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エージングを考え直してみる  2019-12-10

2024年03月10日 | 音を聴く耳

システムの違いというものがある。

何度も、書いているが

当方のシステムは

率直なアンプ・率直なSPというパターンのため

CDP個体の音が率直に出て来る。

そして、悪いことに(え?)

同じCDP機種であっても(むろん、改善後という同じ条件であっても)

しっかりと良い音が出ている個体をよく、覚えている。

例えば、850LTD-Blue(+)などは、

滋賀のT氏のものが、抜群に良い。

同じ個体でありながら、

音に差が出て来るのは、なぜなのか、判らない。

エージングの差というだけではないと思える。

 

整合波の関係もあるのかもしれないし

率直なアンプでないため、

CDP側からすれば、却下されてしまうHz?があったりするのかもしれない。

いわば、使わない筋肉があり、当方のシステムにおいて

それが、もろに見えてしまう。と、いうパターン。

聴いているCDによっても、違うだろうと思う。

滋賀のT氏の場合・・・

全部把握しているわけではないが・・・(できないけどwww)

何枚かのCDのタイトルを聞きかじるだけなのだけど

ジャンルが広い。

いろんな音源・Hzを網羅しているというのも大きいだろう。

当方がわりに映画音楽CDを良く使うのは

いろんな音源がはいっているということや、

オーケストラ仕立てだったり

録音の質が良い

など、上げられる。

速い曲もこなせないといけないのだけど

これも、瞬発力を鍛えていないCDPだと・・・

反応が鈍いと思える。

つまり、エージングというものの

いろんな音質を覚え込ませる必要があるのではないだろうか?

これを、アンプでおぎなってしまうと

CDP側が育たない(と、思える)

実際、いつだったか、プリアンプ(コントロールアンプ)のHz数?を触っていた高橋がいた。

基本、コントロールは、±0の普通の位置にある。

ここで、変に誇張させたり、減衰させたりすると

本来の音ではなくなるということだろう(たぶん)

ーそれより、以前にそんなとこで、たしたりひいたりするような、CDPからの音ではないがー

それが、珍しく触っている。

(うろ覚えなのだけど、アッテネーターの方だったかもしれない)

聴くと、普段使ってない(CDの中で少ない音源)ところを

効くようにするため・・・とか、答えられたと思う・・(曖昧模糊)

つまり、アンプ側でそうなのだから

CDP側も、音源が出やすくなる道?

極端な例えだけど

出産を経験させて、出産しやすくする・・みたいな・・・

そういう「経験値」を、あげてやらない(覚えさせる)といけないのでは?

と、思いたくなるほど

同じCDPでも、音の差と言う物がある。

で、実際問題、アンプで音をよいしょしてもらっている事が多く

CDP(フルメンテナンス)本来の音がどれほどのものか知っていないことが多い。

で、当方に来る。(里帰り)

で、代理としては、やはり、一番良い音でなっている個体の音を基準に考える。

つまり、きちんとCDPを育てれば、この音になる。と、いうことだから・・・

 

で、エージング歴だけいえば、とっくにおいこしていてもおかしくないはずの個体が

どうも、おいついていない。

そこで、かんがえるのは、エージング内容になってくる。

当方のWADIA6LTD(改)Blueは、

プロトから交換して新規につくったもので、

当時、他の6LBにまけてしまう状態だった。

それが、1年もしないうちに

かなりの水をあけた状態で、伸びしろが半端ない物になった。

エージングは、常にCDをかけているし

聴けない時(今回の補修など・・・)でも、電源だけは入れている。

聴く音楽はかなり幅広い。

ジャズも聞くし、歌謡曲もきくし・・・演歌にロックにエトセトラ・・・

なにせ、大量にCDを仕入れて、一通り聴いて

録音の悪いものなどは、代理に下げ渡される(おい!!)

ちょっと前は中島みゆきを聴いていたwww

と、思ったら、70年代?ノーランズとか(爆笑)

音はそんなに大きな音で聴かない。

十分に緻密な音成分がでていて

いろんな音を表現するので、聴き惚れる。

来てくださったお客様の様子から

わりに、でかい音できいていらっしゃるようではある。

それは、緻密な成分より、音のインパクトを楽しんでいらっしゃるように思えた。

おそらく、音を感じるというパターンでなく

耳で聴いているパターンなのだろう。

滋賀のT氏は、体感(むろん、耳も含むが)だろうと思う。

850LBへのインプレでも

そばにきて謳っている様な実在感だけでなく

熱帯魚にたとえ、一緒に水槽の中に居る。

と、おっしゃられていた。

実際、代理もT氏の850LBなら、「欲しい」と思わされる機器である。

そして、そもそも、最初から良かった。

先にあげたいろんなジャンルを聴いていたおかげか?

はたまた、システムがすなおだったのか

850を変えていく段階で

「私のシステムから、こんな音がでるなんて」

と、おっしゃっていたのだから

システムの表現能力は潜在的にあったということになる。

適度に育っていたということになるのだろう。

だが、不思議なのは

殆ど、全部の部品を交換している。と、いうこと。

ICとか基板・抵抗(基本的には劣化しないので、エージングがよく効いている)が

鍛えられているということだろうか?

