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前奥広場 跳ね踊り・・・裏話  2018-10-15

2020年04月10日 | 跳ね踊り・町内行事・代理の料理

慰労会から、帰ってきた高橋。

いろいろ、話をきいてみることにした。

先に画像のみ揚げたけど・・・

この中・・・梵天。

これは、福山市山手町はね踊り保存会前奥支部 

管理人様が画像をあげてくださっていたので、ちょっと失敬。

(ヤフログのため、失くなっています。)

 

仕事帰りに梵天につける紐と鈴がいる、と、探しまくっていた。

梵天はだいたい子供たちが持つ。

いわゆる、「猿田彦」のようなものである(と、勝手に思う)

この梵天は神輿の時にもついていくし、

御旅(各支部で跳ね踊りと神輿を奉納する)の時、その道すがら

梵天を掲げて、上下に振る。

その昔、子供たちが長い道のりを歩く辛さが出てきてはいけないと

高橋は、梵天を振るときの掛け声をかけまくるようにした。

よいさーよいさーよいよい、さ

(だったと思う)

すると、子どもたちが声を出し始めた。

ただ、プラプラ歩くより、よほど楽しい。

嬉しそうに声を上げ始めたのをみて、

つくづく、高橋は思ったのだろう。

ー子供達が楽しめるように大人が率先してやっていかなきゃいけないー

そのときの祭りは、まだ、そういうふうに、大人が盛り上げていくというのが徹底しておらず

高橋一人(では、ないが・・・)声をあげ続け

帰ってきた時には、別人のがらがら声になり、しゃべるのも辛そうだった。

それが、今は、大きな声を出してくれる大人が負けてしまうほど

元気な子供の声が上がるようになっていた。

その梵天にかわいい飾りと鈴をつけてやりたいとなったようだ。

 

そして、以前と比べると(遥か、20年前?)

子供たちが文言で、唱和する。

跳ねの順番を待っていたり

据え打ちの順番を待ってる子供の口から

「ドンヤ・カッカ・ドン・カッカ カ」

「シャンシャン・ココ・シャン・ココ」

などなど、文言の合唱が聞こえてくる。

 

これは、良い。

ぽつねんと順番を待ってる。

そんな状態でなく、寸分の隙も無く

祭りの中に居る。

 

実は代理、打ち上げを作らなくなってから、

かれこれ、4年たつと思うが

打ち上げの時はずっと料理を作っているので見に行く暇がなかったし、

だいたい、買い出しに行く時間と重なった。

前夜祭と練習中の差し入れだけになっても、

なかなか、前奥広場に見に行くことがなかった。

今年は高橋が支部長をやっていて

まあ、梵天のことやら

広場の砂とか、天気とか・・

御旅のトイレwwとか・・

いろいろ、段取りやらしているのもあり

ちょっと、気になって見に行った。

 

そして、女の子のたすき。

どうやら、これは、前奥だけのように見えるが、かわいらしく

跳ねる背なかでも、タスキが舞をみせる。

いつから始めたのだろうと、高橋にきいてみたら

あれは、三年くらい前から女子連がタスキをしたいといいはじめて?

俺が結んでやったんだ・・

今回も、タスキを結んでくださいといってきた。

いずれ、自分で結べるように(女子連同士で)教えておきたいと思う。

結構、時間かかるんだよ。

結び目が出ないように、リボンがきれいに膨らむようにむすぶのは・・・

そうだった。

この人は、自分で着物・袴着るし、七五三の時なども、

子供の着物の着付けくらい、浴衣の着付けくらいはできる人だった。

本を見ながらなら女帯も結べるのではなかろうか?

