ピアニスト・辻井伸行さんのコンサートに行ってきました。
私の誕生日祝いとして、息子がチケットをプレゼントしてくれたのです。
会場となった赤坂の『サントリーホール』は、これまでにも数回行ったことがありますが、今回は一緒に行った息子がいろいろと解説をしてくれましたのでその時にも増して、音響の素晴らしさが良く理解できました。
ステージ正面
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ホールは『世界一の美しい響き』を基本コンセプトとして設計されているそうで、全座席ヴィンヤード(葡萄畑)形式。
全席、葡萄畑の段々畑状にステージ(太陽)に向いているため、音楽の響きは、太陽の光のように全ての席に降り注ぎ、ホール自体が素晴らしい楽器、いわゆる『共鳴箱』になるのだとか。。。。
自身もピアノをやっていて(趣味程度ですが)、私より遙かに耳の感度が良い息子は、まず最初に、観客の拍手の音に感動したと言います。
余分な反響がなく、本当に綺麗な拍手だった・・・と。
私には、拍手の音のことまでは分かりませんでしたが、でも、辻井伸行さんの演奏は本当に素晴らしいと思いました。
「えっ・・? これって、本当にピアノの音色なの・・・?」
私の頓珍漢な言葉に息子は苦笑しながらも、アンプを通さない生の音は心に染みるよね・・・と言いました。
そして、ピアニッシモの音までキチンと耳に届くのは、やはり、音響効果が素晴らしいのだろう・・・と。
確かに、音楽のことなど何も分からない私でも、聴いているだけで涙が出そうになったのは、演奏者自身の力はもちろんのこと、ホールの音響効果の素晴らしさもあるのでしょう。(CDで聴くのとは全然違います)
辻井さんは、世界で活躍をしているピアニストです。
そんな人に対して、私ごときが何かを言うのは不遜だと分かっていますが、これからも身体に気を付けて頑張って欲しい!
機会があったら、また、行きたいな・・・!!!(*^_^*)(*^_^*)