葛城ユキ（再掲載３） 2022-06-2７ ー哀悼ー

ロッド・スチューアートのあのしゃがれた声は

あの甘いマスクとほどよく調和していて

彼のアルバムを購入する気になったのは

邦題

悲しみのオーシャン

に、よる。(記憶ごっちゃかもｗｗｗ）

ところが、実際購入してきいてみると

You Keep Me Hangin' On

と、いう曲がきにいってしまい

これはロッドのオリジナルだと思い込んでいた。

ところが、３～５歳年上の人によると

カバー曲だということだったが

元が誰かは失念した。

日本の歌手はあまりカバー曲をやらないし

なにか、オリジナル曲・ヒット曲がないから

カバーするしかないというイメージが強いが

ビートルズにしろ実はかなりカバー曲のアレンジがよくて

彼らのオリジナルだと思われているところがある。

 

先日もウィル・スミスのアルバムをきいていたら、

ラップ＆レゲエにアレンジした

「すきやき」－上を向いて歩こうーがはいっていて

なかなか聞かせる。

 

曲のカバーはなるほどと思わぬでもないが

ロッド・スチュアートと並び称されたのが

ボニー・タイラーで

女ロッド・スチュアートとカバーｗｗｗされていた。

この人の唄ったのが

悲しみのオーシャンだったか。

 

女ロッドというよりも

あの、野太さのある声だけをきくと

むしろ、ロッドのほうを

男ボニー・タイラーといいたくなるほど

ボニーの声は迫力があったｗｗｗ

 

その女ロッド・スチュアート・・ボニータイラーの

日本版ボニーがいるという。

モノトーンのジャケット写真に今とは比べ物にならないスレンダーな彼女が映っていて

アルバム、タイトル

寡黙と彼女の名前　葛城ユキが

非常にバランスよかった。

日本のボニータイラーというあたりもあってか

悲しみのオーシャンを彼女がカバーしていた。

 

ボニーと違うところというと

葛城ユキのほうが、どこか、演歌くさい・・・軽く・・・

そのアルバムの中から

特に気に行ったのが、同じカバー曲で歌詞も日本語を付けているのは

悲しみのオーシャンと同じなのだが

この時は、のちに、この曲がキーポイントになってくるとは思わなかったが

WITHOUT　YOU

これに、はまった。

 

アイ　キャント　リブ　イフ　リブ　イン　ウィズアウト（ニズアウトときこえるので、インかなとｗｗ）　ユー

アイ　キャン（トが入っていたかもしれないが直訳的には少し？）ギブ　　アイ　キャン　ギブ　エニィモア

 

このあたりは日本語ではない。

意訳すれば

あなたなしでは生きられない

あなたに何もかも捧げるわ

（ト（NOT)がはいっていても　私は与えられない　私は何もかも（もうこれ以上）与えられないというほど、

捧げつくしたとも、意訳できなくもない）

さすがに、この部分の英語発音のきれいさをカバーできる歌詞がなかったのだろう。

割とRの発音は子音でカバーできるが

Nの音は難しいのだろう。

クロスワードパズルでも最後の（N)ンは、それ以上続かないマスになる。

このあたりをきれいに出している。特徴的に出しているのとおもったのが

エアロ・スミスでドロー・ザ・ライン中の

キング＆クイーンの中の

キング　アンド　クイーン　　ちょっとしか聞き取れないけど

ギロチン・・

Nのオンパレードで、何か、心地よい。

Nの音は口を閉じる発音のため伸びがなくなるのかもしれない。

日本語では　最後尾に来ることは少ない気がする

ん？

なめたら・・・あか～～～ん・・がおるなあ・・

伸びないね

きりっとつまるところ心地よさだろうか？

 

馬鹿の考え休むに似たりになってしまったのでNのことはもういいやｗｗｗ

 

とにかく、WITHOUT　YOUにはまってから

他の歌手のアルバムを迷った時にはこの曲のカバーがはいっていたら

迷うことなく、そっちのアルバムを選んだ。

 

これが、結果的に

水準器になる１枚のCDとの邂逅につながっていったのである。

 

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ハスキーボイスとともに「ボヘミアン」のヒット曲で知られる歌手の葛城ユキ（かつらぎ・ゆき、本名・田中小夜子）さんが２７日、腹膜がんのため、都内の病院で死去した。７３歳。

昨年４月にステージ４の腹膜がんと診断され、直後に入院。２度の手術を受け、入院は当初の予定より長引き、１０カ月に及んだ。今年５月１７日に１年１カ月ぶりの復活ステージに立ったばかりだった。 【写真】葛城ユキさん　熱い歌への思い　５月には車イスでステージへ 　関係者によると、葛城さんは５月１７日の復帰ステージの翌週に、体調が悪化。入院はせず、今月１７日には本人の強い希望でユニットコンサートに出演し、昼の部では消え入るような声で「ローズ」を１曲のみ歌唱した。夜の部は歌える状態ではなく、「私の人生は感謝、感謝です」とファンや共演歌手に伝えたのが、ラストステージとなった。 　その後、「数日しか生きられない」と余命宣告。

２７日午前９時前には、同関係者に電話をかけて「救急車を呼びました。今までありがとうございました」と“死への覚悟”を示し、約５時間後に病院で、きょうだい、マネジャーに看取られ息を引き取った。