月の海

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スーパー堤防

2010年11月03日 02時52分37秒 | 経済
 事業仕分けでスーパー堤防はスーパー無駄遣いになったとか。
以前、私は荒川で毎年、行われている荒川市民マラソンの
スタート地点の板橋から河川敷道路を自転車で河口まで行った
河口へ」の記事を載せた。
 その時にもスーパー堤防を批判しているが、その時の写真を
再度載せて無駄を解説します。(撮影2008年4月6日)


ここが荒川のスーパー堤防に登ったところです。


堤防の先は公園になっています。


撮影したのは2008年の春だったのでお花見の時期でした。


ここ全てがスーパー堤防ですが、こんなに広い公園は必要なのでしょうか。


これだけの土砂をどこから持ってきたかは判りませんが、
トラックで何万台分に相当するのでしょうか。


みんな楽しそうにしていますが、この堤防を造るのに
どれだけ無駄遣いをしたのでしょう。

 
そして一番の問題は左が荒川で右がスーパー堤防で、
右にカーブしている事です。
何よりも問題なのは、このスーパー堤防はカーブの内側に
あります。
 洪水などで川の水量が増した時、水流がカーブにさしかかると
水の流れはカーブの外側では速くなり堤防が決壊するおそれが
あります。
 しかし、カーブの内側では水の流れはそれほど速くなく、
堤防が決壊する危険性はほとんどありません。
そこに膨大な費用をかけてスーパー堤防を造った事が
スーパー無駄使いです。

以上、スーパー無駄使いでした。