出口王仁三郎の『霊界物語』によれば、国祖によって産み出された人間が増えるに従い、
その吐き出す息によって妖悪不浄の雲が生じ、神界も現界も次第に乱れ、神も人も荒廃し
穢れに穢れてしまった。そこで、国祖は綱紀粛正を図るべく「天地の律法」を定めたものの、
あまりにも厳しい内容だった為、神々が天の大神様(スサノオ)に訴えたが国祖は聞き入れ
なかった。天の大神様は大勢を占める神々の意見を入れ、神謀りにかけ泣く泣く国祖に隠退を
命じた。国祖は神謀りによって北東鬼門艮の地(崇教真光では摩周湖)に封印され、
妻神の豊雲野神は夫に殉じて南西裏鬼門坤の地(崇教真光では開聞岳)に自らお籠りになって
しまわれた。
体主霊従に堕し魔に魅入られた神々は国祖夫妻をそれぞれ「艮の金神」「坤の金神」と称し、
邪悪な祟り神として人々に喧伝し、それが今に伝えられている。
***********地球外生命体が地球に悪をもたらした件 | 飯塚弘明.com (iizukahiroaki.com)
邪霊は三種類あります。
(1) 八岐大蛇(やまたのおろち)
(2) 金毛九尾の悪狐(きんもうきゅうびのあっこ)
(3) 六面八臂の邪鬼(ろくめんはっぴのじゃき)
それぞれ働きが異なります。大蛇は人間社会を分裂させるような働き、
悪狐は人を色香で誘惑して堕落させるような働き、
邪鬼は社会を支配するため既存の権威権力を破壊するような働きをします。
人の不調な心にこれらの邪霊が感応して悪化させて行くのです。
しかし邪霊がいるから、人の心が悪化する、というわけでもありません。
これはたとえて言うなら花粉症における杉花粉のようなものです。
杉花粉が飛んでいるというだけでは花粉症になりません。
アレルギー体質という体の不調があって、そこに杉花粉が入り込んで、花粉症が発症するわけです。
それと同じで、心が健康なら邪霊がいても感応しません。それで心を健康にするために神の教えというものが存在するわけです。
王仁三郎はこの三種の邪霊のさらにその奥に「邪気」が存在すると指摘しています。
邪気は天地の修理固成の過程で発生してしまう、たとえて言うならランプのススのようなものです。
この邪気が凝り固まって邪霊が誕生するというのです。
邪気はどうしても発生してしまうので、定期的に修祓が必要となります。
それを担当している神様を、祓戸の大神(はらいどのおおかみ)様と呼びます。
台風とか地震とか、あるいはもっと巨大な天変地異によって、地球にたまった邪気をキレイに掃除しているのです。
そのような説明とはまた別に、八岐大蛇の祖神として「タクシャカ竜王」という神霊が霊界物語に登場します。
タクシャカ竜王は「八大竜王」の一人で、「九頭竜」(くずりゅう)とも呼ばれています。
海王星から地球にやって来た神霊で、地球を堕落させるために胞場姫(えばひめ)つまり聖書で言うアダムとイブ(エバ)のイブに憑依して、神の教えに背かせ、人類を罪の奴隷と化させたというのです。「悪魔の霊(みたま)」とも書かれています。
地上を平和にするために月照彦(つきてるひこ)という神様(初代天使長・大八洲彦命のことで、スサノオの和魂)が、タクシャカ竜王を言霊で霊縛し、ある場所に封印しました。
それは「月の国」(インドに相応)のアヅモス山の山麓、「天王の森」にある「天王の宮」という古社の地下深くです。
タクシャカ竜王は封印されましたが、しかしその霊(みたま)の邪気は地上に残り、大蛇や悪狐、邪鬼が出現し、現在に至るのです。つまりタクシャカ竜王が邪霊の起源であるというのです。
さて、このタクシャカ竜王のエピソードは何を示しているのでしょうか?
文字通り解釈するなら「海王星からやって来た神霊が地球に悪をもたらした」ということになります。
つまり、SF映画的な話ですが、「地球外生命体が地球に悪をもたらした」ということです。
人間の精神を悪化させるような物質・エネルギーを持ち込んだ、と考えてもいいと思います。
王仁三郎は、電気の濫用が人間の精神を退化させている、と述べていますが(霊界物語第4巻第50章)、そのように精神をおかしくさせるものが地球外からやって来た可能性も無きにしも非ずだと思います。
しかしタクシャカ竜王のエピソードは、文字通りではなく、何らかの比喩・象徴であるとも考えられます。
たとえば第32巻に登場するアマゾンの「兎の都」の住人である「兎」とは「月神を祭る民族の意」と記されていますし、兎を守る「鰐」というのは「武人の群」であると記されています。(第32巻第2章)
ですから、「海王星からやって来たタクシャカ竜王」も、文字通りではなく、何らかの比喩・象徴かも知れません。
ちなみに霊界物語の二大邪神系のそれぞれの頭目も、地球外生命体です。(盤古大神・塩長彦は太陽神界から中国北方に降臨。大自在天・大国彦は天王星から北米大陸に降臨した)
果たしてこれらのエピソードは何を現しているのでしょうか。
皆さんもいろいろ考えてみて下さい。
なお、霊界物語でタクシャカ竜王は改心しています。
「三千年」もの長い歳月、地下の岩窟に幽閉されていましたが、宣伝使の玉国別(たまくにわけ)一行がここを訪れた際に、弟子の伊太彦(いたひこ)によって外に出されました。
地上に救い出され罪を赦されたタクシャカ竜王は改心し、所持していた「夜光の玉」という宝玉を献上しました。
そして天地の陽気を調節し地上の生き物を守るという御用に奉仕することとなったのです。
それがすでにこの地上現界で成就しているのか、それともこれから未来に起きることなのかはわかりません。
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「海王星からやって来たタクシャカ竜王」
書記による海の神スサノオを担ぐ、たく(杵)ー九州の釈迦(秦王国?)
