今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

梁川クエスト

2015年08月06日 | 旅行・レジャー・ドライブ
今日は◯ベー君のお誘いでチョコっと鉄旅だ。
いつものように新宿駅ドトールコーヒーで朝食を取る。ここのジャーマンドッグはとても美味い。コスト度外視なら10本ぐらい食べたいところだが(笑)

やがて◯ベー君と合流して、今日はなんと特急でも急行でもなく、普通の通勤快速での移動である。従って駅弁とか朝から酒盛りなんて展開はKYだね(爆)

お馴染みの快速で高尾まで行き、そこで普通列車に乗り換えた。昨今この路線もステンレス車体に切り替わっているのか、昔ながらの横須賀線カラーはすっかりレアになってしまった。しかし高尾駅に待機していたのは何と横須賀線カラーだった。今日アタリだよ!と〇ベー君ご満悦。不思議と懐かしさすら覚えるこの車体、出来れば1編成ぐらい残してもらいたいものである。高尾を出た列車は甲府方面に向かう。車内のお客さんも行楽や登山客の比率がグンと増し、車窓の景色も一気に緑が増えてくる。

前回の駅探で行った笹子駅に次いで今日行った駅は同じ路線の「梁川駅」だ。開業は昭和24年(1949年)と比較的新しい駅。観光としてはそれ程馴染みのない駅だ。今までは幾度となく通過していたが、今日やっとホームに降り立った。

駅前を交通量の多い国道20号線(甲州街道)が並走し、民家も沢山あるので寂しさは無いが、利用客が300人に満たないローカルな無人駅である。

今日は完全に彼の鉄道楽のお付き合いだが、自分もこのブログ立ち上げよりも以前に、渓流釣りやぶらり旅で下車した事があるので、多少懐かしさを感じる。昔と変わらないログハウス風の駅舎は健在だ。変化といえば、自動券売機が設置されたぐらいだろうか。写真右側のきっぷ売り場(白い小屋)がそれである。

駅前スロープの脇に線路をくぐって反対側へ抜けるトンネル通路があるのを見つけた。これは知らなかったな。プレートには1965年とある水路併用の通路トンネル。

形状からしてボックスカルバートだろうか、高さ170cmと天井が異様に低い。池袋の雑司が谷隧道も低いがコレには叶わない。
少しの間駅界隈で止まったような時間に浸る。こういう長閑な雰囲気って何故か心が和んで落ち着く。気がついたらストレスは何処かへ消えていた。しかしこの暑さは新たなストレスだ!

少し歩いて◯ベー君定番の撮り鉄スポットに案内された。この猛暑日に歩き回るのは非常にシンドいが、荷を下ろした場所が木陰だったので助かった。気温35℃でも風があるので意外と涼しくて居心地いいのだ。

この緑深い景色がとても良い。ずっと眺めていても飽きない風景だ。
たまに通過する特急スーパーあずさやかいじ、普通列車、貨物列車を記念に撮りつつ、叢中の非日常を存分に楽しんだ。

自分も小学生時代は一時期カメラ小僧やってたので、こういうマニアックな駅探行楽も見方を変えれば楽しい。
できれば駅弁でも買っておいてココで食べればよかったな…。

ちなみに今回の撮影機材は豪華3本立て。GRとRX1-R、そして久々登場のSX50-HSは結構面白い画を弾き出してくれた。光学50倍のスペックは肉眼で見えない物が見えてしまう威力がある。

さてそろそろ時間が来たので駅に戻る事にする。木陰は涼しくても移動は炎天下なので一瞬にして汗が吹き出してくる。
今日の行楽は半日スケジュールなので、滞在の尺は意外と短い。

山梨に居るのにホウトウを食べないなんて珍しい行程だ。まあ先日立て続けに食べてるから別にイイけど…。
梁川駅に戻ってホッと一息。キオスクは無い代わりに自販機が1機設置されていた。せめてコンビニの1軒でもあれば助かるんだけどね…。

無人駅だが券売機が設置されて便利になった。suicaも使える。

さて、梁川クエストの次は藤野駅へ駒を進める。梁川駅は山梨県だが、藤野駅はなんと神奈川県にある。梁川でかいた汗を流そうって事でお次のミッションは日帰り温泉だ。

藤野駅から向かう先は「藤野温泉 東尾垂の湯」。以前クルマで行った事があるが、今回は藤野駅前から出ている無料送迎バスを利用する事にした。駅前で暫く待って、やってきた送迎バスで温泉へ。

バスは相模湖を渡って山道を分入って行く。タクシーだったらかなりの金額行っちゃいそうだ。
場所的には秋山温泉に近い所に東尾垂の湯はある。アスファルトの照り反りがジリジリと鬱陶しい。普通ならこんな酷暑に温泉なんてピンと来ないかもしれないが、汗だくの身体を洗ってスッキリするだけでも有意義だ。

入館料は4時間まで880円でタオル類はレンタルのみ。泉質はアルカリ性のナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉でph値が9.9もある。肝心の温度はちょっと熱めだ。ぬる湯の期待は残念ながら妄想で終わった。ぬる湯しか駄目な〇ベー君は露天をリタイア、辛うじて内湯はギリセーフだったようだ。露天の縁台で湯上りの半寝落ちがとても気持ち良かった。都会では暑苦しく感じるセミの鳴き声もここでは妙に心地よく聞こえる。
湯上りに「安心して下さい!穿いてませんよ」と期間限定の流行りネタで締めて、食事処で何か食べて行く事にした。藤野駅行き送迎バスの発車時刻を逆算すると結構タイトだ。手っ取り早くうどんと焼きおにぎりを注文。

完食したのが発車10分前と慌ただしい。食後の一服もカットして定刻通りに来たバスに乗って無事本日のミッション完了。
藤野駅から再び普通列車に揺られ、高尾駅でタイミング良く特快に飛び乗って、そこから先は覚えていない。

目が覚めたのは新宿まであと1分程で着く頃だった。良かったよ目が覚めて。いつもと違って新宿終点じゃないからね(笑)
新宿駅で〇ベー君とは分かれ、池袋に戻ったら何か景色が違う。東口の駅前に何と屋根が出来てるぞ!

これは何なのだろう? PARCOの改装に伴った仮設だろうか?…。これが完成形だと雨や猛暑のギラギラを凌げるから助かるんだけどね。帰り際に伯爵でアイスコーヒーを所望してクールダウン、これにてマニアックな鉄旅は終了となった…。
コメント
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