確かに、「道を作る」と、いう考えで行けば

抵抗なども、「覚える」気がする。

WADIAの抵抗は、厳選されているので

かなりの所で、音を決めているのも確か。

その抵抗がいろんなジャンルにより

音の道筋がつくられてきたのかもしれない。

あくまでも、推論だが、

おなじCDPが、おなじようにエージングされないという現実をみてみると

そんな考えが浮かぶ。

そして、もうひとつは、録音の悪いCDをかけるのも、問題かもしれない。

アンプが牛耳ってしまうシステムだと

録音の悪さ加減が判らない。

すると、CDPは「ぐれる」wwww

門前小僧とか、孟母三遷とか、

環境下において、「覚える」のなら

録音の悪いCDの悪いところを覚え

成長が阻害される。

いくらでも、良いCDPを作って上げれても

それを、成長させるのは、オーナー様なのだ。

アンプで良い音だとなっても

CDP自体がぼろけた音しかだせてないこともありえる。

まあ、そういう成長のために

録音の悪いCDを排除しているわけではないが

(たんに、聴いてられないわけで・・www)

結果的には、これもWADIA6LBの成長に大きく関わった気がする。

*********

この記事には、裏がある。

6LB・850LBをお持ちのI氏が

「6LBは別格。私は6LBの方が良い」

は、代理にすれば、前提であるので、いわずもがなであるのだけど・・・

これにつけたして

「代理さんは850LBが良いのでしょうけど」

と、いう言葉がはいった。

もうしわけないのだけど・・・

I氏の850LBは、素性の悪さ(店頭置きのちょい故障部分を直してもらった物)があったのか

店頭置きという状態もあり、エージングができていなかったせいか?

音が冴えない状態だった。

このエージングというのは、かなり音質に差をつけるのだけど

850LBにしても、元の状態がエージング不足だったためか、

T氏の850LBの足元に程遠い音で、

再三、とにかくエージングしなされ。T氏の850LBは素の状態からトータルしたら

25年以上、アクシスでメンテしながら聞いている物だから、当方でグレードアップしたものであっても

元からの部品・基盤とIC部品のエージングは半端ない。

24時間連続稼働で2~3年かかっても、おいつけるかどうか。

と、告げた。

ところが、途中で24時間フル稼働でやってます。と、おっしゃる850LBがやってきたのだが

いまいち、伸びが悪い。

当方の新規6LBのこともかいているが、これは、半年くらいで、

負けていた他の2台をおいこしてしまった。

ところが、850LB

エージングでの伸びがあるはずのものが、無いとはいわないが、薄い。

この原因は、整合波か、ぼろいCDをかけているせいと思える。

(それらのCDは当方で確認済みで、確かに録音ほか、ぼろい)

そこに

「代理さんは850LBが良いのでしょうけど」

と、きたので、これは、たいへんなことだと思った。

つまり、I氏は自分の850LBを基準にものを考えているのではないか?

代理さんが850LBの方が良い。(と、いうのがおかしい。)6LBのほうが良い。

と、いう言葉は裏を返せば、

850LBの性能・音質がきちんとひきだされていないということではなかろうか?

その850LBをきちんと育ててないことを問題視するのでなく

代理が850LBが良いんだ。と、問題をすり替えてしまっている。

で、代理が850LBも良いという根拠がT氏の850LBであり

きちんと育っていないI氏の物では無いということをはっきりさせることで、

エージングの仕方や、

アンプの個性でCDのぼろさがわからなくなる(ひいてはCDPの音がみえない)状況は

かえって、まだまだ、伸びしろがある850も6も育ちきれず

CDPからの音が、これほどの物かというところにたどり着けずにいる。

この事を、認識しないことが大問題で有ると思う。

代理が850LBが良いというのなら、

「確かにおっしゃるとおりですね」と、いう言葉が出て来ていたら

I氏のシステム状態やぼろいCDを使用していることがCDPの育ち具合に関与するとは気が付かなかったと思う。

そういう点では、エージングの方法やシステムの状態など

まだまだ、WADIA・LTDの音質を育て、引き出せる余地は多くあると思う。

と、いうことを、書くと、

I氏、自分に言われたと勘違いされる方なので、

先にあげた記事の内容に抑えたのである。

無論、この内容は、

今までのアンプ主体の考え方とはまったく違うことであり、

CDPをとことん良くしてやれば

ものすごい音質が実現するのだけど

CDPを良くしても、確かに良くなるのだけど

極めるところまでいかないのが、

育て方や個性派アンプに起因するとはおもってなかった。

なにかしら物足らないからと、アンプで足しなう(色付け)ことをやってしまったのが

かえって、ものすごい音質にたどり着けない原因になるとは思いもしなかった。

 

おそらく、多くの方が

そう聞くと、え?アンプとか、もっと、良い物にしなきゃいけないの?

と、勘違いされると思う。

そうでなく、素直に伝達するアンプはいっぱいある。

ようは、値段やステータスでなくて

簡単に言えば、

ぼろいCDはちゃんとぼろいと判るアンプであるかどうか?

これが、一番判りやすいと思う。

CD・CDPに起因するものをアンプやアクセサリで

音をたしなうということが一番危険であると思うが

その証明をいただいた状態であり

なによりも、LTD-Blueの真価を聴くことができない状態に

陥ってほしくないのが代理の一念である。


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