 

しかし・・唖然とした気持ちも沸く。

楽しめるように楽しめるように、心を結んでゆく。

見ていても、かわいらしくて、奇麗なタスキの舞も

子供達には、嬉しいのだろう。

 

この女子連、全員写しきっていないのだけど

じつに巧い。

その巧さをじっくり、見せられることになった。

踊りが巧いからこそ、できることなのだけど・・・

どうしても、リズム(なんというんだろう、お囃子?)が早くなってきやすく

太鼓が追い付かなくなってくる。

すると、女子他、

文言をはやす。

元の早さより少し遅くして、

「ドンヤ・カッカ・ドン・カッカ」

と、早さを修正し始めた。

何度か文言がくりかえされると

鐘の方もきがついて、それに合わせ始めていく。

すると、もとに戻るのである。

見事。

たいてい、早くなりだすとどうしようもなくなってしまう。

それを采配する。

どうやら、他の場所では、全部早くなって

小太鼓(の方が、動きが細かいのだと思う)は踊れないと言う状態にまでなってしまった。

弘法は筆を選ばず

どころか、

跳ね名人は、お囃子をも制する。と、いうところか・・

 

また、杢原のほうは、人数が少なくなってしまい

前奥に住居を移した家族の子供たちが

杢原にでむいて、杢原支部として参加していた。

このつながりもあり、

神輿の担ぎ手も少なくなっているので

杢原での神輿を手伝おうと前奥支部から助っ人が繰り出したらしい。

支部同士の連帯をもてるのも祭りならではあるが

子供たちが、杢原へ戻って地区の祭りを盛り立てようという思いがあってこそ。

跳ね踊り会でなく、跳ね踊り保存会だよね。と、

継承、伝えていくという指導

楽しんでもらう。跳ね踊りの楽しさをしってもらう、経験してもらいたい。

そんな方向に時代も変わっていく中

(他にもいろいろ楽しいことがある世の中だから・・

なおさら、楽しさをしってもらう門戸・指導の在り方というものも、変わってきていると感じる)

保存・継承・維持をおもんばかってくれる子供の気持ちがありがたいと思う。

 

そして、神輿。

ここ10年か・・・神輿を斜めにして、廻すというのをやってきて

今年はきれいに廻った。

高橋、愛媛の地元では、けんか神輿にだんじりに、と、

かなり、凶暴なwww神輿の扱いに慣れている。

ところが、こちらでは、神輿を壊すほどの扱い方をしないので、

無茶に動かしたらどうなるかとか

相手の神輿をつぶすために、どう動かしたり

逆に避けるためにはどうしたら良いかとか

そういう神輿の扱い方を経験していないところで

やはり、神輿を廻すなどなかなか、きれいにできなかったらしい。

今回、高橋が音頭取りにもなっていて、

良いペア御仁もいて(船頭役というか)この意気もばっちしで、

うまく、廻った・・とのこと。

そして、前夜祭からかえってきて、草臥れたといいながら

朝の4時5時から、会館にいって、破れた太鼓の張替を行っていたらしい。

小太鼓は13個あって、1個破れた?らしいのだけど

まあ、12個あるし・・・と、最初はおもったらしい。

だが、小学生が40人以上いて、1個太鼓が減れば

それだけ、跳ねる順番が回ってきにくくなる。

お母さん方は小太鼓を付け替えて、帯を後ろで結んであげるのに、大忙し。

**

少しでも、跳ねさせてあげれるようにと

やはり、なおそうと、と、朝のとっぱちから

一仕事したらしい。

提灯も虫がくっていたらしく、前夜祭の前にも、また、補修していた。

今度は、しっかり防虫剤をいれなきゃいかんなあ、と、いうので

提灯の素材に影響のない防虫剤を選ばないといけないよ。と、

アドヴァイスしておいた。

洋服・着物の防虫剤で良いのか、しっかりしらべておかないと

変色したり、大変なことになる。

そして、最後に

太鼓の座布団。

 

おまけに、念力でお祝いの飛行物体を召喚(嘘だべ)

飛行機の中からじゃ見えないかもしれないが見えたかもしれない。

見えたら、特等席かもしれないwww

 

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