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長いつぶやきやね・・・(再掲載2)

2024年03月16日 | 音質のために

WADIAもLTD化がほぼ、最終進化というところまできたのではないかと

代理はみていますが・・

なにせ、高橋、どこで閃くか

まさに、電光石火のごときに、

打開策。改善策を編み出していくところがあるので、

うっかり、最終形態といえないところがあります。

 

一方で、よくある問い合わせが

他の機器でLTD化はできないのか?

と、言うものです。

そこで、高橋にたずねてみたのが

CDX10000です。

そんなに多くは聞いてないので

一概には言えない事ですが

やはり、音楽会社・楽器会社?の製品は

「音楽に携わっている」という威信にかかわるのか、

かなり良い音がでるように作っていると思えます。

ビクターとか、YAMAHAとか・・

老舗であり、代理も子供のころに

蓄音機に耳を傾けるダルメシアンの小さな陶器をもっていました。

何で、そんなものを持っていたのか謎ですが・・

子供にも、蓄音機とビクターの名前は深く刻み込まれていたわけです。

話戻して

YAMAHA CDX10000も当方では

10台ほどメンテナンスを行っているのですが

岡山のJ氏によると

WADIA6LTDをもったら、CDX10000を聴かなくなってしまった。

と、いう話があり、

エージング耳のこともあり、エージングのこともあり

CDX10000もきいてくださいね。と

返したのですが・・・

こうなると、代理も、必然的に思うのですが・・

「CDX10000もLTD化(同じ仕様という意味でなく限界ぎりぎり・リミテッドという意味合い)できる余地はもうないのか?」

と、たずねたのです。

それに対しての答えは具体的にはさけますが・・

もう少しレベルアップできる方法はある。

ただし、簡単ではない。

と、いう具合で

できない事ではないものの

やはり、要望がないとできない。

実際に試してみるCDX10000がないため

お客様の機器でやってみなければならず

その・・・言いにくいのですが・・・

開発費用?がどこまでかかるかわからないものでもあり

簡単にできますとは言えないわけです。

 

ただ、一つのヒントになるのが、

YAMAHA CDX-10 (改造ベース)

に、なるようですが

ここでいえば、

一般的に考えられている常識を覆してしまう部分があり

例えば、

****出力の電流増幅トランジスタはOPA2604との相性(中音のガサツキ)が悪いので取り除きました。****

ええ???取っ払っちゃって大丈夫なの????

とか、

他のトランジスタにかえられないの?

とか、

困惑させてしまうばかりではないでしょうか?

 

ましてや、全コンデンサを交換という事を行うとなれば

それだけでも、不安を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

OH においては、まず、現行の品質の良いものに取り換えますし

LTDまでいくと、昔の製品でも良いものがあれば

マッチング次第で使用しますし

ようは、OH で健康管理

音質改善で 音質向上

LTDで極める

と、なってきますので

全コンデンサ交換に偏見?があると

LTDまで、持っていくどころか

OHも行えない。

と、なってしまうわけです。

仮にそれでもOH までは、

劣化コンデンサでは良い音のわけがないと、

納得をしてみたものの

音質改善も、実績があり

確かに良くなると理解しても

では、もっと、上の音を引き出していけるかどうかについて

未知数な部分であり

 

いや、かまわぬ、俺のCDX10000、思う存分やってくれたまえ

 

とは、簡単に腹をくくれないでしょう。

 

実際、WADIA9の音質改善の時でも

OHだけでは、ほぼ同じ機構のWADIA6LTDに劣る音で

このままでは、もったいない。

並びに、ほぼ同じ機構の6(後期型)をLTDにしているわけですから

まちがいなく、音質改善の段階で音が良くなる。

と、いってはみても、

やはり、世界最高峰といわれたW9が

W6に劣る?

かつ、音質改善を施さなければならないほど?

メーカーが苦心惨憺してまとめあげた機器を

そんなに簡単に手直しできる?

音がちがうものになってしまうのではないのだろうか?

いろんな思いが交錯したことと思います。

 

そのあたりの考え方は、

当然と言ってしまってよいだろうし

逆をいえば、

いかに世の中に、

まともな音造りをするものがおらず

メーカーが最高の音を作り上げているとしんじこまれているか

と、いうことですね。

このあたりのことを

「なるほど」と、思わせるような音質改善をおこなっているのは

例えば、自分で真空管アンプをつくっていて

コンデンサーひとつかえたら、音がよくなったとか

そういう経験があると「さもありなん」

と、LTDや音質改善をしていくことに納得し

やはり、専門的にやっている人に任せようという気持ちになるのだろうけど

不安いっぱいの人のなかには

今までの常識がつまっていて、躊躇されるわけです。

そのことから、考えても、

いわば、実験的に、CDX10000、

思う存分やってくれたまえ。とは、いいだせないところもあり

また、音質改善・金額に見合うだけの音がでる機器かどうかも

実績が無い段階では

投資は難しいことであり

どこまで、高橋の技術・センスを信用できるかというところになってきて

そこが、また

従来の「常識」で、測ってしまうのが

常だと思うのです。

例えば修理屋さんが

「メーカーが厳選したものを安易にかえるとかえってよくないので、触りません」

と、いう言い方をされているのをみたことがありますが

代理からみれば

「触ってもいないものがメーカーのほうが良いといえるのですか?」

と、思うわけです。

触ってみて、メーカーの物が良くないとか

メーカーの方が良いとかいえるのであって

なにもせず、「常識」にしばられていて

より良い音など見つけ出せないと思うわけです。

 

