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スキルは見えない・・・12音を引き出せる余地を探っている

2023年12月07日 | スキル

ZIA・FUSIONともう1台。

報告メール(もう1台が完成)をおくったのだけど、

メールがはじかれてしまった。

ファイルでおくることにしようということで、

そこは、代理の出番となる。

で、

詳細をオーナーさまに報告してない状態なので、

ここでは、くわしくかかないが、

音質改善をさらにグレードアップした。

当然、音質が上がる。

そのグレードアップを施したあと、

高橋の口から、でてきたのは

「同じこと、しててもおもしろくないでしょ」

だった。

さらに上に進む。

と、いうことであるが・・

ひとつに、ただ、単純に同じ施工を繰り返す。と、いうのは

かなり技術のいる(例えば)WADIA6LTD(改)Blueの作業であっても

高度で複雑な(単純作業)になってしまう。

そうならないのは、

頭のなかで、「もっと、音を引き出せる余地を探っている。」からだろう。

同じことの繰り返しだと、頭を使うことがない。

(語弊があるが)

いわゆる単純作業になってしまうと、

ロボットになってしまう。

これでは、良い音を作っているという主体でなく

良い音を作らされているという従者になってしまう。

こういうパターン化した作業になってしまうと

つまらないのだろう。

(ここも語弊があるが)

同じことの繰り返し。では、つまらない。

同じところにはいない。

それが、さらなる改善につながる。

ところが、アンプあたりによくあると思うのだけど

回路図をみて、その通りに組み立てる。

これでは、回路図の僕(しもべ)になってしまう。

そして、多く、アンプは音質を替えられない。

変に音質をかえる(良くするのだけど)ことよりも、

性能をアップさせることのほうを重視する。

ーややこしい言い方だと思うー

アンプはあくまでも、増幅器である。

そこで、音を作るのでなく

CDP・CDの音を、忠実に再現する手伝いをする。

そのためには、性能を上げる。

ごりごりした音がでるサイテーション16Aの中身を

やり替える。

音質改善ではない。

ごりごりした音をだす性能のコンデンサ?(かな???)を

良い品質・音質のコンデンサに変える。

ほぼ全部やり替えるので

それは、とんでもない手間暇がかかる。

部品代も莫大であるが。

たとえていえば、そういうアンプを作るのなら

自分が主になる。

ところが、多く、そうはいかない。

根本からやりかえるといっていか。

そういうことは少ない。

たとえて言えば

861のスィフトカレント機構をとっぱらって

新たな回路を組みなおす。

みたいに、性能部分をやり替える。

すると、当然、音質も付随して上がる。

と、いうようなやり方ができない。

 

ある意味、アンプは単純作業に近い。

そして、性能部分をやり替えて作ったサイテーション16Aは

同じものをつくってくれと言われても断る。

(アンプから撤退してもいるけど)

それほど、手間暇がかかる。

壊れない限り、二度と作らない。

と、いうし

壊れることはない。と、言う。

部品の破損はあり得るかもしれないが

同じものを作らなきゃいけないほど壊れることはない。

と、いうことは、世界にたった1台か(と、気が付く代理)

 

こういう事をする人はなかなかいないから

(なにか後からポン付け?して性能を上げる人はいるけど)

(その機器の、根本からやりかえる性能アップはしていない)

(それをサイテーション16Aで行っている。

なにか、性能(音質?)をアップする部品を入れているわけではない。

例えばCDPでいえば

クロックとかオペアンプとかをいれているわけでない。

根本そのものを、すべて良くしている。

ー部品のチョイスはあるけどー

 

と、いうことは、

ある意味、良いものに置き換えしているという、単純作業のところがある。

そして、お客様のアンプは

そのアンプの個性を壊すわけにはいかないので

(サイテーション16Aでいえば、ごりごり感)

いっそう、とことん触れない。

そういう点と

音質がめにみえて変わるというものでもない。

(ここも語弊がある)

ラックスマンL580もそうだったけど

OHだけで、

率直な音のでるコンデンサに全交換しただけで、

音質は非常によくなった。

それは、ラックスマンのコンデンサチョイスが理にかなってなかっただけで、

L580の元からの能力でしかない。

そういう、メーカー由来の減衰をとっぱらうところが

精一杯になる。

L580本来の力を引き出してやった。と、いうだけで。

すると、音を作ったとはいえないし、

単純にCDP/CDの音を率直に表現する方向にしむけるということになる。

おそらく、アンプはこういう風に、

音質改善をするものではない。(できないというべきか)

性能アップをするというべきかな。

 

すると、音質改善のだいご味など味わえるのは、

CDPとネットワーク。

これを引きあげるのが(頭と技術と知識とスキル)であるため

面白いのだろう。

 

例えて言えば、単純作業は作業に使われている僕になってしまうが

音質改善は自分がリーダーになる。

 

みんながするから、右にならえ。

と、いう

考えのないパターンを嫌うところもある。

(むろん、技術面でのセオリー通りというのとは、意味が違う)

実際、とんでもない評論家さまにより

ろくでもない機器が神機器に祭り上げられている。

 

その音、物足りないと感じられる方はよいのだけど、

ちょく、ちょく、

評論家さまの神託に洗脳されている人がいる。

 

はっきりいって、当方は貧乏根性だと思う。

自分の機器。

サイテーション16Aだって、

これは、よくなると目算がたっているから

大枚をはたく。(本体は安いけど)

お客様のCDPは時に、

それだけ金額をかけても、せいぜいWADIA6のOH+アルファくらいの音にしかならない。

と、言うものがある。

このときに、上昇志向があれば、いずれLTD化Blue化するという目標で

そのOH・音質改善にかける金でWADIA6をお買いになった方が良い。

と、勧めることさえある。

その金額にみあう音になるかどうか。

お客様の依頼に難色をしめしてまでも、物を言う。

その根本は

貧乏根性だと思う。

 

だが、本当に良い機器は

元の性能をグレードアップさせる(LTD化など)

「素姓」の良さがある。

 

メーカーお仕着せの音への評論は

たしかに、まちがってはいない。

だが、どこまでのびしろがあるかは、

「頭と技術と知識とスキル」で

根本からの性能アップと

音質改善自体の向上をもつ

実施という事実が付きまとっているものだと思う。


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