥んこ遊びは児童会室前でだけ。渡り廊下の向こうには行かない。走ってはだめ。剣玉は、フローリングの上でだけOK。教室二部屋分の児童会室と前の廊下、渡り廊下に100人近い子ども達があふれています。

おやつの後、体育館を借りようとしましたが、明日の離任式のためのお華が飾ってあって借りれませんでした。狭い部屋を分け合うとあちこちで摩擦が起きます。

1年生の男の子が腕を引っかかれて血を出しました。
「この子が先に引っかいたり、いやなことをいったりしたんやで!」とやはり1年の女の子が、言ってきました。
「ちがうで、そっちが先にやってんで!」男の子も負けてはいません。
他の子が「ちがうで、この子が先に殴ったり、引っかいたりしてんで。」
「そうやそうや。」
「ちがうわ。そっちやで」
「ちがうわ、そっちや。」どんどん言い合って、エスカレートしていきそう。
「そう、二人でなぐったり、ひっかいたり、いやなことをいいあったんだ。」
「そうかぁ。それで、それは楽しかったの?」
「・・・・・。」「・・・・。」
「楽しいから、ずっと続けとく?」
「どうする?」
「・・・。」
「続ける?やめる?どうしよう?」
「ごめんなさい。」
「いいよ。ごめんなさい。」
「いいよ。」
子どもって本当に聡明で、賢明です。

兄弟で絵本を取り合った子どももいました。
「貸してっていったのに貸してくれへんねんで。」と私に訴えます。
「この本は誰の?」
「ぼくの」
「今は貸したくない気分なんだ。じゃあ、いつだったらいい?」
「僕が読んでから。」
「じゃあ、急いで読んでくれる?それから、貸してくれる?」
「いいよ。」
「それじゃだめかな?」
「いや、読む前でなきゃだめ。」
「だめだって、すぐには貸してあげられない?」
「いや、僕が読んでから。」
「僕が使いたいんや!」
「この本はだれの?」
「その子の。」
「どちらも、譲りたくないんだね。じゃあ、この本は話し合いがつくまで、先生が預かるから、話し合いがうまくついたら返すから教えてね。」
2分ほどしたら3年生の女の子達が「先生、ずっと前の話とかしてもめてるよ。」と言いに来ました。
「心配してくれたんだね。でも、大丈夫、二人、ちゃんと話できるから。」
5分ほどしたら、「貸してくれるって言ってくれた。」
「そう、うまく話し合いできたんだね。どうぞ」二人ともニコニコしてすっきりした顔。
問題を解決する力のある子ども達です。すばらしい