同じCDM1(ひとつは、MK2)を使っている。
MK2のせいか?
(動きが軽快・・?)
ルボックスは、ゆったりとした音がでてきていた。
ある意味、緻密さが薄いところを
響きで、音世界を構築しているともいえるが、
マイクロのRCA側との聞き比べを
返却前に行った。
ルボックスは
この3日間のエージングで
バランスが整ってきて
全体的な音域表現がまとまってきていると思う。
どちらかというと、
非常にできの良い真空管アンプがなっている様な
滑らかで華麗な響きになっているので、
(当方、トラアンプです)
世の中の人が
アナログ的というのが、よくわかるWWWW
ただし、本当のアナログの音は真空管アンプのような音ではなく
むしろ、トラアンプと表現能力の高いCDPから出てくる音の方が
アナログに近く成ります。
アナログ的な音というのを
真空管のような響きとかをイメージされている人が多いのではないかと思えます。
ルボックスの方はトラアンプできいても、
真空管アンプっぽい響きがのってくるわけですが、
この近いところは
同じCDM-1のマイクロより、むしろ
FUSIONに近い印象を受けます。
FUSIONのほうが、もっと、色気と艶がありますから、
(真空管が入っているので、もっともなことです)
真空管アンプっぽいというたとえもちょっと違うのですが
よく響きが含まれている。
(響くのでなく、響きが音の中に含有される・・かんじ)
一方のマイクロは
硬派ですね。
ほぼ同じ音を出すのですが
響きより、カチッとした音で
カチッとした音って、どうだ、心地よいだろう?って
みせつけてくる(きかせつけてくる)だけのものを持っています。
たとえていえば、
ルボックスはムード世界に浸りこむ。
マイクロは一つ一つの音を聴きこませる。
世界感がちがうというか、
世界が違うというか
同じCDM-1であっても
ほぼ同じ音質改善であっても
表現してくる個性がちがっていて、おもしろいものです。
一方のマイクロのバランス側。
最高!!
細かいところでマイクロの機構が
ルボックスより秀でているため
逆により良いものをつけてやらねばならない。
例えば、タンタルをはずしてつけてやれるものも
かぎられてきて、
タンタルより良いものをつける。
と、言う具合に・・・。
出てきた音は非常にしっくりくる。
どうしっくりくるかといえば
WADIA6LTD-blueが基準になっている耳に
違和感なく入ってくる。
(非常にあいまいな言い方ですが)
ストレートに
うん。良いね。と、言えるのですね。
と、代理はすぐ、じゃあ、
CD94でも、この音がでる?
と、おもってしまうので、
尋ねてみました。
マイクロのメンテナンスは
OHにRCAにバランスにその他いろいろと変えていくと
代金も高くなる。
まず、元値を考えたとき
CD94にここまでの代金はかけられないだろう。
(終了オークション調べ リミテッド含む 9万円まで 発売価格15万円)
(マイクロ 終了オークション調べ 15万円まで 発売価格27万円)
そして、何よりも バランス側のマイクロ社の独自の機構(かなり、手をいれましたが)
これが良いwwww
これがCD-94にはない。
CDM-1がオリジナルで新品状態に調整できたのも、
ラッキーだったのですが、
オーナー様も最高状態のほうを選択してくださって
(チョイスの余地があった)
値段の差がきびしいとおもって
「むこう20年以上はもつと計算したら
今、ちょっと音質がおちるものでいくらか安く仕上げても
むこう20年、その音でいることよりも
今、ちょい高くても、
もっと、先々まで満足感のある音の方が良い。
多分、ちょい落ちの方を選択したら、
まもなしに、もっと良い音がでるんだよなあという思いが出てくるだろう。
ちょい落ちでも、仕上がりの良さに
これより、もっと、良くなるのならと
結果的には追加変更となるのではないか」と
説得?説明しようかとおもっていたら
今、せっかくだからと思われたようで・・。
いやあ・・・代理、
この音、聴いてほしいよ。って、おもってましたので
代理、単純ですから
良い音をききたいって、思い切ってくださるのが
嬉しくて・・半分、感涙・・
愛機なんだよなあって・・・
おまえ(マイクロ)、よかったなあって・・・
なんだか、先にも書いたけど
良くしてやりたいって
あきらめない気持ちに
「妙」が働く。
やはり、良いCDM-1がさしむけられるんだなあ・・・って
そういう「妙」を働かせた
オーナー様に
乾杯!!
2018-06-16 00:37:26
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