かもしごとスイーツ三昧

「Rainy Days After」の続編ブログ。
今までよりさらにスイーツとパンを突き詰めます!

上野 『PASTA CANOVIETTA(パスタ・カノビエッタ)』 でモーニング

2011-02-28 15:32:54 | ソトアサ

ただいま東京都内のJR駅構内はどんどん進化中。
上野の『エキュート』も、2010年12月に第1期オープンをし、3月にはさらにオープンする模様。
上野はこれから、花見にパンダにと賑わうからね。

その1期オープンは、あまり注目されてないような気がするけど、
面白いお店もオープンしてます。

そのうちの1軒が、あの植竹シェフの『カノビアーノ』のカジュアルライン
生パスタ専門店なんですよ。

平日で自由になる時間は出勤前しかない私。
ということで、モーニングに行ってきました。

最近のエキナカは、朝7時・8時からオープンしていることが多く、
ソトアサ好きな人にはうれしいですよね。

朝8時半に到着。
店内は、6割くらい埋まっていましたが、パスタではなく、トーストのモーニングセットを
食べている方か大半。
うーん、ひょっとして、フツウのコーヒーショップくらいにしか思っていないのかしら。

もちろん、パスタをオーダー。
ちなみに朝パスタは4種で、ミニサラダとコーヒーか紅茶が付きます。

・カポナータのスープパスタ 550円
・きのこのスープパスタ 600円
・ポモドーロ 600円
・京野菜のパスタ 550円

植竹シェフといえば、“バターや生クリームなどの動物性油脂、ニンニク、唐辛子を使わない”。
ならば、まずは素材の味が分かりやすいものにしましょう。

ということで「京野菜のパスタ」550円に!

■ 「ミニサラダ」

ルッコラメインで、水菜などがちょっと。
これは少なすぎるなぁ…と思いました。
味付けはオリーブオイルで軽くなじませたよう。

■ 「京野菜のパスタ」

モーニングパスタは通常の半分の量、だけど、朝だから十分ですよ。
生パスタらしい、もちっとした食感もあり、でも必要以上なモチモチはありません。
とても上品で優しい味のパスタ。
カブとネギが主役で、甘さといい、食感といいさすが!

■ 「コーヒー」

もちろん、植竹シェフのリストランテと同じ味なわけがありません。
でも、こういうエキナカのカジュアルスタイルで、
この価格でこれだけのものを提供するというのは、素晴らしいと思うのです。

また行きたいと思います。
ごちそうさまでした♪

『PASTA CANOVIETTA(パスタ・カノビエッタ)』 
台東区上野7-1-1 JR上野駅構内3F エキュート上野
03-5826-5619
7:00~23:00/日祝7:00~22:30
無休


虎ノ門 『丸万』

2011-02-28 09:39:06 | 和菓子

虎ノ門にこんな立派な和菓子屋さんがあるとは知らなかった。
品揃えも豊富で、圧巻。

昭和22年創業。
霞が関の官公庁近くだから、屋号に「諸宮庁御用達」とあります。

■ 「二色だんご」 100円

ショーケースの上にのっていて、こぢんまりとした感じがかわいらしく
追加で購入。

5cm大のお団子が2つ。
茶色は漉し餡なんですが、中がなんと!麦こがしの団子。
これが風味豊かでおいしい~。
緑は青のり。
個人的に苦手なので、ヨモギならよかったなぁ。

■ 「チーズ大福」 150円

基本的に和洋折衷な大福はあまり好きじゃないけど
“人気商品”とあったから。

チーズと粒餡と生クリーム。
んー、わかるけど、個人的にはあまり好みではないな。

■ 「どらやき」 150円

栗入り。
小豆の粒もしっかりしてるけど、風味が弱い。
皮もちょっとボソボソしているかなぁ。

■ 「桜上用まんじゅう」 150円

桜の塩漬けが春を演出。
フツウの上用まんじゅうだと思ったら、中には小ぶりの栗が。
皮もちょっと厚めだけど、栗が勝っている。

■ 「栗まんじゅう」 160円

看板商品の栗饅頭。
ちょっと大きめでうれしい。
甘すぎず、しつこくなく、上品にまとまっていると思う。
誰からも好まれそうですね。

全体的に価格もリーズナブルだし、種類も多いし、
やはりおもたせとか手土産にいいと思います。
とはいえ、1つから買えるお団子なんかもあって、便利な和菓子屋さんですね。

『丸万』 
港区西新橋1-11-1
03-3504-3751
9:00~20:00/土9:00~17:30
日祝休
http://www1a.biglobe.ne.jp/maruman/


新宿 『ジャン・ポール チェボー』

2011-02-27 09:35:35 | パティスリー

まだ、パティシェリアが閉店すると思っていた時点のお話。

パティシェリアが閉店するにあたり、さて、閉店までにどこを優先するかと考えたところ。
まず、店舗のないところ・遠いところ。
ということで、店舗のない『ジャン・ポール チェボー』に。
六本木でクッキングスクールをされていますが、確か実店舗はないですよね。

「ルコント」で11年間、「コルドンブルー東京校」で教鞭をとった後に
1995年から2000年まで「タイユバンロブション」においてシェフ・パティシエを務めていた
という経歴の持ち主です。

