本業の中に、肥料工場というのがある。
その肥料は
牛糞などからつくられるものであるが・・・・
妙なことに、
肥料販売よりも、
牛糞の始末のほうで、
利益が成り立っているということがあるらしい。
牛糞はどんどんやってくるということで
肥料の買い手が追いつかない…ということになってくると
15Kg入りの肥料袋を
500個とか、1000個とか
無料で配布(必要な人が自分で取りに行く)することになる。
最近は、業者に、1トンパックが100~200~もっと?
出荷されるようになってきているようであるが・・・
まだまだ、
買い手がたりていない、とも、
牛糞の搬入のほうが多すぎるというか・・・
で、あるのに
今日のニュース
[深層NEWS]露侵攻で「農業システム揺らぎかねない」…食糧危機を議論 (msn.com)
柴田氏は、ロシアは穀物だけでなく肥料の輸出大国でもあると紹介し、「欧州の農業はロシアの肥料に依存しており、輸出が滞れば農業システムが揺らぎかねない」と指摘した。岡部氏も、「ロシア、ウクライナは世界の食料庫。戦争が長引けば影響も世界規模になる」と懸念した。
一方で無料配布しなければならないほどの
生産量(厳密には、牛糞の搬入量)がある。
農業システムがすでに揺らいでいるから
肥料までも
他国に依存しているんだろう?
自国生産を目指そうとせず
ウクライナ侵攻で・・・と、いい抜けているとしか思えない。
どういう癒着があるのかと思ってしまう。
そもそも、日本は
リサイクルがよくできた国だった。
人糞(肥)を発酵させて
畑にまく。
確かに、臭いだろうけど、
ただ、排泄物を撒いているわけではない。
肥溜のなかで、発酵させている。
汚い話に感じるが
昔の百姓の年取った人などは
肥溜の肥をなめて、まだ、発酵が良い状態じゃない。
とか、判断したそうである。
それぐらい、肥が大切に扱われていたということだろう。
そんな風に、たべて、排泄し、排泄物を発酵させ、肥にし、食物を育て
それを食べて、また・・・・
と、いう具合にリサイクルがまかり通っていた。
現代において
元のサイクルに戻せというのはむつかしいことだろうけど、
せめて、
地産地消のサイクルに戻すことくらい、できないものだろうか?
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