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フサの国の謎(2) イランと愛知県は相応する? | 飯塚弘明.com (iizukahiroaki.com)
前回は──霊界物語のフサの国(イラン)にある長大な地下洞窟が、実際にイランにもある──という話を書きましたが、さらに調査を進めて行くと、おもしろい発見がありました。
イランは雛型論で言うと、日本の愛知県近辺に相応しますが、イランで「カナート」と呼ばれるその地下洞窟が、何と三重県~愛知県~岐阜県の辺りにもあったのです。
日本では「マンボ」と呼ばれています。やはり灌漑用の地下水路です。
このページに詳しく書いてあります。
http://www.geocities.jp/shimizuke1955/373manbo.html
横穴だけの地下水路なら日本各地に見られるそうですが、
カナートと同じように縦穴も掘られている地下水路は、この辺りの地域にしか見られないとのこと。
第13巻で、半ダース宣伝使たちが落ちた落とし穴がその縦穴です。
岡﨑正孝・著『カナート イランの地下水路』(2000年、論創社)P63によると、
カナートの技術が朝鮮を経由して日本に持ち込まれた可能性もあるそうです。なるほど。
スサノオが日本に持ち込んだのかも知れませんね。
スサノオはもともとイランにいたという説があります。
イランは昔はペルシアと呼んでいましたが(フサはペルシアの言霊反しです)、
アケメネス朝という古代ペルシア国家(紀元前550~前330年)の首都は、
最初「スサ(スーサ)」という町にありました。(ウィキペディア「アケメネス朝」「スサ」参照)
スサの王様だったから スサの王 → スサノオ になった・・・というダジャレのような説もありますが、
そもそも日本神話の八岐大蛇退治の神話と同じような神話が、イランにもあるのです。
霊界物語的にも、スサノオの本拠地はフサの国にあります。
それにしても、日本は世界の雛型とはよく言ったもので、ちゃんと相応するものがあるんですね。
ペルシャ湾が伊勢湾で、アラビア半島は紀伊半島です。
古代文明が栄えたチグリス川とユーフラテス川は霊界物語では「イヅ河」「エデン河」と呼ばれ、
愛知県と三重県の県境を流れる木曽川と揖斐川(いびがわ)に相応するようなかんじです。
地図で確かめて下さい。チグリス・ユーフラテスのように2本大きな川が流れているのが分かると思います。
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どうも、この間から、王任三郎にたどり着いてしまうwww
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三種の神器が、
月・日・剣 に、成ってしまっているのは、妙な気がする、
ということで、
本来、月・日・星ではないか?
(いずれも、月日や位置・他を知らせてくれる)
と、星にあたる神を探してくると
日・月・剣ではなく、日・月・星ではないか?・・2 続☆45
なんだか、国常立と被ってくる。
妙見信仰とかさなり
北極星が、艮金神とかさなってしまうことや
いつも、世に在って、動かぬものは、
天皇だけである・・・(この考えも妙ですが・・一神教的でwww)
と、
だいぶ、迫害されたようで、
このことからも、書記を書いた当時?
表立って、出さなかった?ともとれるのです。
が、
そして、仲哀天皇と神功皇后
ここでも、スピカの話をいただいてきましたが、
なぜ、星の神がいないのか?
乱暴狼藉ものとして、成敗されてしまうのか?
と、考えると
星の神が スサノオではないのだろうか?
と、思えてくる。
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靜の里(茨城県那珂市瓜連)で機織を生業していた建葉槌命(タケハヅチノミコト)が、
これを見て「無礼だ!」と怒り、武装して金の靴を履いて岩を蹴り砕いたといいます。
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このあたりも、
高天原で機織り機に馬を投げ込み(たしか、皮を剥がれたースサノオがむいて?とは、思えない。)
機織姫(女)が、驚いて?死んだ。
機織を生業していた建葉槌命・・・機織姫の関係?が出てくる。
武装して金の靴を履いて
こちらは、艮金神への封印のための、呪文発動の意味か?
と、とると、国常立に見えてくる。
さらに、
空海
剣山に隠したアークの結界のためか?
結界を張るため
星から88か所に柱をおろしている(らしい)
あげく、丁寧に左回りの結界をお遍路さんで
結んでいる。
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風の神 シナツヒコは
・天御柱命(あめのみはしらのみこと)
・國御柱命(くにのみはしらのみこと)
とも・・・
風の神ー星の神ー国常立
と、とれる・・名前。
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なにを隠しこんだのか判らないが・・・
もうひとつ、思うところは
以前にも書いたが
神功皇后は、スサノオを排除している気がする。
と、いうこと。
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結局、武内宿禰が表立って出してきた
「なをかえよう」
この「ナ」が、各々の人間に宿る神(直霊)を縛る「呪」であるとかんがえると
ある意味、
書記のなかででさえ、「呪(しゅ)」はおこなわれていると思えてくる。
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どこかで、なにかが、はっきりしてくることもある。
と、思うので、
「星神」は、誰か?
封印されているのではないか?
と、考えているだけの話で終わることにする。
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