ヘンリー八世
2020年2月23日 13時 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
作:Wシェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎
出演:阿部寛、吉田鋼太郎、金子大地、宮本裕子、山谷花純、谷田歩、河内大和
大石継太、間宮啓行、廣田高志、工藤俊作、櫻井章喜、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、
杉本凌士、水口てつ、佐々木誠、福田佑一郎、大河原啓介、鈴木彰紀※、長谷川祐之、
齋藤慎平、内田このみ、古庄美和、山田美波、坂田周子、沢海陽子、悠木つかさ
音楽・演奏:サミエル
出演者が気になり、行ってきました。埼玉やっぱり遠いですね。
駅から歩くのも結構しんどいけど、今日は天気が良かったので歩きやすかったです。
いつぶりかと思ったら、2014年以来でした。KAATも遠くて挫折しちゃうけどここもそのひとつ。
さらに苦手だと思っていたシェークスピアのリチャードとかヘンリー作品。
そう思っていて、ほぼ観たことなかったのですが、今回のヘンリー八世
結果からいうと思ったより楽しくて、眠気ゼロで観劇できました。
ストーリーはきっとみなさんご存知かとおもうのですが、鋼太郎さんの演出で
楽しかったです。客席降りもあるし、ラストはこの旗を客席のみんなで振る演出も。
誠さんも出演されていて、結構いい役。
今回歌わないし踊らないんだろと思っていたら、タンゴを踊るシーンがあって
阿倍さんが、新しい女性と踊るシーン。ウルジー卿の晩餐会のシーン。
他の方はさらっと踊っていましたが、誠さんたちペアは本格的でした。
さらに、奥様のキャサリン(宮本さん)についていて、慰めの歌も歌ってくれたり
なかなか美味しいお役でした。
鋼太郎さんは、殴られちゃうシーンがかなりリアル。
ウルジー卿が慌てるシーンで、説明通りに慌てるシーンが結構笑えました。
比喩が多くて、セリフが長いのがちょっとと思っていましたが、笑いも結構ありました。
阿倍さんも背が高くて、姿勢がよくて、王らしさよく、鋼太郎さんのウルジー卿は
シェイクスピア俳優らしく落ちていく様子がリアルでした。
初舞台の金子大地くんも、ほかの人にくらべるとちょっととは思いますが、
青年らしくて好感が持てました。
劇場に行く途中の中学校の前に、シェイクスピアシリーズ出演のいろいろな方のサインがありました。
今回の阿部さんのサインもありました。
カッキーや市村さんもありました。