私の一日は、朝起きてコーヒーを入れるところから始まります。
若い頃からコーヒーが好きでした。
豆の良しあしなんかちっともわからないのに、いろいろな豆を買ってきては、ひとりで悦に入っていました。
一日に、4~5杯は飲んでいたでしょうか。。。
もしかして、コーヒー中毒・・?
そんなことを考えたこともありました。
ところがここにきて、あれほど好きだったコーヒーが飲めなくなってきたのです。
飲むと、胃が重くなり、負担を感じてしまいます。
でも、食欲は普通にあるし、コーヒー以外のものは何でも美味しく食べられますから、特に胃の病気と言うわけでもなさそうですけれど・・・。
と言うことで、最近は、コーヒーの代わりに『白湯』を飲んでいます。
コーヒーでもなく、お茶でもなく、ただの 『白湯』 ですが、美味しいし、胃にとても優しい感じです。
そして、何よりも心がホッと致します。
そういえば、私の母も晩年は 『白湯』 を飲んでいました。
いつも、夫や子供が最優先で、自分を後回しにしていた母も、晩年は自分優先のゆったりとした気持ちで 『白湯』 を口に含むことが出来ていたのでしょうか・・・?
『白湯』 を飲みながら、久しぶりに母のことを思い出していました。