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肥料のこと・・・

2022年04月08日 | ウクライナ関連

本業の中に、肥料工場というのがある。

その肥料は

牛糞などからつくられるものであるが・・・・

妙なことに、

肥料販売よりも、

牛糞の始末のほうで、

利益が成り立っているということがあるらしい。

牛糞はどんどんやってくるということで

肥料の買い手が追いつかない…ということになってくると

15Kg入りの肥料袋を

500個とか、1000個とか

無料で配布(必要な人が自分で取りに行く)することになる。

 

最近は、業者に、1トンパックが100~200~もっと?

出荷されるようになってきているようであるが・・・

まだまだ、

買い手がたりていない、とも、

牛糞の搬入のほうが多すぎるというか・・・

 

で、あるのに

今日のニュース

[深層NEWS]露侵攻で「農業システム揺らぎかねない」…食糧危機を議論 (msn.com)

 柴田氏は、ロシアは穀物だけでなく肥料の輸出大国でもあると紹介し、「欧州の農業はロシアの肥料に依存しており、輸出が滞れば農業システムが揺らぎかねない」と指摘した。岡部氏も、「ロシア、ウクライナは世界の食料庫。戦争が長引けば影響も世界規模になる」と懸念した。

 

一方で無料配布しなければならないほどの

生産量(厳密には、牛糞の搬入量)がある。

 

農業システムがすでに揺らいでいるから

肥料までも

他国に依存しているんだろう?

 

自国生産を目指そうとせず

ウクライナ侵攻で・・・と、いい抜けているとしか思えない。

どういう癒着があるのかと思ってしまう。

 

そもそも、日本は

リサイクルがよくできた国だった。

人糞(肥)を発酵させて

畑にまく。

確かに、臭いだろうけど、

ただ、排泄物を撒いているわけではない。

肥溜のなかで、発酵させている。

汚い話に感じるが

昔の百姓の年取った人などは

肥溜の肥をなめて、まだ、発酵が良い状態じゃない。

とか、判断したそうである。

それぐらい、肥が大切に扱われていたということだろう。

 

そんな風に、たべて、排泄し、排泄物を発酵させ、肥にし、食物を育て

それを食べて、また・・・・

と、いう具合にリサイクルがまかり通っていた。

現代において

元のサイクルに戻せというのはむつかしいことだろうけど、

せめて、

地産地消のサイクルに戻すことくらい、できないものだろうか?

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