月の海

月から地球を見て
      真相にせまる

東京ラブストーリー

2018年09月24日 16時44分52秒 | テレビ映画

 現在、フジテレビで東京ラブストーリーを
再放送しているが、ナニコレという感じなのだ。
当時は毎週楽しみに見ていたのに、今では
韓流ドラマと同じような印象を受けてしまう。
なぜか、出演者の演技が鼻を衝いてしまい、
韓流ドラマとの違いが判らない。
 この時代はバブル期であり、この様な
ドラマが当たり前だったのかも知れない。
今のサムスンなどの韓国メーカーの躍進と
同じで韓国を象徴しているような感じだ。
確かに今の韓国はワンレンボディコンギャルが
闊歩していてバブル期の日本に似ている。
 ただ、今の日本はバブル期と何が違うのかと
言うと、答えは出ない。
それでも言えるのは、日本はバブル期の
日本と日本人が変わっているのは
間違いない。
変わっているのはテレビ放送や情報メディア
ではない。
変わったのは日本の国民なのだ。




日式ラーメンの誕生 追記

2018年09月19日 04時37分37秒 | グルメ

以下は2015年3月8日に掲載したものの再掲載。

 ここからは私の推測だが、当時の中国は
農業中心で化学工業は発達していなかった。
このため中国では人工的にかん水を作る
ことができず、内陸部にあった湖沼の
かん水を取り尽くした事で、中国の
ラーメン文化は消滅したのではないだろうか。
 現在、ラーメンは全世界で食べられて
いるが、ラーメンが日本に伝わっていな
かったら、また、日本が工業国でなく、
農業国だったとしても、現在のような
世界のラーメン文化は消滅していただろう。
 ラーメンは中国発祥だが、現在の
ラーメン文化は日本が築き上げたものだ。
そして、ラーメンの本場は中国にはなく
全世界で日本だけがラーメンの本場なのだ。

この項終わり。


日式ラーメンの誕生 5

2018年09月18日 18時09分09秒 | グルメ

以下は2015年3月5日に掲載したものの再掲載。

 製麺所ではラーメンの製麺を始めれば
製麺機の稼働が上がり、収入も増えると
考えた。
しかし、蕎麦屋やうどん屋の業界が猛反対
をした。人気のラーメン屋が増えてしまえば
自分たちの死活問題だった。
しかし、最後にはそれらを説き伏せ、
製麺所はラーメンの製麺を開始した。
この事でラーメン事情は大きく変わった。
ラーメン屋は店舗にラーメンスープだけを
用意して麺は製麺所から仕入れれば良かった。
このため狭い店舗でもラーメン屋を開業
できたため、ラーメン屋はものすごい勢いで
増えた。
 戦後、武器の需要がなくなり、軍需産業は
この頃から製麺機の製造を始めた。
また、麺を製麺機で大量生産したために、
ラーメンの値段は下がり、それまで
中華料理店の高級料理だったラーメンは
一気に庶民の食べ物となった。
 これが日本がラーメンの本場になった
最大の理由だった。
やがて日本ではインスタントラーメンが
生まれ世界の食べ物となった。
 中国が発祥のラーメンだが、それを世界に
広めたのは日本の工業力だった。

この項終わり。


日式ラーメンの誕生 4

2018年09月17日 22時42分16秒 | グルメ

以下は2015年3月4日に掲載したものの再掲載。

 中国から伝わったラーメンは手打ちラーメン
だった。
この手打ちラーメンはかなりの技術が必要で
中華料理店の職人だけにしかできなかった。
誰もが簡単にできるというものではなかった。
 元々日本には麺類としてうどんや日本蕎麦が
あった。
もちろん手打ちうどんや手打ちそばもあったが
工業国の日本には製麺機と言うものがあった。
一般のうどん屋やそば屋は製麺機のある
製麺所で打ったそばやうどんを仕入れて
営業をしていた店が大半だった。
 製麺所ではうどんやそばを打った後の
製麺機は空いていたのだ。
製麺所ではこの空いている時間でラーメンを
打てないかと考えた。

この項続く。


日式ラーメンの誕生 3

2018年09月16日 01時06分33秒 | グルメ

以下は2015年3月3日に掲載したものの再掲載。

 中国からのかん水の量は限られていた。
このため中国より化学工業が盛んだった
日本では工業用の苛性ソーダや重曹など
から人工的なかん水を作り上げた。
このかん水で増大するラーメンの需要に
こたえたのだ。
この人工かん水がラーメンの大量生産に
つながり日本をラーメン大国にした要因の
ひとつとなった。
 しかし、酒の代わりに工業用のメチル
アルコールを飲んだ人が失明するなどで
工業用の化学薬品を使用したかん水に
批判が集まった。
現在、食品添加物として販売されている
かん水は植物等から抽出した炭酸ナトリ
ウムを主成分とした物で中国から伝わった
かん水とはかなり違っている。
 現在のかん水で作られるラーメンは
ラーメンとうどんの中間的存在になっている。
当時のラーメンを知る人は色も濃く透明感が
ありコシが強い当時のラーメンの方が誰もが
美味しかったと口をそろえて言う。

この項続く。