■ 「サターン」 500円

その名の通り、土星のようなフォルム。
うーー、甘いっ。
プラリネとショコラのムースですが、私には甘すぎました。

■ 「シャテニエ」 500円

さっくりサブレを土台に、たっぷりのシャンティとマロンクリームという
シンプルなスタイル。
飾りの小さなメレンゲがかわいらしい。
まーるい味わいで、栗の主張も控えめ。
素材同士がやさしく手をつないでます。

■ 「オートン」 490円

ああ、テクスチャーが…かたい。
というかボソボソと崩れてしまう。
ビスキュイの上にショコラとダクワーズを重ね、上にはリンゴ。
うーん、いろんな意味で難しいかったです。


深沢 『Dessert Le Comptoir (デセール・ル・コントワール)』

2011-02-26 09:26:11 | パティスリー

等々力駅からひたすら歩いて15分ほど。
近くには『パティスリー・タカギ』や『パティスリー・ナオキ』があるけれど、
交通の便が悪い場所に新たな隠れ家パティスリーが。

正確には、カウンターでできたてのスイーツをいただけます。
2010年4月にオープンした注目のお店です。

本当はデセールもいただきました。
でも、どうしても写真を撮りたくなかったのです。
自分の目でずっと見ていたかった。

実はこの日はかなり凹んでいたんです。
とても話し好きな吉崎シェフ。
人見知りの私でも引き込まれてしまいました。
余計な言葉も発してしまいましたが、それゆえに、自分の中で吹っ切れた部分もあり。
感謝。

もちろん、いただいた「ババ・オ・ラム」は優しい美味しさでした。
心が元気になったら、また行こうと思います。

で、テイクアウトしたのがコチラ。
何にしようか迷っていたら、シェフがおすすめを教えてくれたので。

■ 「ミルクラム」 850円

シェフが味見させてくれました。
うわっ、濃厚だけど、さらっと、すーっとした余韻が残るから重くない。
パンにつけて、というより、このまま食べちゃいそうだ。

■ 「ケーク・キャラメル」 250円

うわわわっ。
どういうことだ。

キャラメルのケークというと、カラメルの強いものや、ぐっと濃~い感じのものしか
想像してなかった。

決して重くないのですが、まぎれもなくキャラメル。
バニラの風味もミルク分もダイレクトではなく、間接的に漂ってくる。
キメの細かい生地、そしてグラサージュもすばらしい。
これは、1本単位でほしいし、プレゼントしたい。

■ 「紅茶のケーク」 250円

アールグレイの茶葉がふんだんに使われていて、香りの広がり方が好き。
こちらも生地とグラサージュのかろやかさは変わりない。
どこか懐かしさも感じるけど、多分、ここまでの完成度は初めてです。

『Dessert Le Comptoir (デセール・ル・コントワール)』
世田谷区深沢5-2-1
12:00~21:00(LO)
03-6411-6042
木休
http://lecomptoir.jp/


深沢 『Koshuka(コシュカ)』

2011-02-25 09:32:24 | パン

えっ?こんなところに、という場所にあるパン屋さん。
「サミット」の先、といいますか。
店内には溢れんばかりのパン・パン。
ハード系もあるけど、あんぱんやクリームパン、デニッシュ類もたくさん。
ひっきりなしにお客さんが来てました。

2007年にオープン。
“シェフの秋元さんは、職人歴13年。数々の有名店で修業の後、ペルティエ赤坂、ペルティエ銀座三越、
丸の内のユーハイムディーマイスターの立ち上げの時に志賀勝栄さんをサポート。その後、ミクニに移り、
パンを焼くこと2年で独立”とのこと。

つまり、まさしく志賀さんのDNAを受け継いでいるパンが並んでいるのですよ。

■ 「バケット トラディション」 280円 

ちょっと懐かしいタイプのバゲット。
クラストは大きめ。
表皮はパリッとして中は噛むごとに味が広がるタイプ。
けっこう好きです。

■ 「クロアソン」 160円

おお、優等生なクロワッサン。
軽めなんだけど、サクサク、ハラハラ、しっとりのバランスはよく
バターの香りもふわーっと広がります。

■ 「クリームパン」 140円

これは必食。
バニラビーンズたっぷりのカスタードは、パティスリーのかと思うほど濃厚。
ちょっと固めでプリンとした食感。
生地の印象がないほどのクリームパンでした。

■ 「チャバタ マロン」 240円

ちょっとやわらかくて甘いチャバタ生地だけど
栗のシロップ煮とのバランスがいい。
もう少し栗が入ってるといいのにな。

■ 「パン・オ・フィグ」 140円

手のひらにすっぽり入ってしまうくらいのこぢんまり。
ケシの実いっぱい、中はフィグとクルミがぎっしり。
粉の味も強いので、噛むごとに味がする。
おいしー。

それにしても、全体的にコストパフォーマンスが良すぎ。
駅から遠いのが難点だけど、このあと紹介するもう一軒には通う予定なので
そのときには行きます。

『Koshuka(コシュカ)』
世田谷区深沢5-23-1
03-3703-5771
10:00~19:00
日・隔週1日不定休

~おまけ~

ハシゴしようと思った九品仏の『ヴォルテール・ピープルス』さんは、
昨年9月に閉店していたのですね! ショック。
ちょっと愛想のないご主人でしたが、職人という感じで、パンはおいしかったのに。
残念。