通し狂言 「 染模様恩愛御書 －細川の血達磨－ 」3/20 11時～ 日生劇場
配役：
大川友右衛門 市川 染五郎
印南数馬 片岡 愛之助
横山図書 市川 猿 弥
腰元あざみ 市川 春 猿
細川奥方照葉 上村 吉 弥
細川越中守 市川 門之助 他
昨日も夜観劇して、今日も朝早くから行ってきました。
ざっとあらすじを読んできただけだったので、ちゃんと観られるか心配だったので、
今回はイアホンガイドを借りてみました
でも、講釈の方もいたり、現代風な感じになっていたので、わかりやすかったです。
染五郎さんは「朧の森に棲む鬼」を観て以来でしょうか？
なかなか男らしくさらにたくましくなった感じでした。
今回の内容は、大川友右衛門は細川家の小姓・印南数馬を恋慕うあまり、武士の位を捨て、細川邸に中間として奉公するようになります。二人は衆道の契りを交わし、数馬の父の仇である横山図書を討つべく、兄弟の義を結びます。
数馬を好きな、あざみは嫉妬し、彼らを邪魔しようといろいろ企てます。
やがて友右衛門と数馬は、見事図書を討ち果たしますが、争いの末に起こった火事により細川家の宝である御朱印状を入れた宝蔵へ火が移ってしまいます。友右衛門は御朱印状を守るため、火の中に飛び込み、・・・・・。
この最後の火のシーンが見所でしょうか。
消防法で火を出すことはもちろんでできないので、演出でいろいろ見せてくれます。
スモークや紙ふぶき、風などで迫力ありましたね。
愛之助くんもかわいくて初々しい役を素敵に演じていました。
今回のはガイドなしでもいけそうだったかも。
