ごめんなさい。
まず、謝りたくなる。
こんなステキなパティスリーがあったなんて知らなかった。
荻窪駅から西荻方面へ、環七を越えたところにはためくフランスの国旗。
ガラス張りのお店を覗くと行儀よく並ぶガトー。
2009年9月にオープンしたこちらは、『マルメゾン』、フランスの『ジャン・ポール・エヴァン』『ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブション』を経た広瀬達也シェフのお店。
まばゆい経歴、プラス、好みのガトーだと思うわけですよ。
【ELLE a table】の記事はコチラ
http://www.elle.co.jp/atable/pick/spring-sweets10_0324
■ 「シュークリーム」 230円
パリッとしたシュー生地、なめらかでたっぷりのカスタード。
アーモンドダイスもいい具合で、おいしいです。
コストパフォーマンス良すぎでしょう。
■ 「タルト・タタン」 420円
土台はクッキーのクロッカンみたいなカタチで、
ナッツの味が効いた、ザクザクとした食感。
おいしいけど、ちょっと硬すぎるかな。
1/8カットのリンゴをじっくりと煮てあって。甘酸っぱさを残した上品な味わい。
すっきりした甘さのシャンティでバランスをとってます。
■ 「サントノーレ・ティヴェール」 440円
うわっ、これまたすごい。
カスタード入りのパイの土台に、マロンペーストがちょっとアクセント。
シューはユズの風味がしっかり、でもきつくなくて爽やか。
栗とユズ、和風な感じもするし、合わないように思いそうだけど、
素晴らしいバランスです。
お見事！
■ 「タルト・オ・ショコラ・カプチーノ」 420円
美しい。
そして、コーヒーの苦みがけっこう強い！
珍しいくらい。
でもスッキリしていて私は好きです。
タルトの中にはショコラ、ジャンテーユ、そしてクリーム。
すばらしい。
本当に目からウロコなくらい、素晴らしいガトーでした。
食べたいパティスリーが多すぎて…だけど、シーズンごとにはリピートしようと思います。
『patisserie Voisin（ヴォワザン）』
杉並区上荻2-17-10
03-6279-9513