とりあえずの本業が(変な言い方である)完成する予定は
12月中のはずだった。
それを見越して、11月中旬に受付を開けて
依頼をうけたというのに・・・
ずれこむこと、ずれこむこと・・・
製品をつくらないとならないという施主の立場もあるので・・・
ここは、設備をとめるわけにもいかず・・・
やっと、手をだせるとなったときには・・・
毎度、恒例であると思うが
雨男ならぬ「雪男」になってしまう高橋である。
もう一本、奥までの道を上がったとたん
道路が雪原になっている。
道路が道路のままである場所との
標高差はよくわからないが
せいぜい、30mくらいだと思う。
が、木立が生い茂っていたり
山影になっていたり・・・と、いう場所は
一切、雪が融けない。
車を運転して1時間ちかくかかるわけだけど
3時過ぎには冷え込みはじめ
5時ころに帰ろうと車に乗り込もうとすると
「ありゃ・・・つらら」
温まっていた車に雪が吹き付き
融けてくる。
それが、つららを作る。
ひどいときにはマイナス6度とか・・・
雪が降らなくても、積もった雪が融けるわけがない。
平野なら太陽の熱で雨かみぞれになるのだろうけど・・・
山の中は、「すげ~~~~」
社屋のなかではあるが、フォークリフトで製品を運び出すので
大きな開口があり
風がぴゅーぴゅー吹き込む。
冷え込むと、手指がきかなくなる。
細かな作業になると
素手で作業をすることになる。
ものの1~2時間ほどで、指が動かない。
施主さんは小さな電熱ストーブを用意してくれていたが・・・
指先を温めながら、作業していてもおぼつかない。
多分、高橋のおこなうような細かな作業をすることがないのだろう。
「細かいですね~~」と、感心していたが
指先がきかなくなるほどの「冷え込み」だということは
ピンと来ていないようだった。
服は着こめば何とかなるが
指先仕事はどうにも防御策がない。
やっと、ひとつ、本業が終えた頃には
冷え込みも薄らいでゆくのだろう。
本当、雪男なら
指先まで毛がはえているのだろうに・・・
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