「換えるとよくない」というのも

コンデンサをチョイスしていく、

足らない部分を補強していく。

と、いう打開策や改善策をもたないことへの

さも、もっともらしい、言い訳でもあるわけですから

その、「できない側の常識」に丸め込まれてしまうのも

しっかり、音質改善をおこなうとどうなるか

かつ、出来る人がほぼいなかったのが

要因だったとは思います。

 

この音質改善の成功の大きな要因は

OHあってこそというものではないかと

代理は思っています。

 

ところが、メーカーはOHしない。

修理屋さんもOHしない。

特に高級機になると、もしも失敗したら

どれだけの弁済が発生するか。

そして、機器によっては、ランドがとれやすかったり

経験の少ない技術者では、

壊す、復元補修ができないなどもあり

そのことでまた、実績を積んでいくことが出来ず

OHの技術がどれほど貴重であるかをいうことはできず

コンデンサをかえるとよくないなどと

まことしやかな「神話」を流布させ

けして、自分のスキルがたりないなどとかは

認めないし、公言しないわけです。

 

スキルは見えない。ということはよくかいていましたが、

良いスキルも悪い?スキルもみえず

特に、悪い?スキルは

「上手な神話」の下に埋もれ

まともにできないということをひた隠しにしてしまうのです。

 

一方でやってみているからこそ、

言える。

あるレベルまで到達しているから

「ここは、まだ自分のスキルがたりない」

と、いう高橋の言葉の

その氷山の下が見えないわけです。

 

もちろん、OHや音質改善・LTD化を強要するきはありませんし

世間の「常識」にしばられているのも

その常識を信じる人にとっては

大事な世界観だと思います。

 

自分の世界感をうちこわされることは、

なかなか、ショックであり

まあ、例えばですが

自分できがついた場合はよいのですが

例えば、代理が

その機器、ぼろい音ですよ。

と、いったとき

「その機器がすばらしいと思う、俺の耳がぼろいと言われてるにひとしいという事じゃないか」

と、あらぬ方向のほうにショックを受けてしまう事があるようです。

その部分は代理も以前書いているように

「エージング耳」というものがあり

これは、親しい人の声は雑踏の中でも判るという現象ににた

う~~~ん

親近感認識のような作用があり

その特徴的な音を心地よいと認識しているのです。

ところが、その親近感認識がない人・ない状態の時には

トータル?に冷静‥他人の耳?になれるわけです。

その他人の耳になりにくいところを

例えば、代理の一言で

「親近感認識をひっくり返す方法はないだろうか

他人の耳になるにはどうしたら良いだろうか?」

と、いう外向きの考えになれれば

音世界は向上と広がりをつれてくるでしょう。

だけど、

内向きになり

「その機器がすばらしいと思う、俺の耳がぼろいと言われてるにひとしいという事じゃないか」

と、奇妙なショックをうけてしまうと

音世界はそこでとまってしまうわけです。

そのショックをのりこえてゆくことができると

「まだ、上の世界があるんだ」

と、目の前が開けてくるのです。

 

何人かの方に、そのCDPのままでは・・ということを

告げざるをえない状態があり

おおく気分をがいされたこととおもいますが、

代理個人は

ただただ、その音で止まってほしくない。

と、いう事だけです。

 

まだまだ、改善の余地のある機器はいっぱいあり、

良いとなっても、まだ、未来には

もっと良くなるというものを見つけられると言う事もあるのですから

なにもしない機器では、

劣化の一途をたどることになり

そのほうが「惜しい」ことだと思うのです。

 

現在は、blue化流用音質改善まで出来上がっています。

さらに、2019年CDX10000 LTD仕様音質改善。Blue化進化へと

ステップアップしています。

RIMG3875.jpg
ピックアップの状態はかなり良く、メーカーでの交換から10年以上経っていますが新品並みの電圧幅には驚きです。ほんと良い仕事してますね。

RIMG3892.jpg  
半田クラックは御覧の通りの状態です。片面基盤の半田クラック発生は仕方がない事ですね。

RIMG4016.jpg
今回はWADIA6で実施しているBlue化の手法を取り入れての音質改善の実施です。
このCDX-10000にももう少し新しいオペアンプを使用できるといいのですが、アナログ出力回路のディスクリート構成が邪魔をしてオペアンプの効果を発揮できません。残念ですね。

RIMG4026.jpg
音は狙い通り通常の音質改善に空間の静けさが増し良くなりましたね。


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