コロナに猛暑、巣ごもりの日々が続いています。
コロナの脅威と、命に関わる危険な暑さとなれば、実際には、どこにも出かける気力も沸いてきませんが、こんな時は小説を読んで、その舞台となった土地に思いを馳せるのもいいかも知れません。
写真の三冊のうち、『潮騒』と『岬』は再読ですが、両方とも舞台となった地はとても心に残り、一度は訪ねてみたいと思うところです。
『子規の音』は、今回、買い求めたものですが、正岡子規が、松山から上京して、神田や上野や根岸など、東京を転々とした日常や、東北旅行をしたときなどに詠んだ折々の句や歌で、子規の生涯をたどるというものです。
私は、句も歌も、何の知識もありませんが、子規と一緒に旅が出来たらいいな・・と思っています。