LHH500系(LHH500があるので)の音は
軽やかという敬称が似合っていると思う。
AUDIOメンテナンスをはじめた頃、
まだまだ、WADIA6の音を引き出せなかった。
最初のころはOH主体だったせいもある。
そのころにLHH500系を聴くことがあり
すっと、耳にはいってくる音作りに惹かれ
1台・・・ほしい~~と、思ったものである。
その後、音質改善も確立し
WADIA6もLTD(改)Blueまでもっていくことになり
このLTD化やBlue化の技術を他機器に一部、応用・流用できるようになった。
正直を書くと
6LBをきいてしまうと
音質改善なしの機器は、すべて物足らなくなってしまっていたのだが
LTD化・Blue化などの流用をおこなうと
その機器の個性が際立ってくる。
今回はOHだったが、音質改善でその音より格段上の音がでてくるので
ぜひ、トライしてほしい。と、思う。
とは、いうものの
OHだけでも、新品時よりレベルの上がった音になっている。
と、いうのも、音質改善にむけて、
土台を固めていくのがOHでもある。
堅牢で確実なOHあってこそ
音質改善も冴える。
他社や個人で音質改善をおこなう場合、
たいていが基礎のOHができあがっていない。
こてさきで、オペアンプをかえてみたところで
土台が緩いとうまくないし
オペアンプも電源補強やカップリングコンデンサ
他、厳選したものを使用するからこそ
土台の上に「冴え」が構築できる。
そこまでのOHをすればこそ
で、あるので
音質改善の出来栄えは
ー未知の世界ーを広げていく。
どうぞ、OHのその先へ
扉を開いて一歩踏み出してほしいと思う。