森川栄子現代歌曲の夕べ
2022年2月27日 19時~ 東京オペラシティリサイタルホール
出演
森川栄子[ソプラノ] 小坂圭太[ピアノ]
プログラム
アルバン・ベルク:7つの初期の歌曲
ヴォルフガング・リーム:3つのヘルダーリンの詩
アリベルト・ライマン:リルケ断章
アリベルト・ライマン:その眼差しなの、私を破滅へとひきずり込んだのは
ヴォルフガング・リーム:オフィーリアは歌う
現代音楽という分野ってたぶん生で聴くのは初めてでした。
パンフと他に、訳詞もつけてくれていて至れり尽くせり。
ダンスで表現するとコンテンポラリーの分野のような感じでした。
不協和音のような雰囲気の中、歌われるのですが、音が1オクターブかそれ以上飛ぶような感じとかかなり難しそうだったり、歌い方も、唇を震わすような感じで(うまく表現できませんが)迫力もすごくありました。難しい音程を歌いこなすのは本当に大変なのでしょうね。
今回ピアノの演奏方法も変わっていて、アリベルト・ライトマンの2曲の時は、譜面台がグランドピアノの弦の少し先の方に置き、ピアノの弦を爪ではじいたり、ダンパー手前の弦を指で押さえて鍵盤を弾くとか、ギターピックではじくいたりとか、めちゃ変わっていて斬新でした。
弦を抑えてピアノを弾くと聞いたことない不思議な音だったり、弦をはじくのはギターのような雰囲気になったりしていました。
このピアノの奏法をしていると、歌っている方よりピアノの方観てしいます。
ピアノは黒鍵とか白鍵とかあるけど、弦を押さえたり、弾くってどのを鳴らしたらよいのかわからなくなりそうなので、本当に難しそうでした。
貴重な曲&演奏を体験しました。
オフィーリアは歌うは、ハムレットのオフィーリアが狂気になったというシーンのようなのですが、狂気さ感じました。
開演前に食べた棒餃子。誰にも会わないから良いかと(笑)マスクしてるしね。