今回の受付で、オデオンライトが6台
オデオンAGが1台(だったかな)
入ってきている。
オデオンライトは代理のほうにも、1台導入してくれて
(つまり、高橋ももっている)
そこで、一番良い(語弊があるな)
最善のといえばいいかな?
音質改善を施してくれていた。
それが、ベースになって、
今回もまた、進化させたのであるが・・・
AGのほうは、オデオンライトに施せる改善をうけつけない場所がある。
ライトと同じやり方では、
AGのほうが、まけてしまうのは、火を見るより明らか。
高橋、FUSIONの部品待ちの間に
(ちょい、深刻な不具合があったため、部品ごと交換になる)
自分のAGを触り始めた。
むろん、AGのための音質改善、進化ヴァージョン開発。
こういうのは、当たり前のことではあるのだけど、
WADIA6はいくらでも、触れる場所があり(進化させられる場所)
進化のたびに、6(プロト)で確認(&試行なのだが、たいてい一発でOKなので、確認になってしまう)
おかげで、もう、これ以上やったら、基盤がもたないというところまで追い込んだ。
LTD+アルファ(二度と手に入らないコンデンサをある場所に乗せているので、+アルファ)
それで、引退させてしまったわけだけど・・・
事前に自分のもので確かめるわけだけど
ここで、思う。
自分のもので確かめる。と、いうことは、
当然、自分が持っている。
と、いうことになる。
その「自分が持つ」と、いうところが、
ひとつの基準になると思う。
部品取りや、純粋に開発のためにもつ機器は
「自分のもの」でなく
「事業のもの」で、あるのだけど、
WADIA6は、自分のものを事業に貸し出している。と、いう感じになる。
自分の機器を最高のものにしたいのは誰でも同じだろう。
自分が納得できる音にした、そのやり方で、
世に放出しているという点でいえば
コストダウンなどという部分は無い。
もてる技術と知識と部品のチョイスと
最善のものをつぎ込んでいる。
冒頭に
そこで、一番良い(語弊があるな)
最善のといえばいいかな?
と、書いたのもそこに在る。
一番良い方法で・・というと、
2番目か3番目で良いです。
などと、曲解される人がでてくる(いや、でた~~~~!!)
WADIAの音質改善においては、
いつでも、その時の一番良い施工を行う。
だから、逆を言えば、ドンドン進化するということになる。
最初は音質改善だけだったのがLTDが追加・Blueが追加という風に。
おまけを言えば、音質改善も今はLTD仕様音質改善になってる。
ほか、ちょこちょこと・・・
なので、よく書いたのが
ー後から来た人の方がお得ーと、いう言葉。
いつでも、最善の方法ということである。
******
ところが、自分の機器としても
開発用としても、もたない機器がある。(大半がそうであるが)
その中でも、L-580からしっかりしたパワーアンプに替えるとなったとき
いろいろ、検討した。
そのころの代理のお気に入りはステーシス2だった。
で、当然、ステーシスを手に入れた。
当然、ステーシス2熱に浮かされていたので
I氏にも勧めたwwww
が、まもなしに、
轟くような低域や・・・するどい高域
(近くで、雷が鳴る時に、地響きがおきるが、
まさに同じ調子。
これが、高域でも、鋭い。
心臓にずきんとくるような鋭さでもある。)
まったく波状せずここまでの音をだすのは
ステーシス回路のおかげであるのだが
これは、いかん。と、思った。
うまくいえないが、極めすぎている。と、いってよい。
急遽、I氏に連絡をとったが、
爆音でかけていて、気持ちが良い。
と、おっしゃる。
ひとつに、WADIAは、アンプ直結を推奨している。
それだけの音作りをしているということもあるのだろう。
ダイレクトにアンプに直結して
ステーシス2で、爆音・・・
落ちることのない雷の迫力がそこにある。
これは、耳を壊してしまう・・
その迫力がないと、物足りなくなり
あげく、繊細な音を聞き分けられなくなる。
一番危険な聴き方をしているといってよい。
で、当方はステーシス2をL580の代わりにするのはやめた。
******
そして、サイテーション16Aのとことん改造になってきて
同じものをつくってくれとねだられたのだが
おこわりして、
サイテーションを改造してもらうように
アンプ屋さんにたのんだのだが、
作ってもらえなかったらしい。
(普通にかんがえても、アンプ屋さんでも嫌がるし
音作り(語弊がある)ができないアンプ屋さんだと
おそろしくて、引き受けられない。
自分でもしないだろうから、
とことん、改造したらどんな音がでるかも
判らない(いわゆる、未来耳がないのかもしれない))
で、なにか、良いふうにかえられないか?
(他にもアンプがある)
と、おっしゃるので、
アンプ直結でなくて、プリアンプをはさんだら
と、お伝えした。
特にサイテーション11など、能力の高さもあり
当方でも触っているから・・・
と、思ったが、
おなじように、触れるアンプ屋さんがいないのが、ネック。
なんだいか、プリも入手されたようだったが
そのままでは、望む音にはならないだろう。
******
自分で触れる。と、いうのは、大きい。
自分のもの。と、いう括りの中に
自分が触れるという、見えない括りがある。
どこまでの音をものにしているか
実際にきいていただくしかないのであるが
聴かない以上は「想像」の範疇を抜けきれない。
なんども、そちらに行きたい。
システムの音、ひとつひとつ、実地で検分したいと
おっしゃられているのだが、
せっかく来てくださるなら、
800Lアルテック(ネットワークは高橋の手)&WADIA6LTD(プロト)のオーナー様宅の
いくつものシステムをきいてほしいというのがあり
都合が合わず、見送りになっているままである。
その間に・・ちょっと、妙な方向にはしってしまっている感がぬぐえない。
(実際の事例はおいておくが・・・)
当方が、SP300L以上を目指したいのは、ひとつに、
この800Lアルテック(K氏自作)の音を聴いているからでもある。
開眼というと、おおげさだけど
論より証拠ほど強いものはない。
そういう「証拠」を多く検分することになるからこそ
自分のもの、が、出来上がる。
自分の所有という意味でなく
高橋独自のものでありながら
機器の個性・持ち味を継承し
それをも、伸ばしてしまう。
と、なると、どうしても、率直なプリアンプ・パワーアンプ・ケーブルで
CDPを聴いておきたい。
どれほどの音がでているか、判るし
逆に、
多くのWADIA・LTDあたりから
その音をしっかりききたいと
アンプ他、OHに出したり・・ネットワークをよくしたりと
CDPがシステム変更を促すという現象が起きている。
つまり、CDPが主になる。
そういうシステムの方向性がいままでとは、
まったく違う。
足し前をしたり、アンプをよくしないと聴けないというのでなく
ーうちのシステムから、こんな(良い)音がでるなんてー
と、なったら、
CDPの音を余すことなく発揮させたいと思うようになる。
*****
で、やっと、最初の話に戻る。
オデオンAGの最善音質改善。
ほれぼれするような音になった。
が、諸事情ありで、今回はW6LB(改)をトランスポートにしている。
このことからも、
DACの相方も考えたくなるだろうと思う。
先日、CDM-1系でも、VRDSのほうが音が良い。と報告を戴いたが
(素のオデオン・ライトで)
さらに、CDM-1系とKSS151A(本物のねwww)のVRDS
トランスポートの選択で
AG/ライトの音を余すことなく発揮させたいと思うようになり
また、ひいては、アンプ・ケーブル・SPとネットワークと
期待値が高まってくることだろう。
そういう音を作ることが可能なのが
「自分のもの」にする。
ーものにするーということなのだと思う。
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