憧れのAudio☆お知らせブログ☆

メインブログアドレス⇔http://longingforaudio.blog.fc2.com/

抵抗(アンプ VS CDP)2022-02-26

2023年12月08日 | 音質のために

当方では、OH時に、基本,抵抗は交換しない。

むろん、壊れているとか、

回路ミスで設定値があってないとか・・

こういう場合は交換する。

なぜ、交換しないかというと、

抵抗は、電解コンデンサのような

電解質をつかっていないので、

容量抜けがない。

考えても、わかることだが

使っているうちに、劣化?(容量抜けのような状態)して

音がおかしくなる、なんてなったら

抵抗の意味がなくなる。

と、いうのも、

実は抵抗も「音を決めている」から。

いつだったか(かなり初期のころ)WADIAの中に

「なんちゅう、チープな抵抗」を、みつけた高橋

良い抵抗に変えてみた。

ところが、

「なんちゅう、つまらん音」

と、いう結果になってしまった。

ぼろい音だというのではない。

優等生的な音といっていいか。

艶や色気?がなくなって

模範的な教本のような、ある意味、完璧な音がでてきた。

が、なんの感動も湧いてこない。

この時にも、WADIA氏の耳/感性の良さを知らされた。

逆に、サイテーション16Aのとことん改造では、

あのザリザリ感を、取り払うため

抵抗を厳選して使っている。

ザリザリがあるということは、

本来出てくるべき音が

ザリザリに吸収されたり、置き換えられたりしてしまうということになる。

むろん、元の音源がWADIA6LTD(改)-当時ーであるわけだから、

アンプで色付けする必要がないわけで

むしろ、減衰してしまうため

忠実に再現・伝達することを目的にした「完璧な増幅器」を目指したわけだ。

むろん、完璧な増幅器にするためには

「あの~~すんません。そのあたりの音・音質は許容量オーバーで増幅できません」

とか・・・そんな性能のなさではいけないので、

能力は、さらに上げている。

つまり、

CDPとアンプでの「抵抗」の使い方は違っている。

と、言えると思う。

いつだったか、

WADIAの抵抗を

ビジェイとか(他数種)にのせかえられないかという依頼があり、

試作してみた高橋。

(抵抗を変えられるアタッチメントを作る)

しばらくして、

「お~~~い」

と、呼ばれて行ってみると・・・

インプレをよこせ・・ということらしい。

結果は、やはり、先にかいたのと同じようなことで

優等生的でつまらない音でしかなかった。

依頼主は、抵抗ゆえに抵抗されてwww

「エージングをかければ」

と、いうことをいわれていたのだが・・・

それは、根本的に違うのだと思った。

実際、ビジェイあたりは、高橋もアンプに使っている。

よい意味でクリアで癖のない伸びやかな音になるのだろう。

そこが、アンプ(真空管)しか触れない人には及びつかないのだろう。

癖のないようにする。

つまり、16Aでいえば

ザリザリがあるということは、

本来出てくるべき音が

ザリザリに吸収されたり、置き換えられたりしてしまうということになる。

こういう使い方のための性能をもつ抵抗を

わざわざ、WADIA氏がチープな抵抗をチョイスしたものと

変えてみたところで、

追いつくわけがない。

つまり、抵抗が適正な音決めをしていたわけで、

CDPにおいての、抵抗の使い方と

アンプにおいての使い方は違うのではないかと思えた。

むろん、だから、替えないというだけではない。

エージングがかかっている。と、いうことも大きな原因である。

 

いわば、16Aで行ったことは

抵抗によるBlue化といってよいと思う。

そして、CDPはそのままの抵抗で

ほかの部品を厳選し

LTD仕様音質改善

LTD化

Blue化

クロックは交換する。

―多く、25PPMとか50PPM、ひどいと100PPMというものがあるのでー

そして、電解コンデンサも癖のないリップルの少ないものとか・・・

これも厳選している。

音を決めている多くは

LTD仕様音質改善である。

が、WADIAさん、(おそらく)1MHzあたりまでだそうとして

妙なコンデンサをつけている。

(おそらく、抵抗だと思う)

代理の妙な耳は2MHz以上で頭が痛くなるという現象を生むだけど

いろいろ、高橋が検証した結果が

2MHz以上カットで、ベストな音が出る。

仮にだが・・・

WADIAが1MHz(コンピュータと同じ考え方だったと思う)に抑えようとしたのなら・・・

1MHz以上カットにすると、ぼけた、ぼよぼよした音になる。

この音を妙なコンデンサで整えたのではないかと思う。

と、いうように、

CDPは、

いかに「良い音」を再現・伝達してゆくかに苦労しているのだと思う。

そして、アンプは

いかに、CDPからのデータを減衰させずに忠実に増幅できるかが問われてくる。

と、思うのは、

逆に、ビジェイなどの抵抗の良さを

CDPで使えないかと考えた「元」が

いかに、CDPからのデータを減衰させずに忠実に増幅できるか

というアンプの対する把握があったからだと思うから。

ただ、先にかいたように、

CDPにおいては、

抵抗の使い方が違う(と、思われる)と、いうことが

認識されなかったため

実際に検証してみて

元の抵抗は外せない。

と、なったし

アンプへの使い方(効能)は、CDPに当てはまらない。

と、いうほどに

CDPが音を醸す、糺す、と、いう認識が薄いのだと思われた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