月の海

月から地球を見て
      真相にせまる

月の海4

2007年11月29日 03時04分02秒 | 科学(宇宙、SF)
 太陽系の年齢は45億歳とされている。つまり、
太陽系は宇宙創生のビッグバンでできたわけではない。
180億年前のビッグバンから45億年前に
現在の太陽系ができるまでの135億年の間、
存在していたものを原始太陽系と呼んでいる。
 つまり現在の太陽系は45億年前の原始太陽が
超新星の爆発を起こし、現在の太陽系が生まれた。
原始太陽の終演が現太陽系の誕生となったのだ。
もしかして現在の太陽もいつか爆発するのだろうか。
現在の太陽は爆発せずに燃え尽きるだろうと考えられている。

 ところでビッグバンで生まれた陽子と電子からは
水素原子しか生まれない。私達の身体を構成している
有機物、つまり炭素、酸素、窒素やカルシュームは
どうやって生まれたのだろう。
 現在、太陽は水素を燃やし、正確には水素の
核融合によって輝いている。核融合によってできるのは
ヘリューム、さらにヘリュームが核融合を起こし
炭素や酸素ができていった。
つまり、私達の身体を構成している元素は
45億年以上前の原始太陽の中で燃えて造られたのだ。

  

写真は上野公園。

月の海3

2007年11月26日 02時09分15秒 | 科学(宇宙、SF)
 ビッグバンの後、宇宙は高温高圧のプラズマ状態が続き、
ビッグバンで生まれた陽子と電子から中性子が生まれた。
ビッグバンから1日が経過すると宇宙は膨張のため
温度が下がり、プラズマ状態から解放された、陽子と
電子は水素原子や水素分子を構成した。
また、中性子を含んだ重水素もできた。
 ビッグバンから1年が経つと、水素同士がお互いの
引力で引き合い集まり始め恒星が生まれた。
 さらに1万年が経過すると恒星同士が集まり始め
クエサーと呼ばれる銀河系の元ができはじめた。
そして、180億年が経って現在の宇宙となった。

 ところでビッグバンの時には陽子と電子だけでなく
全く同じ数の反陽子と陽電子が生まれている。
私達の宇宙が陽子と電子で構成された宇宙なら
反陽子と陽電子で構成された反宇宙が必ず存在する。
いや、向こうの宇宙からすれば私達の宇宙が反宇宙になる。
 その宇宙も180億年が経過していて、反太陽系や
反地球が存在しているかも知れない。
そして、反あなたが存在しているかも知れない。

  

写真はしながわ水族館。


新東京百景31(大井埠頭中央海浜公園とモノレール)

2007年11月24日 01時48分30秒 | 新東京百景

大井埠頭中央海浜公園とモノレール

所在地:品川区八潮4丁目 駐車場:台数不明
最寄り駅:モノレール 大井競馬場前
撮影:2007年9月22日


大井競馬場前でモノレールを降り、勝島橋を渡ります。


勝島橋から見た大井埠頭中央海浜公園。


ここが新東京百景に選ばれるとき、公園とモノレールの関係が薄いと
言われました。確かに一緒に写真に入れるのが難しい。


ここはスポーツ施設が多い。


なぜか若い女性が多かった。


多分、ホッケーの試合があったためか、女子大生が多い。


休日だったので家族連れもいました。


何をしているのでしょう。


ツリークライミングでした。


以上、大井埠頭中央海浜公園とモノレールでした。


月の海2

2007年11月22日 00時51分52秒 | 科学(宇宙、SF)
 アインシュタインの相対性理論ではエネルギーと
質量は同等と言うことになる。
現在、宇宙に存在する全ての質量は180億年前の
ビッグバンのエネルギーが生み出したと考えられている。
 ビッグバンで最初に生まれたものは光だった。
ビッグバンから0.1秒程度が経過した時、
温度は一兆度を超え高密度のエネルギーの中で
光と光がぶつかり会って2つの粒子が生まれた。
それは陽子と反陽子だった。
 さらにビッグバンから1秒が経過した頃、
密度は下がり、その中で光と光がぶつかり会って
できた粒子は電子と陽電子だった。
 現在、地上でも高エネルギーの光と光をぶつけると
電子と陽電子が生まれる。
 しかし、陽子はプラスの電荷を持ち、反陽子は
マイナスの電荷を持っているため、お互いに
引き合い結びついてしまい、再び元の光に戻ってしまった。
電子と陽電子も同様だった。
そんな中でビッグバンで生まれた粒子のうち
10億分の1の粒子だけが光に戻らず、粒子のままで
存在し現在の宇宙を造りあげた。
 そして、10億倍の光は現在、星と星との間の
宇宙空間に黒体輻射絶対3度というエネルギーとして
宇宙空間を満たしている。

  

写真は明治神宮。

月の海1

2007年11月20日 01時03分24秒 | 科学(宇宙、SF)
 現在、宇宙は膨張を続けている。逆にその膨張を
戻していくと180億年前には宇宙は小さな一点となる。
180億年前のいわゆるビッグバンで誕生した現在の
宇宙は有限である。
 宇宙の膨張は4次元方向に膨張していると言われている。
4次元とは時間とも言われているが、アインシュタインの
相対性理論でローレンツの短縮などの公式から
4次元を導き出すと i c t となる。
iは虚数、cは光速で秒速30万km、tは時間で
光速と時間をかけると距離だけが残る。
 例えば1秒後の世界は虚軸(時間軸)の方向に
30万km行った所に存在することになる。
 つまり宇宙も時間軸の方向に毎秒30万kmで
膨張している事になる。現在、宇宙は膨張を続けているが
永遠に膨張を続けるとは考えられない。
いつしか膨張が止まる時が来るかも知れない。
その時は時間も停止するのだ。

  

写真は荒川緑地。