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つれづれなるままに・・

故郷の風景・・・ (心の癒やし)

東京のお盆は7月ですから、すでに終わってしまいましたが、8月のこの時期が『お盆』と言う地方も多いことでしょう。

私の故郷も、まさに、今日はお盆のど真ん中のはず・・・。(*^_^*)

昨年は、夫が入院中でしたので、お盆にもお彼岸にも、お墓参りのための帰省は出来ませんでした。
今年こそは・・・と思っていたのに、コロナの影響により、またまた断念。

本当は、夫が亡くなり、黄泉の国へ旅だったことを、すでに向こうの住人になっている父母に報告をしてきたかったのですが。。。

まあ、私が、わざわざ報告に行かなくても、夫は、向こうの世界に着いたとき、真っ先に私の父母の元を訪ね、「いやあ、ぼくも来ちゃいましたよ!」と照れながらも、挨拶をしてくれているはず・・・とは思いますけれど。
(*^_^*)


私の夫は、東京産まれの東京育ち。

私と結婚して、一番嬉しかったことは『田舎』が出来たことだと言います。
私としては『えぇっ・・? そんなこと・・?』と、ガッカリしたことを覚えていますが、でも、それは、夫の正直な気持ちだったようです。

休みが続けば「田舎へ行こうよ!」とせがみ、私の都合が悪ければ一人でも出かけていきました。
そして、田舎の我が家では、あたかも自分の実家のごとく振る舞い、その姿は、私の兄弟の誰よりもくつろいでいる・・・と、母が笑っていたほどです。
父も、自分が飲めないにも関わらず、晩酌の相手をしてくれる夫のことを可愛がり、大切にしてくれました。

当時は、何も考えませんでしたが、私の故郷の風景や両親の存在は、複雑な家庭環境で育った夫の、心の癒やしになっていたのかも知れない・・・と、思うようになりました。
そのことに対して娘の気遣いが足りない分、きっと、両親がフォローしてくれていたのでしょう。

夫は、向こうの世界で私の両親と再会して、どうしたかしら・・・と、そんなことを考えていた一日でした。


写真は、私の故郷の風景です。
街のどこからでも山が見え、東京では考えられない空の広さに、夫ならずとも心が癒やされる気がします。
(写真を夫の霊前に供え、夫にも見せてあげました))


コメント一覧

love0911
uncle-ken様
コメントを有り難うございました。

東京は、今日も「命の危険がある・・」と言うほどの猛暑日でしたが、そちらはいかがでしょうか?
暑さとコロナと、気を抜けない状況が続いていますが、どうぞ、お身体をお大切に!

(先日の、ホットサンド、美味しそうでしたね!)
uncle-ken2055
けんすけ

こんばんは、
私も東京生まれの東京育ちですが
私は自ら東北に住み始めて山形の方と結婚して離婚しまして再婚相手の実家が農家だったものでしたのでそれはそれは物珍しく妻の実家に行くのが楽しみでしてね
やはり1人でも遊びに行ってましたよ
お亡くなりになったご主人様の気持ちが分かるようです。
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