「こちらが狙った音」2024-02-23

WADIA15Blueがもう少しで仕上がりそうです。

ちょっと前に完成した機器が

不具合が出て　帰ってきているので

明日くらいから着手になる予定。

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WADIA15Blueは２台めから（Blueまで施した１５という意味で通算台数ではない）

最新改善を施している。

これは、申し訳ないんことなんだけど、

最初の（改善）段階から進歩する・・・というのは

よくあることで・・・

次にやってきた機器には　最新版で対応することになるのだが

その前の機器については

ーその時の精一杯の最新状態ーと、いうことで

なかなかお知らせできないことがある。

逆に　ブログの中で　以前より進歩しているという内容を

告げていることもある。

このあたり・・・

不具合などでやってくれば　中を見て

中を見れば　最新版にしていなかったと判るのだが・・・

どこからが端境期なのかわからない。

かといって、１台１台　こちらのデーターを見直しして知らせるわけにもいかない。

ちょっと前に書いたが

通常隠れ不具合が出てくるのは　割と早いうち

なので　その時点では

最新版にしてある場合がほとんど。

そして、基本的には　OH自体には問題がなく（３０年は持つ）

環境（設置環境・使用環境）に寄る交換部品の劣化が起きるのが

５～８年後くらい。

が、設置環境・使用環境　が整っていると

なかなか・・・元気なもんで・・・

問題が起きない。

すると、最新版じゃないまま　が続いているにかかわらず

こちらに帰ってくることがない。

こちらに帰ってきて　最新版ではなかった・・・

と、いうのが　あまり数は多くないが

それでも　最新版にしたリピーター機器は

リピーター機器として　記事に上げている。

 

WADIA１５Blueの２台目

ーー以前のBlue化の時に変更部の資料を残していなかったので、

今回かなり回路を追いかけて見たところ、

ここが　高橋の「さらり」なのです。ーー

かなり回路を追いかけた人が

以前のままと同じ改善でおわるでしょうか？

 

そして仕上がりとしては

試聴した感想が届いていますので紹介です。
「まだ合計６時間ほどしか聞いていませんが私なりのインプレです。（通電は３０時間
　ほど）
　すぐにわかるのはワイドレンジになり（特に低域）解像度が上がりかつ緻密になりま
　した。
　ただ一番かんじたのは鋭い音は鋭く、優しい音は優しく、ドライな音はドライに、ウ
　エットな音はウエットに聞こえます。
　ふと思うに当たり前のことがサラリと出てくるのはあるいみ凄いこととおもいます。
　今まで感じていなかった自然な音だと思います。
　これから時間をかけずっと使いつづけていきます。ありがとうございました。」

此方が狙った音を聴きとって頂いている様で嬉しく思います。

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６Blueで　よく言うのが

「神の領域」という言葉なのですが

なぜ、神の領域とまでいいきるかといえば

「神もー自然ーの一部である」ということで

「自然な音」と、いっても　判りにくいので

「神の領域」という言い方をしていて

あ～それならすごいんだな。

と、思ってもらえるところがあるような。

だけど　本当を言えば

「「神もー自然ーの一部である」ということで

「自然」　のほうがもっと広意義で深い価値がにじみ出てくると思うのですが

神様のほうが圧倒感があるｗｗｗ

それは　人間が作り出した（観念として・・）「自然」であるという

共有意識　共有財産　のような価値があって

「自然」が作り出す「自然」って

まだまだとらえきれなかったり　あたりまえになっていて意識できなかったり」

そんなんで　神の領域って言葉を引き合いに出して

「自然」のすごさ　を　納得していただきたい・・という思いがあったわけ。

だけど、

明快さは　ある意味　純粋すぎるほど　ー簡単にー真実を語る。

 

「ふと思うに当たり前のことがサラリと出てくるのはあるいみ凄いこととおもいます。
　今まで感じていなかった自然な音だと思います。」

 

そして　高橋も

「自然な音」を再現するCDP（など）を作りたいと

改善しつづけているわけで、

その思いを　見抜いてるかのごときインプレをいただき

ーー此方が狙った音を聴きとって頂いている様で嬉しく思います。ーー

たった一言の

こちらが狙った音・・・

この言葉に　高橋の万感がこもっていると思うのです。